’230618－19主(おも)谷

西黒森東斜面(主谷上部)を

’19年11月に訪れて以来、3年半ぶりの主谷本谷

川来須からきっちり遡行するのは初めてで、

ワクワク感があった

 

18日 堰堤の先から入渓

 

谷がクランク状に屈曲するところで10ｍ2条滝

今日は水量多でほぼ1条滝、左岸から巻いてみる

 

伊予富士谷出合

主谷本谷、伊予富士谷どちらも入口から両壁が深く狭く立ち上がり、

圧迫感のあるゴルジュになっている

まるで左右対称の双子みたい

 

ゴルジュ奥の滝を見物に

 

 

出合に戻って高捲き

古い道をうまく使って……

　

ゴルジュの先にぬける

 

左右岸から美滝が入り込む

　

長尾谷を分けて

すこし行った先で幕営地設営 

 

19日 朝から快晴

神鳴池方面の山並みが正面に

昨日稼いだ高度は300ｍ、

今日は西黒森ピークまで

高度差1000mの大稼ぎしなくては……

 

金子谷出合

ヌメってないところを攀じってあそぶ

　

気温が上がり汗かいて

虫がしつこくまとわりつき辟易する

 

H＝1100ｍ、3年ぶりのご対面　ライト R-3350 サイクロン 18

エンジンは健在、「よぉ、元気だった」

谷に半分埋まったままの変わらぬ姿に

なんだかうれしくなった

 

ふりかえると

伊予富士方面に谷は大きく開いている

 

疲れて西黒森北側のコルに上がる

菖蒲峠、陰地の頭が至近距離に

西黒森経由で登山口へ下りる

主谷本谷は……ゴルジュの巻きでミスったが、

特にむつかしい箇所もなく、

おおらかで包み入れてくれるような印象だった

水量は上まで豊富、

初日は水平に、二日目は垂直方向に

歩きごたえのある谷でもあった

5月に訪れると、最上部にはヤマシャクヤクが咲き誇るという

 

谷に行きたくなって

泊りと歩きをたっぷり堪能したい気分になったら、

主谷本谷へまた来てもいいなと思った