風に語りて

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ヴァーチャルとリアルの間には越えられない壁がありますが、しかし・・・

2009年05月10日 22時05分12秒 | ゲームでキレる
 プロのレーサーがトレーニングの一環や気晴らしにレースゲームをやるというの
は聞いたことがありますが、逆というのは初めてです。しかも3位入賞なんて。

-----(ここから)-----
2009年5月7日
3日に英国シルバーストーンで開催された「GT4欧州選手権2009」の第1-2戦で、
「GTアカデミー」出身のルーカス・オルドネス選手が3位入賞という快挙を成し遂
げた。

欧州日産とソニーコンピュータエンターテインメントヨーロッパは2008年、『プレ
イステーション3』の人気ゲーム、『グランツーリスモ5プロローグ』を使って、
『GTアカデミー』という世界選手権を開催。欧州では10か国、2万5000人が参加。
その後、全世界の最速記録保持者22名が集まり、8月末に最終選考会が実施された。

その結果、スペイン人学生のルーカス・オルドネス氏(23歳)とドイツ人のタク
シードライバー、ラース・シュロマー氏(28歳)が優勝。2人には、本物のGT4マシ
ン『350Z』(日本名:先代『フェアレディZ』)に乗り、日産プレイステーション
チームからレースに参戦する権利が与えられた。

ルーカス氏は、グランツリーリスモ5の優勝者とはいえ、レース参加は初めて。そ
こで、日産は元F1のジョニー・ハーバート選手をはじめ、多くの有名ドライバーか
ら指導が受けられる機会を設けた。

4か月間の猛特訓を受けて、次第にその才能を開花させたルーカス選手、今年1月に
開催されたドバイ24時間耐久レースでは、4名のプロドライバーと交代でステアリ
ングを握り、デビュー戦9位という健闘を見せた。

そして彼にとっての2戦目は、3日に英国シルバーストーンで行われたGT4欧州選手
権。ここではアレックス選手とコンビを組み、350Zをドライブした。

初戦は11位から6位へ順位を上げ、フィニッシュ。4位スタートとなった第2戦は、
アレックス選手が一時首位に躍り出るが、ペースカー導入とピットインにより順位
を大きく下げた。しかし、ここで非凡な才能を発揮したのが、ルーカス選手。再び
4位まで追い上げ、最終ラップの最終コーナーで、BMWをかわして劇的な3位入賞を
果たした。

ルーカス選手は、「最高の気分だよ。次のイタリア戦に向けて、さらに腕を磨かな
いと」とコメント。日産プレイステーションチームのボブ・ネビル代表は、「短期
間でここまで成長した彼の才能と努力には、目を見張るものがある」と称賛している。

バーチャルのゲームの世界から、リアルなレーシングドライバーに転身したルーカ
ス選手。レーサーになるのが夢だったというだけに、今後も素晴らしい活躍を見せ
てくれそうだ。
(レスポンス:http://response.jp/issue/2009/0507/article124209_1.html)
-----(ここまで)-----

 まま、レース参戦までの間「猛特訓」を受けていらしたというのですから、ある
程度のことはされていらした(特に体力面?)とは思いますが、それにしてもかな
りの素養がなければ出来ないはなし。スゴイもんです。

 目を瞑ってもどれぐらいのスピードで駆け抜けてどのタイミングでブレーキング
を開始し、シフトダウンを行ってどれぐらいのスピードでコーナーをクリアし・・・
というくらいのやりこみを自分は久しくやっていませんが、そういうことが普通に
行える方なんでしょうね。いくら現実とゲームは別という仕切りはあるといえ・・・
だって、現実は「命」がかかるんですよ。ゲームだったら派手にクラッシュ8しても
「あちゃー」で終わらせられますが、実際は肉体にダメージ喰らいますから。

 まま、今後もよい成績を残してもらって、ゲームにもフィードバックをお願いし
たいものです。あとは・・・ソロソロPS3の購入を検討しますか。


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