parismaris's days*

揺れる赤、時を告げる白。

未だ真夏の暑さが残る庭に、心待ちにしていたふたつの花が咲きました*



ひとつめは、これ。
ハイビスカスの仲間の、フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)です。

例年より20日も遅れて、ようやくようやく咲きました*




のびやかに枝を伸ばし、青々とした葉を茂らせてはいるのに、一向に蕾をつける様子がなくて…今年はもう花を見られないのではと心配しました。

旅のおみやげとしていただいたこれを育てて4年半が過ぎましたが(Yおねえさんありがとう!)、いままで開花が半月以上も遅れることなどなかったので、今夏の厳しすぎる暑さが影響したのだろうなと推測しています。


それゆえか、蕾の数はやや少なめです。
それでも、開花が始まってからは、毎日のように新しい花を咲かせています。

風に揺れる真っ赤な風鈴が、木々が生い茂る緑ばかりの庭にひときわ映えて、ほんとうにきれいなんですよ*




そしてふたつめは、このシロバナマンジュシャゲ(白花曼殊沙華)。

紅いヒガンバナの白花版…ではなく、正確にはヒガンバナとショウキズイセン(鍾馗水仙)との交雑種とのこと。

なので、『白花彼岸花』ではなく、『白花曼殊沙華』。




お彼岸を迎える直前まで、これの球根が植わる土の表面上にはなんの変化もなくて、母と「今年は出てこないのかしらね…」 「9月なのに暑すぎるもんね…」と、淋しく眺めていました。

…が。

彼岸の入りの6日前に、突然いくつものとんがり(花芽)が土から出ていて、「出たぁ!!」とふたりで大喜び(笑)




そして迎えたお彼岸。

それを知らせるかのように、そのときぴったりに、最初の花が開きました*




こちらも、今年は花数が少なめです。

けれど一輪がとても大きくて、木々の茂みの隅っこにありながら、なかなかの存在感。




『白花』の名を持ちますが、花の色は真白ではなく、ほんのりとしたクリーム色。

先祖のショウキズイセンの影響でしょうか。
(ショウキズイセンの花色は、山吹色に近い黄色)

さらに花の一部には、気まぐれに薄く紅も入ります。
こちらは、同じく先祖の、ヒガンバナの色かしら。


9月も末だというのに、最高気温が連日33度超。

天気予報を聞くたびに、「…チョット モウ 何言ッテンノカ ワカンナイ」と、目が虚ろになってしまいます。

先週には、二日間だけ、エアコンなしで過ごせたんですけどね…
あれは幻やったんやろか…

いつもの『食欲の秋』はどこへやら、夏バテならぬ秋バテが著しい、今日この頃です。

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