新世界 ニコニコさん

元 新世界の写真屋「ニコニコさん」の思いつくままのひとり言を発信しています。

【大津絵】作家 高橋松山先生に会いに行きました

2010年09月03日 14時38分13秒 | Weblog

滋賀県大津に江戸時代から伝わる【大津絵】の作家
「四代目 高橋松山先生」に合いに行きました。

現在、高橋松山先生の工房「大津絵の店」は大津市三井寺町にあります。

昔何軒もあった大津絵の店は、ここ1件になっています。
 

 何故?松山先生に会いに行ったかと言いますと
今から13年前、写真業界の作家団体「関西写真家連合協会」の大会が
大津の「旅亭 紅葉」で開催された時のゲスト講師として
高橋松山先生が来られ、大津絵のパフォーマンスをされました。

 

 

         

          

この大会で松山先生が描かれた畳1枚程の大きさの大津絵は、
次回大会の作品コンテストで金賞を獲得した者に副賞として
渡される事になっていました。

次の年の大会


何と!ニコニコさんが金賞を獲得したのです!


ニコニコさんの金賞作品


そこで、松山先生の大津絵はニコニコさんが戴く事になりました。
松山先生65歳頃の一番勢いのある時の作品です。


実は、ニコニコさんの定休日に、大津に在住の二男の
転居物件の下見に付き添う目的で大津に行ったのですが、
時間があったら、
是非松山先生の店に行こうと思っていました。


               

実際にお店に入っていったのですが、案内の女性一人が出てこられたので、
事情を伝えて、「松山先生はまだお元気でしょうか?」と尋ねながら
お店の奥の間をみると、それらしき白髪の男の方が見え
案内の女性がその男の人に何やら伝えると、男の方が出てこられました。
正に高橋松山先生でした。

ニコニコさんが先生に事情をお話すると、おぼろげながらに
「そんな事がありましたかねえ」とおっしゃられたので
「先生の、その時の作品を今でも大切に持っています 
記念に写真を1枚撮らせていただいてもよろしいでしょうか」とお願いすると、
「あぁ、いいですよ」と写真に収まって頂きました。

二男の撮影(かなり緊張しての撮影でした)

孫達と皆で食事に


         

           

楽しい1日になりました。
ところで、松山先生の作品は大きくても半切サイズほどで
ニコニコさんの大津絵は畳1枚程の大きなサイズなので
「なんでも鑑定団」に出してみましょうかね?

コメント (2)
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