
数年前に苗木を植えた我が家の白侘助椿ですが、この冬は最上の美しさを
見せてくれています。
次々と絶えることなく咲き続けては、ぽとりぽとりと落ちていきます。
花びらが散らない椿は花の盛りが過ぎると、まだ美しさを残したまま、ある日
突然ぽとりと落ちていきます。
美しい花姿のまま落ちる様子が印象的だからでしょうか、「落椿(おちつばき)」と
特別な名前をつけて呼ぶのですね。
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![]() | ![]() 今年はもしかしたら...などと、少し期待しています。 |
![]() 特別な意味でもあるのかしらと思うほどに、心に残ります。 ![]() 花が落ちた後の画像を見て、よく分かりました。 | ![]() |
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「椿」「落椿」は俳句の世界では、春の季語。
「早咲き椿」「寒椿」「冬椿」は、冬の季語となり、「椿の実」は、秋に実が
できることから秋の季語となるのだそうですよ。
うっかり間違えてしまうと、夏木いつき先生に叱られそうですね。
侘助椿の花言葉は、「静かなおもむき」「控えめ」「慰めてあげます」...
どの言葉も慎ましやかな印象ですね。
侘助椿は、ほっそりとしていて小振り、まだ開ききっていないようにも見える姿で
ぽとりと落ちてしまう様子が遠慮がちな印象だから...と聞いたことがあります。
ただし「控えめ」は、華やかに咲く椿たち全てに共通しているそうですよ。
その訳は、華麗な花姿であっても香りがしないからだそうです。
大輪で華やかさがこぼれるように咲く椿でも、香りは感じませんものね。
薫りは素晴らしいのに、花姿は地味...椿とは対極の立場のような花の名は...
金木犀かもしれませんね。
金木犀も数々の花言葉を持っているようですが、代表的なものは「謙虚」です。
「控えめ」と「謙虚」の違いは...?
「控えめ」は、自分の至らなさを感じているようでもあり
「謙虚」は、自分の優れたところは充分に分かっているけれど、自慢したり...
これみよがしなことはしないように気配りしているようにも...

新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...








昔からのお屋敷のフェンス越しによく顔を覗かせている白椿
普段何気なく通りすぎていましたが、こんなにもすてきな佇まいなのに気づかせていただきました。
あと、見出しの画像を見て
(そういえばモンブラン食べたいな)とも思いました。
あら、本当にモンブラン.。.:*・゜
昔懐かしい黄色いタイプかしら...
我が家の白侘助の雄しべの色、淡い黄色が優しげで儚げで...と思っていましたが、
tsuboneさんのおかげでモンブランに似ていることが判明しましたね。
そう思って眺めてみると、愛らしくおいしそうに見えてきます。
花粉が見えてくる気配も見えない若々しい姿で落ちていくのですよ...