2018/05/12-13は師匠と研究相談・採集でした。
日付が変わり、5/12になった頃に京都を出発。まずは東海方面へ向かいながら途中の津市で採集。狙いはチビクロイワマイマイです。
図鑑などを見ると個体数は多くないようです。頑張って探すもなかなか見つからず…。
夜が明ける頃、ようやくどこにいるのか分かり、見つけることができました。
チビクロイワを見つけるのに思いのほか時間がかか . . . 本文を読む
2018/04/15は弾丸で敦賀市へ行き、採集をしました。
かなり気温が上がり、関西北部が解凍してきたようだったので、一度も見たことがないクロイワマイマイ、模式産地である敦賀市のツルガマイマイを見てみたいなと思い向かいました。
まずはクロイワがいそうな場所へ…
良い感じの森です。
最初に見つけたのはビロウドマイマイ属。
エチゼンビロウド(Nipponochloritis echi . . . 本文を読む
コシボソギセル(Tyrannophaedusa nankaidoensis)です。殻高14mm程度の小さくて可憐な貝で、個人的にとても好きです。
コシボソギセルは種小名の nankaidoensis の通り、南海道(四国、淡路島、和歌山県など)に分布します。この個体は大阪府南部で見つけたものです。
次はプリカの分かる若い個体を見つけてみたいですね。
. . . 本文を読む
ホラアナゴマオカチグサは洞窟性の陸貝で、その生活様式から眼点がありません。
昔は各地の洞窟に多数生息していたようですが、現在は洞窟の乾燥化で激減しているようです。
そんなホラアナゴマオカチグサですが、洞窟がある条件を満たしているときには簡単に見つける方法があります。
ヒントがこの写真です。その方法は別の貝を探してるときに偶然見つけましたが、ホラアナゴマオカチグサがカワザンショウ . . . 本文を読む
2018/03/15に相方が採集したオルサトギセル(シリボソギセル)です。
シリボソギセル(Tyrannophaedusa iotaptyx)は伊吹山系固有ですが、中でも金生山周辺の個体群は過去にオルサトギセル(Tyrannophaedusa iotaptyx orthatracta)という亜種名がついていました。
僕にはどうも伊吹山周辺のシリボソギセルとは別物に見えるのですが、真相は . . . 本文を読む