新世界 ニコニコさん

元 新世界の写真屋「ニコニコさん」の思いつくままのひとり言を発信しています。

今日は和歌山へ

2009年04月12日 19時23分13秒 | Weblog
今日は、店を臨時休業して、和歌山の親戚の法事に行ってきました。

初夏を思わせるような天気で、木陰に入ると涼しくて気持ちの良い日和でした。

何時もは自家用車で行くのですが、今日は妹夫婦と電車で行くことに。

目的地は、南海電車の橋本駅から車で15分位の所で、駅前からタクシーに
乗って行ったのですが、何と、タクシー料金が3600円!!

最近タクシーに乗った事がなかったので、本当にびっくりしました。
不景気になるとタクシーの料金にも驚いてしまいます。

バブルの頃、大阪の繁華街の南(難波から心斎橋にかけての地域)で、
クラブで呑んで3万円払い、はしご先のスナックで1万円払い、
おまけに、タクシーで14000円かけて自宅に帰っていた頃を思うと、
感慨深いものがあります。

まぁ、あの頃は異常だったので、今の日本の状態が本来の事だと思います。
不景気と言っても、戦後の時代に比べて、もっと贅沢をしているのです。
では、なぜ不景気だと国民は感じてしいるのでしょうか。
それは、将来に向かっての希望が見えないからだと思います。

ニコニコさんは、終戦の年1945年(昭和20年)に生れたのですが、
小学生の頃は、食べるものも満足に無く、玉子焼きが一番のご馳走でした。
遊びも、近所の友達と、男子はカン蹴りや鬼ごっこ、女子はお手玉や
ゴム飛び等で、近所に1~2台あったテレビで力道山のプロレスを見たり
毎週の様に封切られる東映の時代劇を見るのが唯一の娯楽でした。
今のように、お金のかかるゲームセンター遊びやファミコンなどが無かった
時代で、ましてや、一家に1台あるのが当然のような自家用車なんかは
有りませんでした。

しかし、国民はその生活で満足していました。
なぜなら、先の希望が見えていたからです。
真面目に働けば、日々の生活がそれだけの分、豊かになっていったのです。

今の日本にそれは有りません。
国会議員も、自分の議席確保だけを考えた行動をしています。
総理大臣も、選挙目的の、目先の経済浮揚対策しか考えていません。

生意気な事は言えませんが、国を引っ張っていく者は、
もっと大局的なものの考えを持ち、国民が将来に対する希望を
持てるような政策を示す事が、一番大切だと思います。

ニコニコさんのこの様な考えについて、皆さんはどうお思いでしょうか?





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