北京日記

北京滞在中に観たこと、エピソードや感じたことなどを紹介し、中国との友好を深めたい。

医療が信用できない

2007年08月02日 07時39分56秒 | Weblog
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韓国公使が北京の病院で点滴後に死亡、ニセ薬の可能性も 

【北京=佐伯聡士】北京の韓国大使館当局者は1日、同国の駐中国公使が7月29日、腹痛のため北京市中心部にある外国人を主な対象とする病院でリンゲル液の点滴を受けた後、呼吸障害を起こして死亡したことを明らかにした。

 リンゲル液がニセ薬だった可能性や点滴の速度に問題があったとの見方が指摘されている。

 同当局者によると、死亡したのは政務担当の黄正一公使(52)。28日夜、大使館近くの店で買ったサンドイッチを食べたところ、下痢症状を起こした。症状が好転しないため、29日、同病院でリンゲル液の投与を受けたという。黄氏は昨年8月から公使を務め、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議を担当していた。

 病院は本紙の取材に対し、「調査結果が出るまで何も答えられない」としている。黄公使の死亡を受けて、中国外務省は1日、哀悼の意を表明した上で、中韓両国の専門家が死因の調査に入ったことを明らかにした。

(2007年8月1日20時57分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070801i312.htm

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 もし本当に偽薬が外国人向けの病院に出回っているとしたら、大変なことです。外国人向けの病院は中国人向けの病院よりも医療の安全性の面から信用できるとされている。なのに、医者から出される薬に信用できないものがあるとしたら、本当に恐ろしい。こんなんでは外国人はますます中国に行きたがらないですよ。

 私は中国ではこの種の医療事故の話は聞いた事はないです。もしかしたら一般の外国人が医療事故に遭遇したとしてもその件はもみ消されるのかも。公使が死亡したため初めてこの種の事件が明るみに出たのかもしれない。

 中国にはよく「偽医者」がいる。偽医者が滅茶苦茶な種類や量の薬を患者に投与したため患者が死亡する事件を何度か中国の新聞で読んだ。あまりにも偽医者がたくさんいるため、中国人たちは誰が本物で誰が偽者の医者かを判別するのに必死になっている。偽医者が大手の私立・国立病院にいるとは考えにくい。おそらく小さな町の診療所などに偽医者はいる。

 偽医者が1人の患者を殺害
http://www.tjol.tv/ylbj/xxhc/2007-05-29/1180397628d216249.html

医師免許を持たない医師が診断を誤り患者を殺害
http://www.fzxw.com.cn/showxx.asp?id=7585

今非常にたくさんの偽医者がいます。どのようにして本物の医者を探せばいいでしょうhttp://zhidao.baidu.com/question/2819680.html

どうやれば偽医者を見分けられるか教えます
http://blog.nnsky.com/blog_view_89377.html

四川出身の頼学芳は偽者の医者に嫁いだ。結婚した後で旦那が偽医者だと知り、旦那に違法医療活動をやめるよう薦めた。すると旦那は怒り、頼学芳に暴力をふるっつた。頼学芳は暴力により障害者になってしまった。http://news.qq.com/a/20040220/000467.htm

偽医者:俺は毎日だましてる
http://www.ekw.cn/health/coach/1/3/244999.html