Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

煌めく満月.。.:*・゜そして懐かしい映画のお話.。.:*・゜

2024-08-21 | 月と過ごす日々

 

台風が通り過ぎていった後の、洗われたような夜空に浮かぶ満月.。.:*・゜

日が暮れると涼しい風が吹くようになってきたような気がします。

満月を見上げて...ふと思い浮かぶのはベートーヴェンの「月光」...悲しく苦しい胸の内を託した曲とも言われています。

何をそれほど苦しんでいたのでしょう...聴力の衰えのこともあったでしょうが、何より苦しかったのは...

聴力を失っていく日々に曲作りを支えてくれた女性との別離だった...とも言われています。

その女性が献身的に支えてくれたことで、完成したのがあの有名な第九...

そのことを、史実とフィクションを織り交ぜて制作されたで映画が「敬愛なるベートーヴェン」です。

10数年前、まだ結婚前の娘と一緒に観に行った映画です。

史実に、仮定のお話を織り込んで、あの第九の初演までの数日間とその後の日々を描いています。

原題は「Copying Beethoven 」

Copyと言うのは、この場合は「写譜」のことで、若き写譜師(コピスト)アンナがヒロインです。

 


作曲家の「生の譜面」を清書するのがコピストの仕事

 なのですが、限られた時間に、正確に、

 ろうそくの明かりで、羽ペンで...しかも、あの大作曲家

 マエスロ・ベートーヴェンの譜面を...

 気の遠くなるような作業なのです。

 オーケストラとコーラスを合体させるという画期的な構想の

 もとに作曲される第九...既に聴力を失いかけている

 ベートーヴェンを支えるのがアンナです。

映画の後は...

 今はもう渋谷道玄坂辺りの再開発で姿を消したカフェ

 Les Deux Magots Paris  で一休み...

 懐かしい画像を取り出してみました...

 

 

 

 

娘のお気に入りだったタルトタタン.。.:*・゜

 

店長さんが、いつも過剰に?親しげに出迎えてくださるので

 娘が「あの方、お知り合い???」などと...?

 ただご親切な方だったのだと思います。

 もしかしたら...私をどなたか親しい方と勘違い

 なさっていたのかもしれませんが...

 謎のままです...

満月.。.:*・゜

 満月を眺めていると、心安らぐのですが...

 昨夜は、なぜかベートーヴェンの哀しい曲を思い出して

 しまいました。

 ☆.。.:*・゚月光☆.。.:*・゚...です...

ベートーヴェンの「月光」を聴くと...

 こんなにも哀しく切ない曲を作り上げるとは...と、

 わがまま、傲慢、自分勝手、傍若無人、癇癪もちで

 思い込みが激しい...

 欠点だらけで「野獣」と称される大作曲家ベートーヴェン

 ですが...この映画で描かれる彼は、なぜか少しばかり

 チャーミング...おそらく...アンナに恋をしている

 から...恋を愛に育むことができなかったのが残念...

 あまりにも有名な第九ですが、映画で描かれた初演の時の、

 あのコーラスに入る瞬間のシーンは、言葉には表わせない

 感動の一瞬でした.。.:*・゜

 スクリーンの中の観客と一緒に、歓喜と陶酔を味わえます。

 そして...結ばれることはなかった...

 アンナとベートーヴェンの「魂の交流」をきめ細やかに

 伝えてくれます。

 

     

小学校の音楽室の壁にかかっていた作曲家たちの肖像画...その中でも、一際気難しそうに見えたベートーヴェンでしたが

改めて、その生涯を詳しく知りたくなる...そんな映画でしたよ...もう一度観てみたい映画の1つです。

 

 

  まだまだ猛暑の日々...でも、朝晩は少しずつ涼しい風が.。.:*・゜

 夜になって驚くほどに激しい雨が降りました...大雨警報 落雷警報 洪水注意報...次々と警報が...


 

  

 

 

 

 

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