北京日記

北京滞在中に観たこと、エピソードや感じたことなどを紹介し、中国との友好を深めたい。

人造卵の報道はでっちあげではない

2007年08月14日 17時46分58秒 | Weblog
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中国で今度は「ニセ卵」販売?現地の市政府機関紙が報道

 【北京=寺村暁人】中国河南省鄭州市政府の機関紙「鄭州日報」(電子版)は13日、食品添加物や化学薬品などで合成した「人造卵」が同市内で販売されていると報じた。

 「人造卵」は、アルギン酸ナトリウムが主原料で、ミョウバンやゼラチン、でんぷんなども使われる。卵の殻は炭酸カルシウム製としている。

 一見、普通の卵と変わらないが、ゆで卵にして食べるとゴムのような食感で卵の味はしないという。長期間食べ続けると、記憶力が減退したり、認知症の症状を招く可能性があると警告している。

 食品添加剤業者の話として、毎日3000~4000個を生産している業者もいると伝えた。

 人造卵の原料価格は、1キロあたり0・55元(約9円)程度と、本物の卵の10分の1以下だ。生卵の価格が昨夏に比べ3割以上高くなっていることが背景にあると見られている。

 ただ、中国では、段ボール紙を混ぜた肉まんが売られているとの「やらせ報道」があったばかりで、今回も、報道自体の真偽を巡って議論を呼びそうだ。

(2007年8月13日20時47分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070813i112.htm?from=main1

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 いまさら・・・と言う気がしないでもないが、中国で人造卵が販売されているのは事実のようです。マスコミの捏造ではありません。北京では2007年の1月ごろに人造卵の噂が外国人の間で飛び交っていました。人造卵は当時取り締まられていたようなのでもうなくなっていると思っていたのですが、ところがどっこい中国で人工卵が作られていると言う報道が今になって日本でされている。以下が今年の2月に私が書いた人工卵についての記事です。

あなたも人工卵で商売を始めませんか?
http://blog.goo.ne.jp/pekin55-ok/e/1115bb3503251a873b6592aaf8a33744

人工卵をどうやって見分けるか
http://blog.goo.ne.jp/pekin55-ok/e/54eb8763fcb9ba4bffd20f97e6783691

 ちなみに、人工卵は生卵の状態ならば本物の卵と区別がつくようですが、レストランなどで人工卵が調理されて出てくると料理に使用されている卵が本物か偽物かは見分けがなかなかつかないらしいです。