ニコニコさんのスタジオがある新世界のど真ん中に
そびえ立っている通天閣の地下で、
なんとも奇妙なお化け屋敷が出来ました。
その名は「死ん世界 お化け屋敷」
新世界にひっかけて「死ん世界」!
このお化け屋敷のコンセプトは
通天閣地下劇場の閉鎖を惜しむ人々の声が
怨霊となって住み着き、「黄泉(よみ)の世界」が出現
来場者がお札で封印し、大阪を守るという設定。
因みに、「黄泉」とは、漢語で地下の泉を意味し、それが転じて
地下の死者の世界を意味する。
通天閣の地下劇場を今まで利用してきた人々を
この様に怨霊として扱い、太平洋戦争で、焼け野原になって
多くの人々が亡くなった新世界の土地を黄泉の世界と称し
その怨念を封印するという発想には驚かざるをえません!
通天閣にある、幸福を呼ぶと言われる「ビリケンさん」もこんな事に。
幸福の神様がご臨終。
しゃれのつもりか知らないですが
新世界の町をこの様な形で使われる事に対して
新世界の商店会の常識のあるメンバーや、新世界地域に
住んでいる人達からは、新世界のイメージダウンになる様な
「こんなポスターはやめてくれ」との声が上がっています。
この様なポスターを作るイベンターに
通天閣が何故クレームを言わないのか、
何故、ビリケンさんにも三角頭巾を付けさせてまで協力するのか
不思議です。儲けの為なら何でもありということでしょうか。
又、地域の商店会の役員や、会長さんが、この様なものに
反対運動をしないのか分かりません。
昔の怖い新世界から、やっと安心、安全な新世界に
生まれ変わろうとして皆が努力している新世界にとって
将来の新世界の衰退をイメージさせるようなこのイベントのポスターや
ネーミングには、誠に迷惑しています。
新世界の未来は、より楽しい町になっていると思います。
今の新世界は、明るくて、楽しい町です。
早くこの様な地域を侮辱する様なイベントは
一日も早く終わってくれる事を祈るばかりです。
この記事を見られた方々の感想コメントを是非お寄せ下さい。
死という字・事態、縁起でもない
おばけ屋敷でいいんじゃないの
通天閣下のお化け屋敷の入り口に貼っていたポスターは剥がされましたよ。
只、地下鉄の中釣り広告はそのまま出されています。