一日、いいお天気に恵まれた土曜日。
ずいぶん日が伸びて未だ明るい夕刻の銀座です。
ここ、
銀座のシャンソニエ「鳩ぽっぽ」で、
ほさか夏子さんと、
同じシャンソン歌手であり、
古くから夏子さんの友人でもある加藤初枝さんの、
お二人だけの歌で綴る、貴重なライブがありました。
お二人のライブ。
そこには。
とても穏やかな、
心地良く、優しい時間が流れていました。
ライブの最初と、最後をしめたお二人のデュエットも、
とても息が合った最高のコンビネーションで、
素敵でした♪
加藤初枝さん。
久し振りのステージだという初枝さんは、
そんなことはまるで感じさせないすばらしいパフォーマンスで。
そのチャーミングな歌声はなんとも魅力的で!
私は、終始、
心ときめいて、
うっとりと聴き入っていました。
プロの歌手活動をなさっていた頃の初枝さんを知っている旦那さまから、
「彼女の歌声は昔からそれは素敵で、
日本のフランソワーズ・アルディと呼ばれていたんだよ。」
と、聞いていたのですが、
本当に。
少女のような可憐さと、
しっとりとしたアンニュイさを併せ持つその歌声は、
私も大好きなフランソワーズ・アルディとも重なりました・・・。
でも。
初枝さんの歌の世界は、
初枝さん独自の、豊かな個性溢れる、
素敵な世界です。
今まで活動をお休みしていたなんて何とももったいないくらい、
とても貴重な歌姫だと思いました♪
そして、ほさか夏子さん。
相変わらず、
すばらしいです!
夏子さんは、デビュー当時から、
エディット・ピアフの再来だと賞賛されてきた実力の持ち主だそうですが、
でも。
何度もライブを拝見してきて、この頃思うのは、
夏子さんの歌声&歌心、
歌の世界は。
ピアフとか何とか、そんな具体的な例えではもう言い尽くせない、
これからももっと磨きのかかるであろう、
煌めくような“夏子ワールド”そのもの。
夏子さんの中には、
まだまだいくつもの宝石の原石の輝きを秘めているかのようです♪
今。
日本の「シャンソン」を漠然と考えると、
正直なところよくわからないという方たちや、
昔と比べてちょっと元気がなくなったと考えるファンの方も多いかと思います。
でも夏子さんの歌の世界は、
シャンソンという“枠”を超えて大きな感動を与えてくれる、
すばらしい“音楽”の世界だと、
一人でも多くの方達に知っていただけたら、
幸せです・・・。
最後に♪
今回のライブは私にとって。
まるで大好きなシャンパーニュに酔っているかのような、
それは魅惑のライブでしたので。
お二人の歌の世界を、
ちょっとシャンパーニュにたとえてイメージしてみました♪
まず、夏子さんは、
「クリュッグ・ヴィンテージ」。
生産本数も希少で、まさに貴重なシャンパーニュ。
きめ細かさと、力強さを併せ持って、
かつ気品に満ちて、すがすがしく優雅な味わい。
一度飲んだら忘れられない味わいです。
そして、初枝さんは、
「ベル・エポック・ロゼ」。
華やかで、エレガント。
チャーミングで女性らしい味わいの、
大変魅力的なシャンパーニュの貴婦人です。
またぜひ!
お二人の歌の世界に酔いたいものです♪
お二人のイメージをシャンパンで表わすとは何ともオシャレ。味は想像するのみですがボトルのデザインや雰囲気をみる限りなるほどイメージにピッタリですね。
思い出すたびに幸せになれる・・・!
まさにそんなライブでしたね
ライブのひととき、
シャンパーニュに酔っているようないい気持ちでした・・・。
お二人のイメージのシャンパーニュは、
どちらも大好きな味なんです。
またお二人の歌声に、
酔いたいです