Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

白鳥の湖

2007-04-30 | おでかけ♪

青空が広がって一気に気温も上昇
夏日だそうですね
25℃という気温と、強い陽射しは夏の気配
でも、風は爽やかでした

友人お奨めのスポット
千葉県佐倉市にある「川村記念美術館」を訪れました
約30ヘクタールの広大な敷地...
そう聞いても、行く前には
イメージがわかなかったのですが...

行ってみたら、納得でした
緑豊かな自然の中で過ごす休日は
心安らぐ、ひと時でした

ゲートを入って、最初に目に入るのが
ゆったりと広がる白鳥池
タイトルに「白鳥の湖」と書いてしまったのは
「池」と言うよりは「湖」の方が
ふさわしいような雰囲気だったので...







緑豊かな森に囲まれた池
ゆったりと水面に浮かぶ白鳥達の優雅な姿が小さく見えます
森を背景に繊細な水しぶきが華麗に広がる噴水の美しい光景に
 エレガントな白鳥がよく似合います。

水辺を歩いていたら
芝生の上に白鳥が
日光浴でしょうか??? と、思ったら...

後方の木陰には...もう1羽の白鳥が眠っていました
 もしかしたら...卵を抱えているのでしょうか?
寝顔からは、安らかで神秘的な雰囲気が漂います...
 画像右下に、ふわりと純白の羽が1枚

息を潜めて見とれていたら、目を覚ましました
起こしてしまったかしら?
 大切な時間をお邪魔して、ごめんなさいね

美しい羽をお手入れする姿さえもエレガント

自分で草を集めて作ったように見える巣の上で
 立ち上がることもないし、お腹を動かすこともありませんでした
 お腹は常に草にぴったりとつけたまま...
 ほっそりとした首から上だけを、ゆっくりと動かしていました 
やはり、卵を温めているのでしょうね

これが、白鳥の卵だそうです
 展示室で見せていただけました。
 親鳥の姿から、純白の卵を想像していたのですが
 淡いブルーグレーを帯びたシックな色合いの卵です
 触ってもよいですよとのことで、お言葉に甘えて
 触らせていただいたら...
 手触りはつるつる、殻の厚みはかなりありそうな感触でした
 この硬い殻を割りながら生まれてくる雛たちの生命力を
 感じたような気がしました
 長径は、20cm近くあるように見えました



思いがけずに美しい白鳥さんとの出会いに恵まれて
 そっと撮影させていただけました


白鳥ママは、卵を59日間抱き続けるのだそうです
その間、卵を孵すために、体温は39℃くらいまで上昇するそうです
当然、体力の消耗は、かなりのもので...
他にも理由はありますが
川村記念美術館では、あまりたくさんの繁殖は
させないように、卵を回収することもあるのだそうです
見せていただいたのは、回収した卵です

白鳥の数が増え過ぎると
白鳥同士の諍いが激しくなることも
理由の1つだそうです

白鳥池全景の画像の左側に
囲いのようなものが見えるでしょうか?
囲いの中には、他の白鳥達と仲良くできない白鳥が
隔離されているのだそうですよ

美しく優雅な姿の白鳥達の世界にも
厳しい現実があるのですね

思いがけずに、白鳥とすぐ近くで会うことができて
なんとなく、ほんわかほんのり幸せな気分になりましたよ

森を散策して、たくさんのお花にも出会いました
お花たちのご紹介は、また明日...


 川村記念美術館について:緑豊かな自然に恵まれた広大な敷地には...


:全国各地で「夏日」だったそうです
          4月30日に「夏日」となるのは、例年通りなんですって
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