「作る少年、食う男」椹野道流・著 イラスト・金ひかる 二見書房シャレード文庫
2005年8月25日初版 276ページ 552円+税
シリーズ物の1作目です。
ストーリーは・・・
「なあ。その『好き』ってさ。
その・・・・・・こないだみたいなことをしたい『好き』か?」
港町マーキスで検死官を務めるウィルフレッド。耳慣れぬ職業、銀髪に暗青色の瞳、高い身分を持ちながら社交界に出入りせず独り身を貫く彼はいつしか人々の間で「北の死神」と呼ばれるようになっていた。そんなウィルフレッドが出会ったのが、孤児院出身で男娼のハルだった。料理の勉強がしたいと屋敷に出入りするようになったハルは、ウィルフレッドに生きた人間の肌の温もりを感じさせた。それは北の国からこの街に流れ着いて初めて知る感情―、“愛しさ”を彼にもたらすようになる。ところが些細な行き違いからハルが街の荒くれ者たちに囚われ、嬲られるという事件が起こり…。男前で誠実な旦那様とはねっかえりな使用人兼助手が、近世ヨーロッパ風港町で巻き込まれる事件と恋の嵐 というもの。
シリーズの1巻目みたいな感じだな~と思い、でも、書店で「作る少年、食う男2巻」というのは見なかったな~と思っていたら、「執事の受難と旦那様の秘密」という全く別のタイトルで上下巻が出ている模様。
受けのハルの出自は謎めいていますが、この本では全く触れられないまま終わっていたので、今後、出てくるんでしょうね。
本当に「1巻」って感じの本だったので、特に言うことがないっす。
この後の展開が楽しみです。
2005年8月25日初版 276ページ 552円+税
シリーズ物の1作目です。
ストーリーは・・・
「なあ。その『好き』ってさ。
その・・・・・・こないだみたいなことをしたい『好き』か?」
港町マーキスで検死官を務めるウィルフレッド。耳慣れぬ職業、銀髪に暗青色の瞳、高い身分を持ちながら社交界に出入りせず独り身を貫く彼はいつしか人々の間で「北の死神」と呼ばれるようになっていた。そんなウィルフレッドが出会ったのが、孤児院出身で男娼のハルだった。料理の勉強がしたいと屋敷に出入りするようになったハルは、ウィルフレッドに生きた人間の肌の温もりを感じさせた。それは北の国からこの街に流れ着いて初めて知る感情―、“愛しさ”を彼にもたらすようになる。ところが些細な行き違いからハルが街の荒くれ者たちに囚われ、嬲られるという事件が起こり…。男前で誠実な旦那様とはねっかえりな使用人兼助手が、近世ヨーロッパ風港町で巻き込まれる事件と恋の嵐 というもの。
シリーズの1巻目みたいな感じだな~と思い、でも、書店で「作る少年、食う男2巻」というのは見なかったな~と思っていたら、「執事の受難と旦那様の秘密」という全く別のタイトルで上下巻が出ている模様。
受けのハルの出自は謎めいていますが、この本では全く触れられないまま終わっていたので、今後、出てくるんでしょうね。
本当に「1巻」って感じの本だったので、特に言うことがないっす。
この後の展開が楽しみです。