毎度ごぶさたしております。
最近のハードディスクは大容量化が進んでいますが、MacBook AirやMac miniの廉価モデル、初期のIntel Macなどは、80GB程度のハードディスクしか搭載していません。ここにBoot Campのためにパーティションを分け、アプリケーションをインストールすると、あっという間に容量不足に陥ってしまいます。
そこで今回は、Mac OS Xの不要なファイルを削除することで、容量不足を解消する方法をご紹介します。環境によって異なりますが、MacBook Airの初期状態では約7.66GBの空き容量が確保できました。
【注 意!】ここで紹介している手順は私の環境での動作実績はありますが、必ずしも皆様の環境で同様に行えることを保証するものではありません。 Apple、各ソフトウェア作者、ならびにパソコンよろずQ&A管理人のいずれも、この情報を元に実施した作業のいかなる 責任の一切を負わないことを、あらかじめご承知おきください。
■不要なプリンタドライバを削除する
Mac OS Xには、主要メーカーのプリンタドライバがあらかじめ用意されています。しかし、プリンタメーカー各社は高機能なプリンタドライバを別途提供していること がほとんどですので、これらのドライバは容量の無駄遣いとも言えます。Mac OS X標準のプリンタドライバを削除することで、約3.12GBの容量を節約できます。
■不要な言語圏のフォントを削除する
Mac OS Xには標準で各言語圏用のフォントもインストールされています。中国語、韓国語、アラビア語などを表示する必要がなければ、それらの言語用フォントを削除 することで、200MB弱の空き領域が確保できます。
5 不要なフォントの削除が完了したら、controlキーを押しながらゴミ箱をクリックして「ゴミ箱を 空にする」をクリック
次の記事「Mac OS Xの不要ファイルを削除して空き領域を増やすには (2)」では、ユーティリティを使って不要なアプリケーションやリソースを削除する方法をご紹介します。
最近のハードディスクは大容量化が進んでいますが、MacBook AirやMac miniの廉価モデル、初期のIntel Macなどは、80GB程度のハードディスクしか搭載していません。ここにBoot Campのためにパーティションを分け、アプリケーションをインストールすると、あっという間に容量不足に陥ってしまいます。
そこで今回は、Mac OS Xの不要なファイルを削除することで、容量不足を解消する方法をご紹介します。環境によって異なりますが、MacBook Airの初期状態では約7.66GBの空き容量が確保できました。
【MacBook Air 初期状態】 | 【節約後】 |
---|---|
使用領域:17.4GB | 使用領域:9.74GB(約-7.66GB) |
【注 意!】ここで紹介している手順は私の環境での動作実績はありますが、必ずしも皆様の環境で同様に行えることを保証するものではありません。 Apple、各ソフトウェア作者、ならびにパソコンよろずQ&A管理人のいずれも、この情報を元に実施した作業のいかなる 責任の一切を負わないことを、あらかじめご承知おきください。
■不要なプリンタドライバを削除する
Mac OS Xには、主要メーカーのプリンタドライバがあらかじめ用意されています。しかし、プリンタメーカー各社は高機能なプリンタドライバを別途提供していること がほとんどですので、これらのドライバは容量の無駄遣いとも言えます。Mac OS X標準のプリンタドライバを削除することで、約3.12GBの容量を節約できます。
1 ハードディスクの「ライブラリ」-「Printers」フォルダを開き、「Brother」
「Canon」「EPSON」などのフォルダがあることを確認する
2 command + Aキーを押してすべてのフォルダを選択してから、command + deleteキーを押してゴミ箱に入れ、controlキーを押しながらゴミ箱をクリックして「ゴミ箱を空にする」をクリック
2 command + Aキーを押してすべてのフォルダを選択してから、command + deleteキーを押してゴミ箱に入れ、controlキーを押しながらゴミ箱をクリックして「ゴミ箱を空にする」をクリック
【補足1:プリンタメーカーからドライバが提供されていない場合は】
もしも、お使い のプリンタのドライバがメーカーから提供されていない場合は、手順2ですべてのフォルダを削除せずに、お使いのプリンタドライバメーカー名のフォルダを残 しておきましょう。主なメーカーの対応状況は以下のようになっています。
・ インクジェットプリンタ ドライバ ・Mac OS X (インテル製プロセッサ搭載)対応状況(インクジェットプリンター) - キヤノン
・HP インクジェットプリンタ Intel プロセッサ搭載 Mac対応状況 - 日本HP
・Lexmark Home/SMB Printers - Lexmark
もしも、お使い のプリンタのドライバがメーカーから提供されていない場合は、手順2ですべてのフォルダを削除せずに、お使いのプリンタドライバメーカー名のフォルダを残 しておきましょう。主なメーカーの対応状況は以下のようになっています。
・ インクジェットプリンタ ドライバ ・Mac OS X (インテル製プロセッサ搭載)対応状況(インクジェットプリンター) - キヤノン
・HP インクジェットプリンタ Intel プロセッサ搭載 Mac対応状況 - 日本HP
・Lexmark Home/SMB Printers - Lexmark
■不要な言語圏のフォントを削除する
Mac OS Xには標準で各言語圏用のフォントもインストールされています。中国語、韓国語、アラビア語などを表示する必要がなければ、それらの言語用フォントを削除 することで、200MB弱の空き領域が確保できます。
1 「アプリケーション」フォルダを開き、「Font
Book」をダブルクリックして起動する
2 「コレクション」から「すべてのフォント」を選択し、「フォント」の一覧を上から順にプレビューを見 ながら不要な言語圏のフォントを選択する
3 ウィンドウ左上のボタンをクリックし、メニューから「(フォント名)ファミリーを取り除く」をクリック
4 フォントを取り除いてもよいかどうかの確認メッセージが表示されたら「取り除く」ボタンをクリック
2 「コレクション」から「すべてのフォント」を選択し、「フォント」の一覧を上から順にプレビューを見 ながら不要な言語圏のフォントを選択する
3 ウィンドウ左上のボタンをクリックし、メニューから「(フォント名)ファミリーを取り除く」をクリック
4 フォントを取り除いてもよいかどうかの確認メッセージが表示されたら「取り除く」ボタンをクリック
【補足2:取り除く際に警告が表示された場合は】
一部のフォントはシステムで利用す るフォントとして登録されており、そのフォントを削除しようとすると以下のようなメッセージが表示されます。その言語の文字をまったく必要としないなら削 除してもかまいませんが、6フォント程度ですので無用なトラブルを避ける意味でも残しておいたほうが無難でしょう。
一部のフォントはシステムで利用す るフォントとして登録されており、そのフォントを削除しようとすると以下のようなメッセージが表示されます。その言語の文字をまったく必要としないなら削 除してもかまいませんが、6フォント程度ですので無用なトラブルを避ける意味でも残しておいたほうが無難でしょう。
【補足3:日本語と英語以外の削除可能なフォント一覧】
日本語や英語の表示に関係な いフォントは下記の通りです。もしも削除するフォントに迷うようでした、下記のフォント一覧を参考にしてみてください(斜体のフォントは、上記の補足2で 説明したシステムフォントです)。
Al Bayan
Arial Hebrew
Ayuthaya
Baghdad
BiauKai
Charcoal CY
Corsiva Hebrew
DecoType Naskh
Devanagari MT
Euphemia UCAS
GB18030 Bitmap
Geeza Pro
Geneva CY
Gujarati MT
Gurmukhi MT
Hei
Helvetica CY
InaiMathi
Kai
Kailasa
Kokonor
Krungthep
KufiStandardGK
LiHei Pro
LiSong Pro
Mshtakan
Nadeem
New Peninim MT
Plantagenet Cherokee
Raanana
Sathu
Silom
STFangsong
STHeiti
STKaiti
STSong
Symbol
Thonburi
Apple LiGothic
Apple LiSung
AppleGothic
AppleMyungjo
#GungSeo
#HeadLineA
#PCMyungjo
#PilGi
日本語や英語の表示に関係な いフォントは下記の通りです。もしも削除するフォントに迷うようでした、下記のフォント一覧を参考にしてみてください(斜体のフォントは、上記の補足2で 説明したシステムフォントです)。
Al Bayan
Arial Hebrew
Ayuthaya
Baghdad
BiauKai
Charcoal CY
Corsiva Hebrew
DecoType Naskh
Devanagari MT
Euphemia UCAS
GB18030 Bitmap
Geeza Pro
Geneva CY
Gujarati MT
Gurmukhi MT
Hei
Helvetica CY
InaiMathi
Kai
Kailasa
Kokonor
Krungthep
KufiStandardGK
LiHei Pro
LiSong Pro
Mshtakan
Nadeem
New Peninim MT
Plantagenet Cherokee
Raanana
Sathu
Silom
STFangsong
STHeiti
STKaiti
STSong
Symbol
Thonburi
Apple LiGothic
Apple LiSung
AppleGothic
AppleMyungjo
#GungSeo
#HeadLineA
#PCMyungjo
#PilGi
5 不要なフォントの削除が完了したら、controlキーを押しながらゴミ箱をクリックして「ゴミ箱を 空にする」をクリック
次の記事「Mac OS Xの不要ファイルを削除して空き領域を増やすには (2)」では、ユーティリティを使って不要なアプリケーションやリソースを削除する方法をご紹介します。
誤植を修正いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
sweetjamの頃からのユーザーですので、システム/ファインダ/丸感あたりで起動していた頃を懐かしく思い出します。
先週、MacBook(coreduo)の内蔵ドライブを250Gに換装し、80Gドライブに領域を切って外付け起動用メンテナンスシステムの構築をしておりました。
(2)でご紹介になられるであろうユーティリティなどを用いて言語、バイナリ、アプリ、プリンタドライバ等削除しまくっています。
システムが複雑になり、削除を躊躇するアプリ(QuickTimeなどシステムに必須でしょうか?)などもあり、ご意見をいただければとコメントしました。
過去のご紹介では、NTFS-3Gや隊長@やから建設様のWincloneなど活用させていただいております。
ちなみにMacBookドライブ換装に必須のトルクスドライバT8ですが、ダイソーで210円で購入できました。ショボイ情報で恐縮です...
Classic環境に大変造詣が深くおありとお見受けいたします。やや釈迦に説法のようで恐縮ですが、何かのお手伝いになりましたら幸いです。
QuickTimeに関しましては、Playerアプリケーションであれば代替プレイヤーアプリケーションの導入か、動画・音声ファイルの再生をしない、という前提で削除は可能と思われます(例外として、WebページにEmbedされた動画は、Internet Plug-insにプラグインがインストールされておりますので、再生できます)。しかし、ご存じの通りQuickTimeはMac OSと切っても切れない存在ですので、QuickTimeによってインストールされる各種システムファイルの削除はできません。
経験上、Mac OS Xでは「アプリケーション」フォルダにインストールされたアプリケーションを削除しても、システムの動作が不安定になる、ということはございません。この点もClassic環境と同様とお考えいただければよろしいかと存じます。
今後ともよろしくお願いいたします。
純正ソフトはターミナルやディスクユーティルティなど数点を残して削除しました。ご案内の通り問題なく稼働しています。
Appleのサードパーティに勤務(85から96年)し、漢字TalkについてはベータテスターとしてAJとお仕事をさせていただきましたので、思い入れはありますが、OSXの虜になるのにも時間はかかりませんでした。
今回のエントリーは特にMacBook AIRのユーザー様には有意義と思います。僕も購入を検討しながらPATA/5mm厚では今後の大容量化は市場的に厳しいのではないかとAIR次期モデルのSATA対応に期待を寄せています。
どうもありがとうございました。
プリンタドライバなど数GB単位で節約出来るので、BootCampを
使う際にも助かります。
フォントはまだ削除してません。
プリンタドライバより手間がかかりそうで、失敗した時の
リスクも高いので躊躇してます。
欲を言うと、外付けHDDなどに書類などのデータを上手く逃がす
方法があれば良いですね。
iPhotoやiTuneのデータは既に外付けHDDに逃がしてます。
TrimTheFat
http://homepage.mac.com/gweston/download.html
アプリケーションフォルダをドロップしています。
今の所不都合のあるのが アドビCS3、Office2008です
それ以外にもあるかもしれませんが結構容量が空きます
余計な言語削除として
Youpi Optimizer
OSXのHDDドロップしちゃってます
Monolingual
などがあります
フォントの削除は、手間はかかるもののシステムフォントだけ注意して削除すれば、危険性はそれほど高くはございません(リスクに対して削除できる容量が少ない、という考え方もございますが……)。もし、削除後に復活させる可能性がおありでしたら、手順5でゴミ箱を空にする前に、ゴミ箱内のフォントファイルを別ディスクにコピーしておけば、いつでもFont Bookから追加が可能です。
データを逃がす方法は私もいくつか試しております。現在は、作業中の書類のみ内蔵HDDに置き、iPhoto/iTunes/iMovieのデータはポータブル型HDD、システムバックアップを自宅の固定(?)型HDD、一部のデータバックアップを無料のオンラインストレージ、という状態でございます。
また、データを逃がすという目的とは異なりますが、自宅のMacに対してSSHで接続し、直接AFS接続でマウントして自宅のデータを利用しております。
この辺も、自信を持っておすすめできる方法が見つかりましたら、改めて記事でご紹介できればと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
また、追加記事のご用意が遅れておりましたところ、フォローをいただき誠に恐縮です。
私は、一括で言語とアーキテクチャを削除できるMonolingualを利用しております。こちらの利用方法を追加記事「Mac OS Xの不要ファイルを削除して空き領域を増やすには (2)」(http://blog.goo.ne.jp/pcqanda/e/e3fb8b4db5ca8262b1a36a65b11a71ee)として公開いたしました。
kirry777様もコメントされておられるとおり、アーキテクチャを削除すると動作しないアプリケーションを切り分ける場合、1つずつ作業できるTrimTheFatも有用かと存じます。
今後ともよろしくお願いいたします。
しかもきれいな画像付きで大変わかりやすく、スムーズに対応できました。助かりました。ありがとうございました!!