21日(雨のち晴)
日付が変わってしばらくしたころに
登山口(白鳥町 石徹白 上在所 白山中居神社)に到着
空から降っているのは雪ではなくて雨
昨日は大寒なのに雨
はるばるやってきてこれはやりきれない
明るくなるころには止むか雪に変わってほしい……
と願いながら仮眠した
早朝、雨音にがっかりして寝なおす
雨がやみ低い雲がきれて青空が見えはじめたのは、
結局正午ころ
日暮れまで時間は僅少だけど行動開始
ダイレクト尾根末端までトレースをつけるルート工作日にした
翌22日はそのトレースを使い、
そのまた先の野伏平を登り
11時タイムリミットで滑り下るプランに変更した
石徹白川(九頭竜川支流)に架かる橋をわたり林道歩きから
林道をはずし大黒山南面をトラバースして
ダイレクト尾根末端へ
ショートカットのトレースをつけられたので
雨を含んで重い雪の林道を滑り下った
22日(晴時々曇)
4時起床のつもりでいたら寝坊して6時起床
あわてふためいても朝食は摂って7時出発
昨日の続きからダイレクト尾根末端を軽くまたいで野伏平へ入る
ヤブはまだ煩わしそう
平年並みならもっと雪が積み上がっているのではないか
10:40、H=1400m地点(積雪210cm)で引きかえすことに決めた
寝坊もあるし雪も悪いし四国に帰らないといけないし、
もうここら辺で手を打った
南野伏のコル(H=1610m)まで抜け上がりたかったが、
それは次の機会に持ち越しだ
下り滑走は上りのラインをほぼ忠実に上在所まで滑り降りた
天気も雪の質量ともに
もうひとつ恵まれず、
残念な遠出スキー山行になった
けれど、これくらいでひるんだりはしないし
くじけたりもしない
今シーズンの山スキーはまだ続いていく……
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