parismaris's days*

Autumn Roses

秋バラの季節です*

今秋は咲き始めるのがとても早くて驚きましたが、なんだかんだで帳尻は合い、花の盛りは今このときとなりました。



フランシス・デュブリュイ

夏の終わりにひどくハダニにやられてしまって丸坊主になり、この秋はもう蕾はつけないかと思っていましたが、少々崩れた姿での開花ではあるものの、なんとか花を見ることができました。

クラシカルで濃厚なダマスクのかおりが、まったりと香っています。



イブ・ピアッチェ

勝手に生えてきて勝手に生長しているこのお嬢さんも、変わらずアバランチェ(切り花品種の白バラ)の足元に居候したまま、機嫌よく過ごしています。

居候ゆえか幹が太らず、たくさん咲くことはありませんが、派手なこの色と形、そして香水そのもののような強いダマスクモダンの香りで、離れた場所にまでその開花を知らせます。



風月(WABARA)

室内観賞用の『おへやで育てるばら』としてやってきたバラです。

その後、水耕栽培のままで育て続けられる自信がなかったので土に下ろし、そのときから外で育てています。




気温によってピンク色の斑(ふ)のサイズが変わるのがこの『風月』の特徴だと知ってはいましたけれど、これほど強く斑が入るとは思いませんでした。

上の画像がこの秋の1輪目、そして下が2輪目。
それぞれに斑の大きさが違っていて、とてもおもしろい*

まだ株が幼いからか、花のサイズは小さめですが(そしてこの秋の花はかたちも崩れ気味…)、やわらかくほのかに香ります。



アバランチェ 〔切り花品種〕

とにかく咲きます。 春にも秋にも、ものすごく咲きます。
さすがは切り花品種。

中心にこっくりとしたクリームを含んだこの白が、とても好きです。

そうして、今やあまり好まれなくなった(ような気がしている)半剣弁咲きの花も、品があって見飽きることがありません。



ピーチ・アバランチェ 〔切り花品種〕

このお嬢さんも、いい色でしょう*

春の花はもう少し桃色味が強いのですが、秋にはこんなアプリコット色で咲きます。



オーシャンソング 〔切り花品種〕

わが家ゆいいつの紫色のバラです。

これは少しピンク色が強めに出ていますが、本来はもうワントーンだけ濃い紫色。

香りがまったくないのが残念です。



もこもこ 〔切り花品種〕

うちの『もこもこ』さんは、秋が最も美しい。

もうほんとうにこの姿に咲かせるのが難しい花で(育てること自体は難しくないのに)、名前のとおりの『もこもこ』した姿にはなかなかなりません。

そもそも、蕾がほどけ始めてから完全に開花するまで、時間がかかる。
うちにある他の切り花品種たちの倍ほども、時間がかかってるんじゃないかしら。

いずれにせよ、なんとも辛抱の必要なバラです(苦笑)



エクレール

もともとは切り花品種ですが、今では園芸苗としても販売されていますね。

これはまだ園芸苗が珍しかったころに、切り花から挿し木して育てたもの。

よく伸びて、繰り返しよく咲くバラです。



アマダ 〔切り花品種〕

わずかに黒味を帯びた赤と、固いほどによく巻いた花が、とても豪華。




こちらは、アマダの完全に開いた姿。

造形的にも見事で、1輪で絵になるバラだなぁと思います。



スペード 〔切り花品種〕

黄色から白へのグラデーションがとてもきれい*

暑さにも病気にも強く、手がかからないのも助かっています。



ムーン・スプライト

新苗で迎えて1年半。

病気にかかることもなく順調に生長してはいるのですが、なかなか幹が太らず、枝々も妙にひょろひょろしています。

そういう品種なの…?(心配)




そのムーンスプライトの、開いた姿。

咲き始めとはまるで別人だけど(笑)、これも好き。



ファンシー・ローラ

切り花品種のスプレーバラです。

例のごとく、フラワーアレンジメントのレッスンで使った残りの部分を挿したら割と容易に根付き、すくすくと2株も育っています。(置き場所がもうないというのに…!)

幼くしてすでに枝が暴れがちなので、今後スペースを取りそうで…いま一番の心配はそこ(苦笑)



そのファンシーローラの開いた姿。
これも割と化けますね…

そして蕾の上がりかたが、さすがスプレーバラ!



プリンセス・オブ・インフィニティ

ミニバラではありますが、中大輪系で、7センチほどもあります。

ずいぶん昔にホームセンターで衝動買いしたのですが(ミニバラは価格がお手頃なものだから、つい…)、今やフツーのバラと同じ顔して大きく育っています。

淡いけれど、甘やかなよい香りがするんですよ*


猛烈な暑さの長い夏を、大きなトラブルもなく乗り越えさせることができて、いまとても安堵しています。

バラはこまめな目配りとケアが必要な植物だけれど、その手間以上の成果をこうして花や香りにして表してくれるので、育てる甲斐と楽しみがほんとうに深くて、「まだまだ『沼』からは這い上がれそうにはないなぁ…」と、この秋バラたちを眺めながら思っています(笑)

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