Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

降り続く雨の中の風船かずら

2021-08-15 | 心に花を



何日も冷たい雨が降り続けて、グリーンカーテンの風船かずらも寒そうに見えます。
雨雲が去って行けば、再び真夏の陽射しが戻るようですが、何とはなしに早くも夏の終りの気配が漂います。











私は「戦争を知らない子供たち」と呼ばれる世代に含まれるのかもしれません。
作詞をした北山修氏も作曲をして歌った杉田二郎氏も、私よりは年上で
当時まだ10代だった私には大人に見えました。
若い頃は年齢差を大きく感じます。
今では、前期高齢者とそろそろ後期高齢者、同じ高齢者ですね。

詩を書き上げた北山氏は、作曲を依頼したくて加藤和彦氏を訪れたのだそうです。
フォーク クルセダーズ時代の仲間ですね。
加藤氏は、「こんな歌...何が『花びらが好きで』だよ。」と鼻で笑って突き返したそうです。
北山氏は加藤氏を優れたミュージシャンでありプロデューサーでもあると高く評価していたので
厳しい評価に言葉を失い、複雑な思いを抱えて思い悩みながらも、杉田氏に詩を見せたところ、
杉田氏は喜んで作曲を引き受けてくれたのだそうです。

発売後、話題になりヒットもしましたが、賛否両論あったことも覚えています。
この歌は、今の若者たちに似合うように感じます。
歌いつないでもらえたら...そんな思いがよぎります。


戦争が終わって 僕等は生れた
戦争を知らずに 僕等は育った
おとなになって 歩き始める
平和の歌を くちずさみながら
僕等の名前を 覚えてほしい
戦争を知らない 子供たちさ

若すぎるからと 許されないなら
髪の毛が長いと 許されないなら
今の私に 残っているのは
涙をこらえて 歌うことだけさ
僕等の名前を 覚えてほしい
戦争を知らない 子供たちさ

青空が好きで 花びらが好きで
いつでも笑顔の すてきな人なら
誰でも一緒に 歩いてゆこうよ
きれいな夕日が 輝く小道を
僕等の名前を 覚えてほしい
戦争を知らない 子供たちさ
戦争を知らない 子供たちさ

今日、終戦から76年の終戦の日を迎えました。
300万人を超えると言われる、犠牲となった方々のご冥福をお祈り申し上げます。


新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...


 風船かずらについて


 冷たい雨が降り続ける終戦の日は、珍しいように感じています。




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2 コメント

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フラワー・チルドレン (とんび)
2021-08-16 08:01:53
アメリカで10代の子供達がそれぞれの選択で、人々に花を一輪差し出す・・そんな運動だったと思います。
「戦争を知らない子供達」とどちらが先だったのでしょう。
それをギター掻き鳴らし歌う友人が不愉快でした。
ある時、私が嫌っていることを十分知りながら、気持ち良さそうに終いまでギターを持って歌いました。
私は『やめろ』とも『やめてくれ』とも言わずに黙って最後まで聴きました。
この歌詞は反語的表現でもあり、毒牙を隠したアイロニーだったのかも知れません。
ようやく中立的に聴くことができる歳になりました。
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とんびさんへ♪ (Passy)
2021-08-16 19:33:48
とんびさん、こんばんは。
ご指摘どおり...北山修氏は「フラワーチルドレンから詩のヒントを得た。」と語っていますね。
私たち世代は、個人差がありますが、両親や祖父母から戦争体験を聞いたりして
「戦争を体験していない」ことは確かでも「戦争を知らない」と言い切れるかどうかは微妙なライン上かもしれません。
私は幼稚園児の頃に、家族で百貨店や映画館にでかけた折に
街角で傷痍軍人と呼ばれる人たちの姿を見かけたことを鮮明に覚えています。
参戦した国々の多くの国民の運命を大きく変えるのが、戦争ですよね。
世界には今も戦火が絶えません。
北山修氏は「100年後、200年後の世界中の子どもたちが『戦争を知らない』と歌えるようにと願っています。」
そう語っていました。
とんびさんには、ほろ苦い思い出を振り返らせてしまいましたね。
「甘っちょろい歌だ。」と批判の声があったことを思い出しています。
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