Ｍａｐｐｙ（１９８３年 ナムコ）

　第３弾はコレです。

　シューティング全盛期っていうときに発売されたときの衝撃はどれほどだったのでしょ
う・・・。
　これをエントリしている自分もその衝撃がどれほどだったのかは承知していません。
　そもそもこういうシューティング以外のゲームがあったか？

　・・・マ実際にはあったんですけどね、テニス関係のゲームとか、

リバーパトロール（オルカ 1981年）


とか、変わったところでは
トランキライザーガン（セガ 1980年）とか。


　同じメーカーでいえばディグダグはシューティングとは一線を画してますが。

　とはいっても、当時ここまでキャラクタに性格を持たせることが出来ているのはなかな
か高度なことだったろうことは想像に難くないです・・・。

　【ストーリー】
　平和に暮らしていた猫たちのところに、いきなりネズミの警官と名乗るものがやってき
た！警官と名乗るそのネズミはあろうことか猫たちが一生懸命集めた道具を「盗品」と言
い出して回収を始める始末！
　慌てる猫たち！一族を挙げてこのネズミに鉄槌を喰らわせねばならない！！
　なんということか、猫たちには力強い味方、「ご先祖さま」がやってきてくれる！
　一刻も早く、ネズミを追い出して再び平和に暮らすため、猫たちが立ち上がる・・・



　ええ、すごいですね。まぁ、５分で作った話ですからこんなレベルです（笑い）
　何せ、某浦安のネズミーランドがどうも好かんのです、自分。それに猫って可愛いですも
のね。犬と猫どっち、といわれると困りますが、ネズミと猫、ですよ？比較するまでもない
じゃありませんか、ねえ。それに（以下略）
　まま、個人の感想ですのでどれだけかは割り引いていただいて・・・。

　実際に操作するのはネズミの「Ｍａｐｐｙ（マッピー）」です。敵はピンクの「ミューキー（ズ）」
と親分の「ニャームコ」さらに時間が経つと現れる緑色でコイン状の「ご先祖様」。

　ステージは先の画面のように屋敷となっている場面と、トランポリン＆風船のボーナス
ステージの２つあって、ボーナスステージは制限時間内（ＢＧＭが流れている間）に全て
の風船を割る、というもの。基本的に移動で歩くのは左右のみ。上下はトランポリンを使
います。なので、階を移動しようとする場合は、必ず一番下まで降りることになります。
　急いでいるときはイライラさせられることがあるかも、です。

　【攻略】
　使い古されていますが、普通のステージは盗品が２つづつ屋敷の中にあり、それぞれの
盗品を取り返すと得点になりますが、単に取り返すのではなく、同じものを連続して取る
と２つ目の得点は倍になる、というもの。さらにその次も２つを連続して取れば、３倍に
・・・と増えていくという仕組み。
　
　盗品は、
　ラジカセ　　　100点
　テレビ　　　　200点
　マイコン　　　300点
　モナリザの絵　400点
　金庫　　　　　500点
　となっていて、それぞれが２つづつ屋敷にはあるので、
　ラジカセ→ラジカセ→テレビ→テレビ→マイコン→マイコン→モナリザ→モナリザ→金庫→金庫
　と回収していくと、
　100＋100×2＋200＋200×3＋300＋300×4＋400＋400×5＋500＋500×6＝8,500
　も得点が可能です。
　また、屋敷のあちこちにある縦棒みたいなものはじつは「扉」で、２種類あります。
　薄い方の扉は開け閉めをするぐらいで、開けたときにミューキーがそばにいたりすると、
50点、入りますが、それぐらい。
　厚い方の扉はパワードアと言われ、開けるとノブの方向にマイクロ波が出ます。マイクロ
波はそのまま画面外まで流れていきますが、そのときにミューキーやニャームコがひっかか
るとそれらも一緒に画面外に消えてポイントとなります。ミューキー１体で200点、ニャーム
コがいるとそれが倍になります。（ニャームコは６体以上だと得点が少し多めになったかも
しれません）。

　他にも盗品の後ろにニャームコが隠れているときに盗品を回収すると1000点得点し、さらに
盗品は未回収のまま、とか、ステージが進めば落とし穴やベルといった仕掛けが出てきます。

　ボーナスステージは風船を割って、壁に空いている穴をくぐって次の風船を割って・・・
を繰り返します。風船が上下２つあって、その間にトランポリンがある場合、時間短縮のため、
マッピーをあえて壁にぶつけてトランポリンが破れるまでの時間を稼ぎます（というか、それ
やらないとクリア出来ないんですけどね）。



　ちょっとやってみましたが、ラウンド７か８でミスが出て来そうですね。
　今でもちょこっと遊ぶにはもったいないくらい「アツ」くなれそうです（笑い）。