神様に見放された一日

朝から雨でも洗濯ものがあり、
２階で干していると（もちろん家の中）
１階が怪しい。
いつものことだが、チョビにねだられ水羊羹をあげていた。
ムカッと怒りが込み上げてきた。
どうしてあげたのと聞くとシラーとした顔でわすれた。
これは、なーにと指を出した途端パックと指を噛まれた。何とチョビではない。
おばあさんだ。噛んだ指は離さない。凶暴化してきた。
体力的にもまける。おばあさんは伊達に食べてはいない。
指は腫れ湿布、包帯を巻いていると、噛んだ事をわすれ、誰がやったんだ。
と何回も繰り返す。
凶暴化したおばあさんは姉に預かってもらった。

東京から友達が数時間だが遊びに来てくれた。
我が家の柿を食べてもらうために、台風でザーザーの雨の中
外に、1個、2個、3個とたくさん食べてもらおうと、片手で持ちながら取っていると
バランスを崩し、水溜りの中へバラの鉢と共に、バタンと倒れた。
右膝打撲、ずぶぬれ、大事にしていたバラは折れ、
なんてついていない日

友達を駅まで送って行かなくては、とチョビはゲージに入れず、
出かけた。あまり時間を空けず帰ってくるから大丈夫と思って
いたが、水羊羹でお腹壊したのか、今まで失敗したことない柔らかいウンチ君を
絨毯にちょこちょことしている。
今日の不幸な一日の締めくくりはこれで終わりよね。と自分に言い聞かせた。