2月には石垣島にも遠征に行っておりました。
石垣島は当初行く予定ではなかったですが、友人のK氏がロッテのキャンプを見に行くとのことだったので、一緒に行くことにしました。

初めに石垣島の感想を言いますと、
石垣島はアマオブネガイ科の島ですね。
トウガタカワニナ科の多様性が想像より低く、何よりカワニナ科は見つけられませんでした! カワニナはどこにでもいるものだと思っていたので、これには本当に驚きました。
「お前が見つけられなかっただけで石垣島にカワニナいるよバーカ」と思われた方は教えていただけると幸いです笑
そんなこんなでとりあえず川を一本一本当たって行きました。





やはりイボアヤカワニナは多かったですね(どこでもいた)。
どこでもいる割に、川ごとに平均サイズや雰囲気が違うのが不思議ですね。環境要因なのでしょうか。
特に一番下の個体は、石垣島の数河川では見られましたが、沖縄本島では全く見られなかった型で、表面が黒っぽく(おそらく付着物による着色ではない)、顆粒が大きく、顆粒が角ばっているタイプです。
イボアヤは本当に一種なのでしょうか。


ヌノメカワニナもイボアヤほどではありませんが、結構いました。さすがコスモポリタン。

スグカワニナもわずかですがいました。
写真の埋まり方はヤラセではなくて、自然状態です笑
S君からスグの生息情報はいただいていたのです(ありがとうございます)が、その場所では見つけられませんでした。他の2地点で採集をしたので、スグは少なくとも3河川にいることがわかりました。
今回の遠征では回りきれなかった河川はありますし、生息していたのに僕が見つけられなかった場所もあるでしょうから、本当はもっと多くの場所にいるのだと思いますが、それでも石垣島の河川数から考えると生息河川はかなり少ないです。



ちょっと貝ばかりなので景色を…笑
石垣島は景色も綺麗でした。
遠征中は「次は絶対観光で来るぞ〜」とか言ってましたが、帰ってきて3ヶ月、もう石垣島行ったらやりたいことが山積しています… これは死ぬまで観光できんな…笑


初めに「石垣島はアマオブネガイ科の島」と言ったくせに、撮った写真はトウガタカワニナ科の方がかなり多いです。アマオブネガイ科が多すぎて撮る気がしなかったからです笑
上がカバクチカノコ、下がアマオブネガイです。上のカバクチカノコは見た目はイガカノコ無棘型だったのに、採ってみたらカバクチカノコだった個体です(謎)

この何の変哲もない用水路は、ある貝類が生息していた場所です。
さて何がいたんでしょうか。
続きは後編で。
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