五里夢中於札幌菊水 

野戦病院へ出向予定。
医療崩壊に対して国民全てと共闘を夢想。
北海道の医療崩壊をなんとか防ぎたい。

JBMシリーズー心配停止?

2007-06-23 14:57:15 | JBM
なかなかギャグが効いていると思いましたこの新聞。

(看護師が)一時心配停止(患者さんに対して)ということでしょうか?

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看護師がアラーム音を聞き逃す、一時心配停止

 ◆大阪府立成人病センターで医療ミス、患者は意識障害

 大阪府立成人病センター(大阪市東成区)は22日、入院中の60歳代の女性患者が今年1月、当直の看護師が脈拍低下のアラーム音を聞き逃したために一時心肺停止状態になったと発表した。女性は低酸素脳症に陥り現在も意識不明のままだという。同センターは「管理体制が十分でなかった」とし、過失を認めて患者家族に謝罪、今月18日、東成署に届け出た。

 同病院によると、女性は1月16日に消化管がんの手術を受けた後、一時は自力で歩けるまでに回復した。ところが同24日早朝になって、脈拍が低下。当直の看護師が詰め所内の心電図モニターのアラーム音に気付いて駆けつけたところ、女性の心肺が停止していた。医師が救急蘇生(そせい)を行って一命を取り留めたが、高度意識障害が残ったという。

 その後の病院の調査で、看護師がアラーム音に気付く約10分前から、脈拍低下が始まっていたことが判明。その間、アラームは少なくとも4回鳴っていたが、当直の看護師3人は別の病室などで検温や採血などを行っていたために聞き逃したとみられる

 病院側は、再発防止策として、当直の看護師を4人に増員し、うち1人は常にアラーム音に気付く範囲で業務を行うように体制を改めたとしている。

 女性の家族は、病院を通じて「安全な体制づくりに注意が払われていれば事故も起きなかったと思うと、憤りや悲しみがわき起こってくる」とコメントした。

 記者会見した石川治病院長は「誠に遺憾。深く反省し、再発防止に全力で取り組んでいる。患者家族の皆様には心からおわびしたい」と述べた。

(2007年6月23日 読売新聞)

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問題の背景は大阪回生病院事件と似たようなものでしょう。
少ない看護師による夜勤。

どうやら近々、どこにいてもアラームを聞き逃さないような地獄耳であることが
看護師の国家試験には必要になってくるらしい。どんな試験するんだろう?
残念ながらここの病院からは看護師は逃散するような気がする。
安全管理を強化どころではなくなるのでは?

医療システムの改善は一つの病院だけでは無理でしょ。
国がきちんとシステムを整える手助けしてくれなきゃさ。
今の医療システムでは改善不可能と一言付け加えて欲しかったかも。
少なくとも看護師を弁護しなければいかんでしょ。
ま、非難もしてないか。
でも新聞記事は非難してるよね?
聞き逃したってね。

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