庭仕事の合間の針仕事。
庭がいちばんきれいなこの時季は、庭仕事がいちばん忙しい時でもあり。
『晴耕雨読』ならぬ『晴耕雨縫』で、合間の時間を見つけては、裁断したままになっている長袖の洋服をせっせと仕上げています。
そうしてようやく、また一着のロータックワンピースが縫い上がりました*
生地は薄手のポリエステルです。
この色柄、嫌いではないんだけど…どうなんだろう、ちょっと地味派手?
付き添いで出かけた服地屋さんのセールで、母が「これきっと似合うよ!」と半ば強引に押しつけてきた生地なのですが(笑)、第一印象は「えっ、地味…」でした。
遠景では色味がよくわからないので、ズームしてみると。
こんな色柄。
黄×青は好きな組み合わせだし、さらにそこに白や濃紺が混じっていて、よく見るとなかなか凝った意匠。
模様も、こうして間近で見ると適当に描かれた格子柄のようであり、遠景で見るとどこか規則性のある幾何学模様のようでもあり。
…うん、嫌いじゃない。
なので、洋裁の大先輩である母の意見を受け入れて買い求めたのですけれど。
(国産生地のはぎれ売りなのに、用尺がたっぷりで激安だったし!)
仕立て上がったときにどんな服になるのか(年齢に見合わない老けたものが出来上がるのか、はたまた地味に派手なものになるのか)が想像できなくて当惑。
とりあえず、コーディネイトを考えなくていいワンピースにしてみたのですけれど…
どうなの、これ??
*うしろ*
(ローウェストなので寸胴に見えますが(笑)、着るとそれなりにフィットするデザインです)
生地の薄さに合わせて軽やかに見えるよう、スカート丈も少しだけ短くしたので、袖も袖口を折り返すと八分丈になる仕様にしました。
(そのまま着ると、普通の長袖)
これが折り返した画像なのですけれど…変化がほとんど分からないですね(笑)
けれど、身に着けると手首が覗く長さです。
それだけでもずいぶんと軽やかに見えるものですものね。
出来上がった今なお、ほんとうに自分に似合うのかが分からず当惑したままですが。
決して嫌いではないので(こればっかりw)、暑くなる前に一度着て出かけてみましょうか。