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とうめん博士 著「 アインシュタインほか “天才”物理学者が教える、人生、宇宙、音楽🎵」:人生を変える‼️「物理」的方法

アインシュタイン直系の弟子・とうめん博士 の ブログです
⚠️‼️写真は、ピアノを弾いている アインシュタイン博士

2017年ノーベル物理学賞は、一般相対論に関連

2017年01月11日 22時30分36秒 | 日記
(投稿:2017年10月9日。)

ノーベル物理学賞(2017年)は、
🌕R.ワイス(ドイツ・ユダヤ系アメリカ人。1932〜)、
🌕B.バリッシュ(ポーランド・ユダヤ系アメリカ人。1936〜)、
🌕K.ソーン(イングランド系アメリカ人。1940〜)、
の3人が受賞されました。授賞理由は、
「 LIGO検出器への決定的貢献と、重力波の観測 」 に対して。

 LIGO(ライゴ: Laser ℹ︎nterferometer Gravitational-wave Observatory: レーザー干渉計重力波観測所 )とは、「重力波」検出のための大規模な実験施設のことです。( ↓↓ LIGOの上空からの写真(アメリカのルイジアナ州)。)
( ↓↓ LIGOの概念図。)
 アインシュタインは、自ら創始した一般相対性理論にもとづき、1916年に「重力波」の存在を予言しました。
 それから100年後の2016年に、上記3人らによる「重力波」の観測成功が発表され、アインシュタインの予言は正しかったことが判明しました。

 このように、100年後に理論の正しさが検証されたことからも、アインシュタインの予言の精確さは、まさに「超能力」的な「神わざ」と言われるべき驚異的なものです。

 上記の観測された「重力波」は、2個のブラックホールの合体(↓下図)から生じたものであり、
「 (ブラックホールなどが重力源であるような) 強い重力場における、一般相対性理論の検証」
という、大きな意義を持っています。
 なぜなら、これまでの一般相対性理論の検証は、弱い重力場における場合しか検証できなかったからです。
( 通常の「一般相対性理論」の教科書では、重力場方程式を、重力が弱い場合の線形近似をして解いた近似解としてのみ、重力波を扱っています。)
( ↓ 2個のブラックホールが重力波を発生させる現象の概念図 )

 さらに、上記の観測された「重力波」は、
「X線、可視光線、赤外線、マイクロ波、電波などに加えて、新たに、宇宙物理学における強力な観測手段を与えた」
という大きな意義も持っています。
 つまり、人類は、宇宙における現象に対して、新たな観測手段(重力波の観測)を、手にすることができたのです!!

以上














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