話によると、中国人は1月ほど前、つまり2006年の12月くらいにはじめて人工卵の存在を聞き知ったという。人工卵は世に出てからまだそれほど時間が経っていない。
人工卵には栄養がなく、長期間食べ続けると記憶力に障害が出たり痴呆症になりやすくなるらしく、中国人も人工卵を食べようとしない。また、中国人いわく、人工卵は合法的に売りに出されていないらしい。売られている場所も限られているため、実際に人工卵を手にする確率も少ないということだ。
しかし、ひよこのメスとオスを見分けるのと同じように、人工卵は外見からは素人には偽者かどうか見分けがつかないし、味もそれほど本物の卵と変わらないらしい。だから、中国人いわく、路上で売られている、胡散臭い卵はまがい物の可能性が強いから、買わないほうがいいということだ。レストランなんかでも人工卵が使われている可能性があるが、料理を注文する客はレストランが本物の卵を使っているかどうか見分ける方法はないらしい。最終的には、「私はあのレストランは客に人工卵を出さない」と信じられるレストランでしか、卵料理は注文できないということになる。人工卵は、元手が安いため、本物の卵と偽って売れば利益が大きい。そのために開発されたらしい。
中国人の多くは、どのようにすれば人工卵を本物と見分けられるかを知りたがっている。よって、ここで日本の皆さんにも中国人の知恵をお分けしたい。
以下は、千龍ネット
(http://beijing.qianlong.com/3825/2007/01/09/1060@3608615.htm)の記事を簡単に翻訳したものである。
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【 人工卵が市場で売られている。人工卵を見分ける7つの方法 】
2006年、食品の安全性に関する事件が人々の関心を呼んだ。今では、卵でさえ偽物が出回っている。
ある人が、「市民伝言板」と言うウェブサイト上で、「数日前北京郵便大学のそばのスーパーで卵を買ったのだが、卵の殻はボール紙で、卵の膜はプラスチックで、卵白と卵黄は何か得体の知れないものによって作られていた。卵黄は煮ると、ピンポン玉のように弾んで形が崩れなかった。」と書き込みをしていた。
情報提供者の情報を元に人工卵を探した結果、記者は人工卵を売っているスーパーを発見した。 スーパーの出入り口の外に、2つの箱に入った赤茶色の卵が並べられていて、これらの卵は外見からすると普通の卵と見分けがつかなかった。記者は卵を買う客のふりをし、卵屋に話しかけた。店主は、「最近は確かに人工卵が出回っているようだが、自分たちの売っている卵は卵市場から直接入荷した本物の卵で、品質を保証できる。だから、近所のお客さんはみんなうちに買いに来る。」と言っていた。
付近の住民によると、このスーパーの周辺には主に学生や大学関係者が住んでおり、卵屋の商売はとても繁盛していて、一日に何箱も卵を売っているそうだ。
記者はこの商店で卵を買い、卵を割っておわんに入れてみた。そしたら、卵白には粘り気がなく、卵黄は色が薄く、おわんに割ったら卵の中身がすぐにくずれたし、その上卵独特の生臭いにおいがしなかった。その後記者は買ってきた卵を鍋で煮てみた。そしたら、本来ならゆで卵になるまで10分しかかからないはずなのに、ゆで卵になるまでに30分もかかった。茹で上がった卵の色は鮮やかな黄色で、1メートルほど高いところから卵を落とすと、ピンポンだまのように30センチほど跳ね返った。
北京テレビ局によると、市場ではこのような偽の卵が売り出されているらしい。これらの卵の「殻」は炭酸カルシウムを特別な殻の型に入れて作り、澱粉や樹脂、繊維や凝固財で「卵白」を作り、これに食用の黄色い色素を混ぜて「卵黄」を作り、殻の中に卵白と卵黄を閉じ込めるのだ。この卵を長期間食べ続けると、記憶力に悪影響を及ぼしたり、痴呆症になりやすくなる。
この「人工卵」の出現に対して、工商部門は、旧正月前に大規模なマーケット一斉捜査を行い、各種の食品に厳しい検査を行い、旧正月中の食べ物の安全を確保し、市民が安心して新年を迎えられるようにする方針だ。同時に消費者は、安いからと言ってまがい物を買わず、正規の商品を買っていただきたい。
【人工卵を見分ける7つの方法】
1 人工卵の殻は本物に比べて光沢があるが、あからさまにつやつやしてはいない。
2 手にとって殻を触ってみると、殻は本物の卵よりもざらざらしている。
3 卵を振ると、卵から音がする。これは、水分が凝固剤から溶け出してくる音だ。
4 においを嗅いでみると、本物の卵は少し生臭いにおいがする。
5 卵を振ってみると、本物の卵は澄んだ音がするが、偽者の卵の音は音がはっきりしない。
6 卵を割るとまもなく卵黄と卵白は溶け合って混ざり合う。これは、卵黄と卵白が同じ材料で作られているためだ。
7 卵をいためると、人工卵の黄身は箸でつつかなくても自然にふにゃふにゃに崩れる。これは、人工卵を覆っている薄い膜が熱で裂けるためだ。
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皆さんも、これで少しはまがい物をつかませられる心配が減っただろう。
それにしても、卵のまがい品まで作ってしまうとは、中国人はすごい。日本にももしかしたら偽の卵が入ってくるかもしれない。皆さんも早いうちから人工卵に関する知識があってよかったですね。これで人工卵をつかまされても、騙されて卵を食べてしまうようなことはきっと避けられます。
人工卵には栄養がなく、長期間食べ続けると記憶力に障害が出たり痴呆症になりやすくなるらしく、中国人も人工卵を食べようとしない。また、中国人いわく、人工卵は合法的に売りに出されていないらしい。売られている場所も限られているため、実際に人工卵を手にする確率も少ないということだ。
しかし、ひよこのメスとオスを見分けるのと同じように、人工卵は外見からは素人には偽者かどうか見分けがつかないし、味もそれほど本物の卵と変わらないらしい。だから、中国人いわく、路上で売られている、胡散臭い卵はまがい物の可能性が強いから、買わないほうがいいということだ。レストランなんかでも人工卵が使われている可能性があるが、料理を注文する客はレストランが本物の卵を使っているかどうか見分ける方法はないらしい。最終的には、「私はあのレストランは客に人工卵を出さない」と信じられるレストランでしか、卵料理は注文できないということになる。人工卵は、元手が安いため、本物の卵と偽って売れば利益が大きい。そのために開発されたらしい。
中国人の多くは、どのようにすれば人工卵を本物と見分けられるかを知りたがっている。よって、ここで日本の皆さんにも中国人の知恵をお分けしたい。
以下は、千龍ネット
(http://beijing.qianlong.com/3825/2007/01/09/1060@3608615.htm)の記事を簡単に翻訳したものである。
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【 人工卵が市場で売られている。人工卵を見分ける7つの方法 】
2006年、食品の安全性に関する事件が人々の関心を呼んだ。今では、卵でさえ偽物が出回っている。
ある人が、「市民伝言板」と言うウェブサイト上で、「数日前北京郵便大学のそばのスーパーで卵を買ったのだが、卵の殻はボール紙で、卵の膜はプラスチックで、卵白と卵黄は何か得体の知れないものによって作られていた。卵黄は煮ると、ピンポン玉のように弾んで形が崩れなかった。」と書き込みをしていた。
情報提供者の情報を元に人工卵を探した結果、記者は人工卵を売っているスーパーを発見した。 スーパーの出入り口の外に、2つの箱に入った赤茶色の卵が並べられていて、これらの卵は外見からすると普通の卵と見分けがつかなかった。記者は卵を買う客のふりをし、卵屋に話しかけた。店主は、「最近は確かに人工卵が出回っているようだが、自分たちの売っている卵は卵市場から直接入荷した本物の卵で、品質を保証できる。だから、近所のお客さんはみんなうちに買いに来る。」と言っていた。
付近の住民によると、このスーパーの周辺には主に学生や大学関係者が住んでおり、卵屋の商売はとても繁盛していて、一日に何箱も卵を売っているそうだ。
記者はこの商店で卵を買い、卵を割っておわんに入れてみた。そしたら、卵白には粘り気がなく、卵黄は色が薄く、おわんに割ったら卵の中身がすぐにくずれたし、その上卵独特の生臭いにおいがしなかった。その後記者は買ってきた卵を鍋で煮てみた。そしたら、本来ならゆで卵になるまで10分しかかからないはずなのに、ゆで卵になるまでに30分もかかった。茹で上がった卵の色は鮮やかな黄色で、1メートルほど高いところから卵を落とすと、ピンポンだまのように30センチほど跳ね返った。
北京テレビ局によると、市場ではこのような偽の卵が売り出されているらしい。これらの卵の「殻」は炭酸カルシウムを特別な殻の型に入れて作り、澱粉や樹脂、繊維や凝固財で「卵白」を作り、これに食用の黄色い色素を混ぜて「卵黄」を作り、殻の中に卵白と卵黄を閉じ込めるのだ。この卵を長期間食べ続けると、記憶力に悪影響を及ぼしたり、痴呆症になりやすくなる。
この「人工卵」の出現に対して、工商部門は、旧正月前に大規模なマーケット一斉捜査を行い、各種の食品に厳しい検査を行い、旧正月中の食べ物の安全を確保し、市民が安心して新年を迎えられるようにする方針だ。同時に消費者は、安いからと言ってまがい物を買わず、正規の商品を買っていただきたい。
【人工卵を見分ける7つの方法】
1 人工卵の殻は本物に比べて光沢があるが、あからさまにつやつやしてはいない。
2 手にとって殻を触ってみると、殻は本物の卵よりもざらざらしている。
3 卵を振ると、卵から音がする。これは、水分が凝固剤から溶け出してくる音だ。
4 においを嗅いでみると、本物の卵は少し生臭いにおいがする。
5 卵を振ってみると、本物の卵は澄んだ音がするが、偽者の卵の音は音がはっきりしない。
6 卵を割るとまもなく卵黄と卵白は溶け合って混ざり合う。これは、卵黄と卵白が同じ材料で作られているためだ。
7 卵をいためると、人工卵の黄身は箸でつつかなくても自然にふにゃふにゃに崩れる。これは、人工卵を覆っている薄い膜が熱で裂けるためだ。
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皆さんも、これで少しはまがい物をつかませられる心配が減っただろう。
それにしても、卵のまがい品まで作ってしまうとは、中国人はすごい。日本にももしかしたら偽の卵が入ってくるかもしれない。皆さんも早いうちから人工卵に関する知識があってよかったですね。これで人工卵をつかまされても、騙されて卵を食べてしまうようなことはきっと避けられます。