いちご壱円。 ~ひょんな出会いを大切に~

睡眠改善インストラクター「フランスベッド専門販売店こみち」起業奮闘記。

「徳」

2006年10月26日 | ニッキ。
20年以上前、
ボクのお爺ちゃんはこの世に別れを告げた。


今回は「父の父」のおじいちゃんの話。


ボクにとってそのおじいちゃんは
地理的に離れてること、
物心つく前に亡くなってしまったこともあり
母方の父に比べると
思い出が少ない。


祖父の名は

「石太郎」。

なんて無骨で不器用な名前だ。

そんな祖父だったが
今日、突然違う形となって
姿を現した。


うちのおかんは嬉しいことがあると
必ず家族全員に話す。

だから
皆が別々に帰ってきても
何回も同じことを喋る。

ボクが最初に家に帰ってきた。
ということは
あとは姉と父にそのことを話すわけで
あと二回はこの話を聞く。

その話とは、こんな感じ。


今日、大阪にいる祖母(父の母)のもとを
ある人物が訪れたそうな。

その人物とは、祖母の兄。

年齢は90歳を超えると思われる。

祖母の兄は右手に100万円を持って
妹(祖母)の前に現れたそうな。

そして

「俺の人生も、もう長くは無い。
 石太郎君には生前、非常にお世話になった。
 俺がこのまま死んだら
 遺産は俺の妻の側に渡ってしまうだろう。
 だから今日、ここに100万円をもってきた。
 これは感謝の気持ちだ。
 どうかこの100万円を
 君たちの子供たちとわけあってくれ」

そう言って
ポンと100万円を置いて
去っていったそうだ。

祖母はこのお金を5人いる子供達、
つまりボクのオヤジ達にわけることにしたそうだ。

我が家はお金に対して執着心が全くない。

変なもらい方するくらいなら
もらわない方がいい。

だけど、
そのお爺さん(祖母の兄)の気持ちが
孫としても本当に嬉しい。

20年以上前に生きていた祖父の生きてきた証。

祖父の性格とかは全然知らないけれど、
そこには確実に
祖父を慕う人がいて・・・

人間、誰でも亡くなってしまうもの。

でも
この世を去ってからも
誰かの心に感謝の気持ちが残り、
その人が最期を想う時に
思い浮かべてもらえるような人生が送れたら
どんなに素晴らしいことか。

ふとしたことで
祖父の「人徳」を垣間見れた出来事だった。

そんな祖父が
息子である
ボクの父につけた名前は

「“徳”次」。


徳を大切にしろよ、との思いがあったのだろう。


20年以上経った今
祖父は
父に対して、ボクに対して、
人間のあるべき生き様を教えてくれたようだった。

ありまー。

2006年10月25日 | 家族。
30歳になる日を目の前に控えつつ
まだ結婚相手のみつからない
娘をもつ おかん。

そろそろ焦ってきたのだろうか。

我が家ではタブーとなっていた
「男と女」ネタを
連発するようになってきた。

おかん 「しんのすけ、誰かお姉ちゃんに
     良い人はいないかねぇ・・・・・・

そんな声が聞こえると
姉の眉間にシワが寄る・・・

姉「うっさい


こ、こわっ・・・

あたいは震える・・・


そんなとき、おかんが彼の名前を出した。


おかん「有馬君なんてどう


おかんお気に入りの
アナウンサーを辞めてアメフトの道を目指した
有馬隼人さん
のことを指してるんだけど・・・


おかん「ほら、しんのすけ、有馬さんのブログに書きこみとかして、
    なんとかおねーちゃんと有馬さんをくっつけてよ


・・・いやいや

ありえないし、
そんなこと言ったら またお姉ぇが怒るよ・・・


・・したら


お姉ぇ「有馬君を嫌いな人なんているわけないでしょっ」


えっ


お姉ぇが心を開いた瞬間だった


その反応に驚き、調子にのったおかん。

おかんは
色んな道で可能性を求めているようで
こんな夢物語をしてきた。

(姉の会社には巨人(ジャイアンツ)のとあるピッチャーの従兄弟が
 勤めているらしい)

おかん「ほら、おねーちゃんの会社に巨人のあのピッチャーの従兄弟
    いるじゃん。
    そこからさ、(ヤンキースの)松井とうまく結ばれないかね


・・・


・・・どんだけ「わらしべ長者」目指してんだよ

どうやら おかんは巨人のピッチャーじゃなくて
松井じゃないとダメらしい

なんと贅沢な・・・

ボクにとっては
姉が家を出て行くのも正直さみしくもあるし、
義兄はナイスガイじゃないと嫌なので
今のまんまで良いとか思ってるんだけどね。


母とばあやとおとんにとっては
今が大事な時期で
妄想が始まる時期でもあるらしい・・・

あぁ・・・
ブログ書いてる今も
おやじが妄想を語って、姉に怒られてるよ・・

「失われた一時間」

2006年10月24日 | ニッキ。
先日、すごく不思議な体験をした・・・。

もうこんな出来事はめったに味わえないだろう。


ボクの出社時間は9時。

朝6時過ぎには起きて
8時半には会社に着くのがボクの日常。


その日常に異常が起きた。


~6:00~
いつも通り目覚まし時計で
目を覚ました あたい。

うん、死ぬほど気持ち良いベッドでの
目覚めは最高だ。

1階の居間へ。

おかんがコトコト料理を作り、
オヤジは髪をきっかり七三分けにし、
姉は寝ぼけた状態で、いつものようにオバケのようだ。

うん、いつも通りの光景


「当たり前の日常は、幸せなことだ」と誰かが言ってたな。
うん、その通りだ。

ありがとう。


~同:48~
いつも通り、満員電車に揺られて会社へ。
すし詰め状態にされた あたいは 
まるで ねぎとろの、とろ。

満員電車の後はさすがに
グッタリとするもんで、軽く目が死んでしまう

~8:25~
JRに乗り込む。

・・・ん
こっちの電車は珍しく乗客が少ないようで
座席に座れた。
高校生が休みだったりしたのかな?
まぁ、いいや。
快適快適

~8:35~
会社最寄駅・着。

・・・ん
やっぱり今日、世間は休みなのかな
歩いてる人が
いつもより少ないな。
まぁ、いいや
なんか今日の朝は体の調子が良い気がする

~8:40~
会社着。

あたい「おはようございま~す


・・・・


あれ?所長が先に(会社に)来てる

(注:いつもはボクの方が所長より先に来てるのね)


ま、いいや


あたい「おはようございま~す


その時、事件は起きた。


いや、正確に言うと
事件は1時間以上前から、起きていた。


所長「早いね~


あたい「今日、なんかあったんですか街が静かでしたよ


所長、顔が豹変。


所長「どうしたんだよ、連絡もしないで


あたい「え


所長「こんな時間になるまで連絡もしないで・・・」


所長の顔には心配そうな表情と、
ちょっと怒りの表情がまじっていた。


突然の所長からの問いかけに、
思考回路、ストップ。


・・・・・・


・・・・・・


・・・・・・



はて・・・


こんな時間
いつも通りでしょ
また からかってるのかな


・・・・


時計を見てみた・・・・



・・・・・・











パニック状態。


血の気が引いた。


いや、


血の気が引いたなら、まだいい。



血が溢れかえりそうになった。


自分の顔が火山かというくらい、
一気に真っ赤になった

普段でさえ、
赤面症のボク。

夢?夢なのか?なんだ、この現実?????


パニックは容易には落ち着いてくれなかった。


そう、
時計は会社始業時刻の9時を大幅に
過ぎ、
針は
「9:40」を指していたのだ。


・・・・

理解できない現実と、
理解しなきゃいけない現実・・・。

顔真っ赤にしながら
所長に謝りつつ、今日の自分を振り返ってみた。


わからない。
どうやったって
何がどうしたら一時間近くも遅刻したのか。
理解不可能。


でも、一つだけわかっていることは

ボクは遅刻したという現実。

ショックだった。


そして、その時
点と点が線になった。

~点①~
朝、普段の朝なら八時前には家を
出るのに
テレビに小倉さんがいた。
そう、8時からフジテレビで放送される「得ダネ」・・・。

よく考えればおかしいこの光景を
ボクは疑うことなく受け入れていた。

~点②~
朝、普段の朝に乗っている急行の時間が変わっていた。
いつもは「49分の急行」だけど
今日は「48分の急行」だった。
ダイヤが改正されたのかと思っていた。
現実は、一時間違うわけだから
ダイヤが変わっていたわけじゃなく、
それぞれ「7:49急行」「8:48急行」だったわけだ。

いつもの電車と同じように満員だったらから
この現実も、自然と受け入れていた。

~点③~
JRで座れた。
これはちょっとおかしかった。
普段は満員じゃなくとも、
座れることはなかった。
ここで疑問になった。

~点④~
街に人が少なかった。

そりゃそうだ。
一時間も遅れてれば
通行人も少ないわ・・・


この点と点が線になって、
自分の遅刻という現実を理解。
で、
最後の原因究明にかかる。

ショックと不思議さを抱えたまま家に帰り、
振り返ってみた。

6:00 起床。

同:05 ソファーでのんびり目をつぶる。

同:40 ソファーから動き出す。


・・・・


・・・・


ちょ、ちょっと待ったぁぁぁぁ


あの時の自分、ちょっとまったぁぁぁぁ


全て、全て理解したアルよ

今でも信じられないんだけど・・・

きっと・・・


ほんのちょっと目をつぶっていたつもりだった自分・・・

6:05~同:40 ソファーで目をつぶる

じゃなくて、

6:05~7:40 ソファーで目をつぶる。爆睡。

だったんだ・・・

そうとしか考えられない・・・


35分間だけ目を閉じていたつもりが、
きっちりと
1時間35分、爆睡していたようだ・・・

まるで浦島太郎・・・。

二度寝から目覚めてからも
何の疑いもなく
時計の長針ばかりみていた
おろかなあたい・・・


はずかしかった・・・
申し訳なかった・・・


不幸中の幸い(?)、
その日は朝に大事なアポや行事があったわけではなく、
そこまで他の方に迷惑をかけることがなかったという
ことだけが救いだった。


所長はボクのあの
現実を理解した瞬間の表情が相当ハマったらしく、
ニヤニヤ笑い続けていた

・・申し訳ない・・・

その後も所長は

「時差ボケしんちゃん」と あだ名をつけ始めたりと

からかってくれたのだけれど
今回ばかりは相当のショックであった。

それからというもの、
朝起きるのが怖い。
大げさに言えば、
「トラウマ」

この時間は、本当にあってるのか!?

そう思っちゃうようになった。


いやぁ・・ほんと、恐怖体験であった・・・

鼻と口の不思議な関係。

2006年10月24日 | ニッキ。
男の子の秘密。


クイズ!!


トイレで
男性の多くが
やっちゃうことってなぁ~んだ!?



・・・



答え!!



小便器に向かってツバを吐く



なんでだろ?
観察してるとね、結構皆ツバ吐いてるのよ。

それを見ているボクまで
つられてツバをトローンってやっちゃうの

勿論、小便器へ的は外さないようにするのが
最低限のマナーなのさっ。

でね、考えてみたの。


なんでツバ吐きたくなるんだろ???


そんなくっだらないことを考えてるときに
テレビに出ていた
芸人「ほっしゃん。」

あの、うどんを鼻から口へと
通してるお方ね。

それを見たとき・・・


コレだっ!!

わかったぞぉぉぉぉ


となったわけさ。


そう、


鼻と口はつながっている。



つまり、
トイレのニオイが口の中に入ってくるのだ。


そういえば
朝ごはんが口に入ったまんま
トイレに入ると
すっごい嫌な感じがしたっけな。

そういうことか。

きったない話、
いや、ほんと申し訳ないんだけど
カレーを口の中に入れながら
トイレ入ったら
もう、
それはそれは大変なことになるんだろうな・・・


・・・

書いてて下品な内容に自己嫌悪に陥り、
ここらへんでやめときます

不快な方いらっしゃいましたら
すんまへん

女子高生と、ミニスカート。

2006年10月19日 | ニッキ。
昨日、
10月18日は「ミニスカートの日」だったそうな。

へぇ~。


てなことで
普段思ってることを書こうかな。



「サザエさん症候群」


って知ってる?


日曜日の夕方に「サザエさん」を観ていると

「うわぁ~、これで休みもおわりかぁ」って

憂鬱になる、っていう、アレね。


社会人が「サザエさん症候群」になるなら

今の女子高生は・・・

「ワカメちゃん症候群」

になってるんではないかと思うのよ、
おっちゃんとしては。

スカートがさ、ほら、短すぎやろ、と。

「ワカメちゃんかよっ」と。


いや、僕だって男だからさ、
嫌いじゃないんだよ、短いのは、きっと。うん。

でもさ、極端、というかさ・・

脚とスカートにもバランスが大切というか、


そこには「黄金比」っていうのもあるのではないかと思うのよ。



でさ、
「サザエさん」に出てくるワカメちゃんは
見えちゃうパンツも気にせず
元気いっぱいじゃん。
もちろん、そのスカートの短さは
健康的()というか
いやらしさを感じさせない、というか・・・。

この前も母校の近くを通ったら
後輩となる
その高校の女の子のスカートが短くてさ、
つい車に乗ってても目がいっちゃうわけ。

しゃーないやん。

だって・・・
涙が出ちゃう。
男の子だもん。  ・・・

でね、見えたんだよ。

スカートの中から・・・


「アレ」が・・・。



そう・・・・


チラリと見える、アレ・・・



母校の だっさい水色の体育パンツが


母校の体操着は今でこそ愛着あるんだけど
客観的に見たら だっさいの。

昔のサッカー選手が穿いてたような
短い短パンなの。

それが見える、ってさ・・

どんだけ短いスカートやねん、ってなこった。


あぁ、後輩よ・・・


おっちゃんくさい言い方をすれば
昨今の女子高生は
そういう傾向が強いわけでさ、
男はいいよ、

「あぁ、最近の若い娘はスカートが短いなぁ」

とか言ってればいいんだから


男はどうしたって
何らかのリアクションとっちゃうじゃん。
でも
女の子は大変だよね。

女子高生とかだったら気にしないだろうけど、
昔は女子高生だった人ってさ、
やっぱり経験を積み重ねて大人になって
彼女らを見ていると
良くも悪くも
「若いなぁ・・・」と思うんだろうね。
でもそれを表にも出せないし、
見てないフリしなきゃいけないし、
見えても嬉しくないし、みたいな。


ここでおっちゃんの一句。


隠すなら 短くするな 女子高生


ほら、階段でスカートをカバンとかを
後ろにもって
「見んじゃねぇオーラ」タップリにするじゃん。

隠すなら短くしなきゃいいのに。
長けりゃ隠す必要ないで。

でさ。

そんなとき
男だけじゃなく
オトナな女性もひそかに思うんだろうね。


誰もお前のなんかみたくねぇよ、って。


こんなこと書いてる時点で
相当なおっさんなんだよね、ボクも


そんなオッサンがこの前見た不思議な光景があったんだよ。


あ、ここが今回のクライマックスね。


女子高生が前を歩いてたんだよ。
で、そこに階段がありました。

案の定、その女子高生は
短くしたスカートを手でおさえてたんだよね。

それを見たあたい・・・


・・・・


・・・・



おい・・・



この階段、下りだぞ・・・・・・



その女子高生・・・

下りなのに、
前ではなく後ろ側のスカートを必死に隠していたんだよね
・・・・


どないこっちゃねん


安心してくれ。

誰も見ないよ。

というか・・

どこからも見られないよ

松茸ぶる。

2006年10月12日 | 家族。
田舎から素敵なプレゼントが届いた


て、天下の・・・




マツタケ



広島県にある、なんとか村にある
ばあやの妹さんからのプレゼント。

自然豊かな土地だから
毎年 山で取れるそうで、
よく送ってきてくれる。

ただ
今年は収穫量が少なかったみたいで
「ごめんねー」とコメントをつけてきた。

実際には
人の土地に他人が入り込んでマツタケをとっていき、
「菌」を残してくれないから
マツタケは減ってしまったそうな・・・

そんなこんなで

今夜の食卓にはマツタケが並んだ


おかん「できたわよー


さすがに
おかんのテンションも高い


マツタケは

エキスたっぷり「おすまし」

素材の良さを生かす為に
ホイールで蒸された「まんまマツタケ」(勝手に命名・・)
へと姿を変えた。


「メインは最後にとっておく派」のボク、
先に おすましの方を食す。


ぱくっ。


・・・


う、うみゃ~~~~


さすがや。
この歯ごたえ、香り。

あんたはキングや。

マツタケのおすましを堪能し、
じゃ、
メインの「まんまマツタケ」へ手が伸びる。

ホイールをあけてみる。

パカッ。


湯気がほわわわ~ん。

香りがほわわわ~ん。

う~ん、香りだけで満足

そうそう、この香り。
これがマツタケの魅力だよね~・・


じゃ、いただきます


ぱくっ。


そうそう・・・


そうそう・・・


この香り、この食感・・・・・・・


・・・・・






あれ!?あれれ!?


おかしい・・・


ボクの知ってるマツタケの香りじゃない・・・


これって・・・まさか・・・



あたい「おか~ん


台所にいるおかんを
呼んでみた。


おかんは非常に意味を含んだ笑顔でやってきた。


こんな笑顔↓↓↓




その笑顔で
全てを察知した。


あたい「あか~ん」


・・・


そう・・・
ボクが
「まんまマツタケ」だと思っていたモノは
 

・・・


中身は「エリンギ」の・・・


「なんちゃってマツタケ」だったのである



今回頂いたマツタケは
3本だったので
それを5人でわけると・・・
そりゃ一人当たりのマツタケ様は少なくなるわけで
当たり前と言ったら当たり前なんだけどね・・


で、おかんは
そのホイールに
ほんのちょっとマツタケを入れて
あとはたっぷりエリンギを入れてたの


どうやら
おかんとしては
マツタケ気分を味わって欲しかったらしく、
あわよくば
マツタケと勘違いしてもらえれば良かったみたい


えぇ、そりゃ勘違いしてたよ、うん。

ホイールの中に入っているであろう
うまそうなマツタケを想像して
ヨダレたらしてたよ。


でもね・・・


開けたらさすがにわかるよ・・・


コーラと思って飲んだら
コーヒーだった、みたいな経験ってない?

脳でコーラを飲む準備してるから
入ってきたコーヒーの味にパニック起こすんだよね。


あれと同じでさ・・・


マツタケかと思って食べたらエリンギ・・・


頭の中が


こんな状態になってもーたわ。

エリンギは好きだよ。
あの食感、好きだから。

エリンギかと思って食べたらマツタケだった、
なら
きっとパニックにはならなかったんだろうね・・・

外見はソックリだし、食感もソックリ。
違うのは香り。


ホイールの中で混浴となった
マツタケとエリンギ。

ニオイもごっちゃになって、
エリンギの味もよくわからん・・・。

そんな感じで
マツタケとエリンギを堪能した。

あとから帰ってきた

おとん と おねぇのリアクションもなかなかに素敵だった。

そんなボクは

マツタケをそんなに好きではないお姉ぇに甘え、
ちゃっかり
マツタケにーさんを食べさせてもらったのであった。

持つべきものは

マツタケ嫌いの姉だな

・・・なぁ~んて言ったら怒られるだろうか・・


遠くにいる田舎のばぁさま、
ごちそうさまでした。

非常においしゅぅございました。

世界遺産と、観光地。 ~屋久島と知床~

2006年10月12日 | 
「世界遺産」と「観光地」。

違うようで、結局同じになってしまう
この2つ。

観光地が世界遺産に指定されるのは難しいけれど、
世界遺産に指定された地域が観光地になることは、ありえる。

手付かずの自然が評価され
世界遺産に認定される。
その結果、
多くの人が訪れ
手付かずのはずの自然に
手が加わってしまう・・。


ボクも結局、世界遺産を訪れた一人で、
屋久島と知床を経験した。


「観光地」が嫌いなボク。

作られた感動、
作られた景色、
そういったものが嫌い。

「自然」が一番。

だから泊まる宿だって
極力
汚くて、苦労するような宿を選ぶ。

「自然」が魅力の土地に来て、
キレイにされた
宿にとまってどうする!?


そういう気持ちがあるから
テレビで
タレントが屋久島や知床を訪れる番組があると
毎回テレビに向かって吠える。


「んがぁ


キレイな宿って、
完全に作られたものだよね。

汚ければ良いというわけでもないけどさ、
自然体だと思うんだよね。
宿も、人も。

自然を満喫しにきましたー、とか言って
夜は気持ちよいベッドで
おいしい料理を食べて、
大きな風呂に入って、
あわよくばプールでプカプカしちゃったり・・・

豪華さなんていらないんだよ。

屋久島だって
知床だって
そういう浮ついた感じがすごく似合わない土地だと思う。

屋久島や知床を紹介する番組で
きったない宿に泊まってるタレントっている?
そりゃキレイな宿を放送しなきゃいけない
モロモロの事情があるとは思うけどさ・・・。

地元で、特に屋久島において
その「キレイな宿」がどう思われているか・・

ここでいう「キレイな宿」というのは
すっごい資産で豪華につくったホテルのことをさしてるんだけど
そういうのって
昔からあったわけじゃないの。
どこかのお金目当てと思われる企業が
「お、屋久島いいね」みたいな感覚で
そういうホテル建てるの。
だから
昔からそこに住んでる人は戸惑うと思うよ。

でもそのホテル、企業の力のおかげで
バスが通ったり、そこで働き口が見つかったり、と
すごく微妙な感じなのね。

リゾートを楽しみたい人は
リゾート地にいけばいい。

屋久島も知床も、残念ながらそういうところじゃないの。

これからのテレビ番組も
今後は
表面上のことを放送しないでほしいな。

自然を楽しみたければ
それなりの覚悟をもって
自然な心で楽しんで欲しいもんだ

・・て、えらそうなことを言ってしまった。

堀江里沙さん。

2006年10月10日 | おすすめっ!!
ここ最近、
毎日聴いているCDがあります。

堀江里沙さんのCDアルバム「まごころ」


女優の宝積有香さんもブログで紹介してました


以前、宝積さんがの友達紹介で堀江さんを知り、
それ以来堀江さんのブログもチェックするように・・・


そしてついにCDアルバムを発売したということで
そっこーTSUTAYA で購入。

いやー、いいですね

曲ももちろんなんだけど
ブログを通して
堀江さんの音楽にたいする思いを知っただけに
この、

夢が叶ったピカピカ感

すっごい良い

きっと世界が輝いて見えるんだろうなぁ・・・

そして
偶然なのが・・・

ボクがいつも聴いてる
sola
ボーカル(というか友達なんだけど・・)と
生年月日が同じということ。


音楽ネタを話すのが苦手なボクにとって
唯一聴いていると断言できるのは、
このsolaと堀江さんだけ。



人間、初めに夢ありき。   (※スキープレイヤー三浦さんの言葉より)



夢に向かって走る姿は
カッコイイよね。


是非オススメのCDですっ

箱入りムスメと、ゴキブリ注意。

2006年10月09日 | 家族。
とある朝の出来事・・・。

眠い目をこすりながら
居のドアをあけた 
あたいの目に
理解不能なモノが目に飛び込んできた。


床には・・・



「ゴキブリ注意」



の置き手紙が・・・。

そして、その隣には

「ゴキジェット」(?)が置かれてあり、

さらにその隣には・・・

ゴキブリの死体が・・・(X_X)



床にほったらかしにしておいて
「ゴキブリ注意」て・・・。

もう、ね、朝っぱらから
ビックリしたわ。


犯人は、姉・・・。


あとで事情を聞いてみると
こんなことだったらしい。


夜更かししていた姉。

同居人ゴキゴキと遭遇。

姉、軽く絶叫。

ゴキジェットを片手に
ゴキゴキの息の根をとめる。

しかし。

気がついた。

処理が出来ない。
さわれない。

そう、姉は典型的な「箱入りムスメ」。

能天気な姉は思いついた。

そうだ、注意書きをしておこう。

「ゴキブリ注意」

これだけ大きく書いておけば
明日の朝、
誰かが起きてきても
気がついて
ゴキブリを踏むことはないだろう。

うん、我ながらナイスアイディア。

じゃ、おやすみ。


・・・みたいな。
そんな感じ。


それを聞いた おかんは
ケラケラ笑いっぱなし。

もう、ずーっとニマニマして、
しまいには
写真でその「現場」を
パシャパシャ撮影しはじめてんの。

おいおい・・・。

おかんの場合は
えげつないから
ゴキブリをモロに写してんのよ・・・。

いきつけの写真屋さんだって
現像するときにビックリするだろ・・・。

しかも写真だけならまだしもさ、
それを携帯で撮影して
友達にまで送る始末・・・。

どんな家族やねん。

で、
結局その
注意を促されてしまったゴキブリさんは
手でつかむことだって
出来てしまう
我が家の ばあやによって
処理されたのであった。


めでたしめでたし。


ちなみに
姉と同様に、
自称「箱入りムスコ」であるボクは
朝 あの現場を見た瞬間
ソファーに飛び乗り、
半身でそれを眺め、
ばあやの助けを待っていたのであった。


とんだ おぼっちゃまだ。

赤沢温泉と、おとんと入浴。

2006年10月05日 | 家族。
「あいたたた・・・


最近、おかんが背中を痛がるようになった。

寒い時期になると
何故だか眠れないくらい痛くなるらしく、
背中やら腰やらをさすっている。

ボクがおっさんになったのと同じように、
おかんも歳を重ねている。

いつも丈夫で、眠くたって
娘が帰るまで寝ずに待っていた おかん。

体が痛い、なんて言うのだってすごく珍しい。


「おかん、早く寝なさい・・」


そんなことしか言えない自分がもどかしい。


そんなわけで
思い立った。



「そうだ、温泉、行こう」



これでボクは二週連続で温泉・・・


平日休みのオヤジも乗っけて、
両親とボクの三人、温泉日帰り旅行へ。


向かった先は
おかんがいつも

「あんたにも教えてあげたいわ」

と言っていた

赤沢温泉

へ。


HPで見ていた通り、すごく景色の良い温泉。

日帰りだったんだけど
ここは泊まることも出来る。

さて。

この温泉旅行、一つのドキドキがあった。



それは・・・




オヤジとの入浴・・・




これには本当に困った


いや、ほんと、28歳にもなるオッサンが
何を言ってるんだ、とか思うでしょ。

でもね、結構真剣にどうしようか焦る。

なんたってね、
物心ついてから
オヤジとお風呂に入ったことがない。

というか・・・

ほら、男の子って、
いや、
正確には女の子もなんだろうけどさ、
大きくなると
大事なところを守ろうとジャングルになるでしょ。

その大事な時期に
オヤジは単身赴任してたの。

だから
成長期に
木(?)が一本生えたのを知った僕が


「おかーん!!毛!!毛!!!生えた!!毛!!」


(あ、「毛」って言っちゃった・・


って、恥ずかしさを隠しつつ、興奮しつつ報告していた
時期を知らないの。

(単身赴任をしてまで家族を養ってくれたのはありがたいんだけど・・)

それからはさ、
やっぱり「毛」ってなんだか恥ずかしい存在になっていったの。

弟だって、
大きくなってオヤジと温泉にいったときは
わざと入浴時間を外したりしてたみたい。


ボクとオヤジの入浴と言えば
いつも語られることとして・・・


どうやら小さい頃のボク、
おとんと一緒に風呂に入っていたとき
なんと

緑色のウンチをしちゃった


らしいの


もう、なんてかわいいんだろ、昔のボクっ


とか言ってるけど

実際、現場はすごかったらしい。



オヤジ「ギャァ~~~~~( ̄▽ ̄;)!!!!!!!!」


おかんによると、
おとんは風呂場で絶叫したらしい。

幼き頃のボクはきっと
おやじの絶叫をよそに、
無邪気に笑ってたんだろうなぁ・・



小さいお風呂に
プカプカ浮かぶ、僕のウンチ。

青ざめて立ちすくむオヤジ。

その、問題のウンチをすくいあげるオカン。


そんな思い出話が
何かあるたびにオヤジが嬉しそうに語る。


さぁ、そんなオヤジとの入浴。

風呂に向かうまで、色々と考えた。

いざ、男湯に向かう際、
オヤジが「先に行ってて」と
トイレへ。

ん?
あれ?
もしかして・・・


オヤジも照れてるのか


ボクはオヤジのアレは見慣れてる。

小さい頃に見たことって心に残るでしょ。
だから
鮮明(?)に覚えてるの。

あれが「オトナ」ってやつかぁみたいな。


オヤジの予想外の時間差攻撃に意表をつかれ、
ここぞとばかりに
着替え、露天風呂へ。


「ちょっとやそっとの温泉じゃ、感動はしないよ


温泉通を気取って、おかんに宣言していたボク。

今回の温泉の目的は
おかんが僕にここを紹介したいから、
というけど
ボクにとってはおかんの背中の治療。

不覚にも・・・


ちょっと感動


絶景だった。
ほったらかし温泉と比較することもないけれど、
ここはここで、
キレイで絶景。

しばし景色を楽しみ、
ハッとするボク。

そろそろ
オヤジがやってくる!!

景色がいいから
そんなこと
ちっぽけなんだけどね。

それなりに楽しみながら
「ジャングル、木々を隠す方法」を
試行錯誤


「木」を股の間に入れてみた。


うん、隠れてる


ちっちゃいころ「女の子」って言いながら
遊んでいた頃を思い出す。

「女の子」のことなんて
これっぽっちも知らなかったくせに


そんな試行錯誤を楽しんでいると
遠くの場所で
オヤジが景色を見てたそがれていることに気付く。


あぁ・・恥ずかしがることなんてなかったのかな・・


オヤジに「お?どうだ息子?どんなムスコなんだい?」

みたいな下ネタトークでからかわれたら
そりゃ恥ずかしいし、いやだけど、

オヤジだって
息子の裸をみて喜ぶなんてわきゃないんだ。


大事なのは


オヤジと息子が一緒の風呂に入る、


ということ。



おかんはおかんで旅行を楽しんでいるようだったし、
オヤジも満足そうだった。

実際のボクは
外で両親と出かけるのは
ちょこっと恥ずかしい思いは抜け切らず
思春期の中学生みたいだったんだけどね。


この赤沢温泉、家族旅行には是非オススメッ