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ケム散布機『E-6』のミッションを探る ④

●GWENの機能の一つはELF通信システム

ジョン・コールマン博士が指摘した米軍のGWEN/OMEGAシステムのGWENは潜水艦を含む地上、航空機の相互通信システムであり、OMEGAはミサイル誘導システムである。これらが開発されたのは、博士の著述から推測すると、70年代には完成していたことになる。OMEGA航法システムはGPS航法システムにとって変わられたように、この数十年でGWENも改良(我々にとっては改悪)を加えられてきたことは容易に想像できる。

ELF(極極超長波)通信は1,000km~10,000kmにも及ぶ波長を持つ電波を送信するアンテナの開発が大きな課題であったことは間違いない。(全長1,000km~10,000kmのアンテナなど建設不可能)そこで、かの二コラ・テスラの理論を発展させ、おそらく大地(地球)自体をアンテナとすることでクリアしたのであろうか。また同時に極低周波(極極超長波)と高周波(一般通信の周波数)の同調発信方法も開発されたと思われる。

ELF(極極超長波)は水中、地中を問わぬ理想の通信システムを完成させるだけでなく、もう一つの恐ろしい側面をもっていた。それは電磁兵器としても使用できることである。米ソは冷戦時代から、核兵器に変わる未来兵器として様々な電磁兵器を開発していたことは、広く知られるところである。

低周波電磁兵器は、人間の思考のコントロール。細胞を破壊し癌などを発病させる。気象操作。通信システムの妨害と破壊。そして地震兵器などの機能を備えている。それは既に完成し、高周波を使用する電磁兵器と共に、進化した秘密システム体系の中に組み入れられているようである。HAARPはその体系の一角であろう。

GWEN(地上波緊急ネットワーク)はGWENタワー(送信所)として、アメリカ全土に200マイルおきに設置されているだけでなく、世界中に設置されている。そして日本とて例外ではないようだ。GWENについては「四つの目で世の中を考える」のサイトで詳細に紹介されているので、次のページと過去記事でお探しいただきたい。

★四つの目で世の中を考える「GWENタワーによるトータル・コントロール」
http://310inkyo.jugem.jp/?eid=630


●ELF通信システムを搭載するE-6?

話をE-6に戻そう。前にも述べたが、この軍用機は空飛ぶ作戦司令部とも言うべき、最新通信システムの塊である。この飛行機には操縦席と昇降ドア以外に窓がない。この理由は核爆発の際に発生する強烈な電磁パルスから通信機材と乗員を保護するためとされている。おそらく機体の外壁と内壁の間には断熱材以外に、電磁波を遮断する素材がたっぷりと詰められていることであろう。そのような機内の環境は、余計な電波ノイズを拾いにくく、電波のテストやデータ収集には最適な環境といえるのだ。

通信指指揮機であるから、当然ながらELF通信システムも搭載している。少しばかり改造を加えれば、ELF電波の受信・データ収集にはまさに最適の飛行機である。さらに収集されたデータを通信衛星を通じて、陸、海、空軍あるいはペンタゴンのスパコンへと高速通信で伝送することは、最も得意とするところであろう。

E-6は他のB-707ベースの軍用機に比べてジェットエンジンが大きいのも特徴のひとつである。これは飛行性能を高めるというよりは、発電能力を高めるために採用されたと見る方が正しい。搭載される電子機器は多くの電力を必要とする。従ってE-6には将来のシステムアップも考慮した大容量の発電機が装備されているのである。従来の通信システム以外に、様々な実験・解析装置を搭載することも、一般の旅客機や輸送機などと比べて極めて容易と考えられるのである。


続く

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