五里夢中於札幌菊水 

野戦病院へ出向予定。
医療崩壊に対して国民全てと共闘を夢想。
北海道の医療崩壊をなんとか防ぎたい。

さくらももこのススメ

2007-01-11 00:13:26 | 
最近ちょっとはまっている。

最近文学とは縁遠い僕であるが学生のころは
村上春樹、宮本輝、辻仁政、渡辺純一、北杜夫、など読んでいた。

知り合いのススメでさくらももこなる作家の本を貸していただいた。
若いというのは偏見に満ちたものでまるこちゃんの絵を見ただけで
昔はアレルギーを示したものだが、読んでみると意外とこれが面白い。
軽いタッチでするすると読めてしまう。
忙しくない当直であれば2冊は読める。

日常の些細なことをエッセイにしている彼女の本には見習う部分も多い。
おもしろおかしく書いているので「自分もやってみたいな」
とか思わせる部分においては、自分周囲に発信する情報の出し方としては
抜群かもしれない。

家族のこともおもしろおかしく書いている。
が、ちょっと考えてみるとよく見ているな~と思う。
昔あった日本のごく一般家庭のごく一般的な日常をリアルに描いている。
決して悪い時代ではなかったのかな?と考えさせられる平和な世界観である。

そういや20の頃自分は医学部にいるくせに小説家になりたいなど思ったっけ。
受験勉強に毒されていた自分にとっては将来やりたいことなど
深く考えたことが無かったのである。
一般的な大学に入学すればもっとつぶしは利いたのかな~?
とにかく医師以外にやりたいことが次から次へと現れては消えていった。
登山家などもその一つである。妙に子供っぽい将来の夢ではあるが
大人になる前に通らなければいけない過程の一つだったのであろう。

さくらももこを読めばきっとあなたも即席のエッセイストになれるに違いない
(さくらももこの文体が簡単とかいう意味ではなく、
日常からも文章を鋭く書けるという良い意味で)
と思う今日この頃である。

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2 コメント

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わぁ (ももこさん)
2007-01-11 23:46:30
さくらももこをこんなに素敵に褒めてくれてありがとうございます。みんなまるちゃんと聞いて「ぷっ」っと笑うんですけど、本当に面白いし、共感できるんですよ。貧乏家庭で育った自分にはたまらないんです。
理屈じゃなくて読めばわかるこの面白さって感じです。

それから、なんていうかうまく言えないですけど家族を大切にして下さいぃ。
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いつか (O森)
2007-01-13 04:04:57
ももこさんのブログ見つけ出すぞ~。
返信する

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