岩手 北上市のピアノ教室「カンタービレ」 ♪音楽で心と生活に潤いを♪ 北上駅前です。 

お子様から一般の方まで。生徒さんの個性と目的にあわせて楽しくレッスン♪ピアノ教室と講師(&主婦)の音楽身辺ブログ。

練習しないで上達する? 「うたとピアノの絵本」&「ピアノランド」著者の本

2009-09-27 | ピアノ指導
連休中に読んだ、今人気の教本の著者によるピアノ指導の本。1冊は呉暁先生の「練習しないで上達する導入期のピアノ指導」。
♪「ピアノは遊びのひとつ」♪「練習しなくてもレッスンに来なさい」と言ってあげる。♪「うまくなることよりも楽しむこと」
ほんとそうなのに、つい勉強モードでレッスンしてしまっていることがあり、反省。ミクロコスモスやロジェ教本に進む方法も参考になりました。

もう一冊は樹原涼子先生の「ピアノを教えるってこと、習うってこと」。「心をつなぐカウンセリングレッスン」の章が印象に残りました。
青木先生の「コーチングレッスン」と似ています。

両先生ともピアノを弾きはじめる年齢については、手や体の大きさや力から考えて5.6歳あたりからとの考え。私も4歳児がグランドピアノを弾くのはかなり大変と思っていたところでした。
まずは音楽を楽しむ心を育てることですね。
教える方にとっては導入期が一番難しい。今は小さな楽器店でも、20種類くらいの導入・初級教本が置いてあるので、どれにしようか悩みます。そして、カラフルで楽しそう。母の使ったグレーっぽい挿絵ゼロのバイエルで習った私としてはうらやましい。教本といえば「バイエル」か「メトードローズ」しかなく、「楽しくレッスン」いう考えも普及していなかった時代でした。

新しい導入教本も、絵や楽譜がきれいで見やすいけど、左手が単調、ハ長調ばっかり、価格が高め。内容はおもしろいけど、字や譜面がかなり小さい、楽典要素を省いているため教師が自分で補足しなければならない、系統制にやや欠ける、伴奏ソフトやその再生機械が高価など「帯に短し、たすきに長し」です。これだけやっていればいいという完璧な教本はありません。
それぞれを組み合わせながら「いいとこ取り」できたらなと思います。


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