ひっくり返ったおもちゃ箱

アジアのドラマや映画、少女マンガ、アニメ、小説などの感想と妄想箱。
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14話「恋の別れ道」前半

2013-10-12 | イタズラなKiss~Love in TOKYO
大変長らくお待たせいたしました~。
全16話のイタキスレビューも14話まで来ちゃいましたね。
あと3話なのかぁ…と思うと、なんだか淋しいですね。、そしてクライマックスに向けて、ちょっと辛い展開になってきてるので、なんとなくテンションが上がらなくて…仕事もプライベートもなんかバタバタと忙しくて…というのは言い訳で(え)


何をしていたかというと。



キム・ブンド(@イニョン王妃の男)に溺れておりました。

 この彼です。
「突然、現われて胸キュンさせないでよね」
「胸キュンとは何だ?…さては、また悪口だな?」
…ヒョヌ君がものすごくかっこいい…。ブンド、素敵だ…。



という毎日でありました。


ごめんね、入江くん、君を忘れていたわけじゃないのよ!
おばちゃんは、やっぱりあなたが一番よ!(誰も聞いてない)

で、嬉しいニュースが飛び込んできました~。
イタキスシーズン2、制作決定!
やった~~!入江くんの白衣!クリス、啓太の登場!好美ちゃんは出るのかなぁ、理美の結婚式は…?とわくわくが止まりません。

…でもね、監督、プロデューサー、脚本家がみんな変わるのだそうです。
…あの愛いっぱいの「イタキス」じゃなくなるのかな…と思うと、それはとても残念。
監督は誰になるのか…脚本は?と、怖くもあり、また新しいイタキスが楽しみでもあり…とにかくレビューを仕上げてシーズン2を待とうと思っています。



14話「恋の分かれ道」

入江くんにお見合いの話が舞い込んだ13話の終わり。
資金援助をするから孫とお見合いしてみないかという大泉会長でございました。

それを病室で両親に話す入江くん。
「まさか、資金援助の為に?」と驚くパパとママでございました。



そこへ琴子、パパ、裕樹がイリパパのお見舞に来ました~。

「急に来たから、パパ、びっくりしちゃうかな」
「裕樹くんの顔を見たら、元気になっちゃうよ」という琴子パパ。
琴子パパ、重箱を持ってるんですよねぇ~イリママへの差し入れかな?…このドラマのこういうところ、大好きです。

「親を見くびるな!」とパパの大きな声が聞こえてきました。

「何?」とびっくりする3人。



「お前を犠牲にしてまで会社を守ろうなんて思ってない!」
「そうよ~結婚だなんて、とんでもない!」とパパママ。


「私にはパンダイを一代で大きくしたという誇りがある。だから結婚は本当に好きな人としなさい」というパパに
「気に入ったんだ。お見合い写真見て、好みだったんだ。」と答える入江くん。

…そうか…気に入ったのか…じゃなくて!



「お兄ちゃん、どういうこと?」と病室に飛び込む裕樹。続く琴子&パパ。



「入江くん、お見合いするって本当?」
「ああ、今週の日曜日だ。親父がこういう状況だから軽く会食しようって。お袋には出てもらうぞ。」と病室を出ていきました。


「………」 みんな固まってます。



琴子、独白「入江くんがお見合いだなんて、私、どうすればいいの?」




「入江の野郎が見合いやと?」

はい、われらが金ちゃん登場です。
最近の金ちゃん、ちょっと憂いを帯びてて、いいですねぇ~…とそれは置いといて。



「相手は取引先のお嬢さん」
「それって政略結婚じゃない、今どきそんなのあり?」
「入江くん、相手の人、気に入ったって…」と沈んだ表情の琴子に

「入江の野郎、許さへん!」と怒る金ちゃん。
「琴子の気持ちはどうなるんや。あんなに健気に入江のことを思っとったのに」と言うと

「それじゃ、入江と琴子がうまくいって欲しいみたいだけど」と理美。
「そんなこと言うとらんわ!……わしは琴子に笑顔で居てほしいだけや」と言って立ち去る金ちゃん。

金ちゃん、やっぱ、ええ男や~・゜・(ノД`)・゜・




「俺が会社を継げば全て解決する…」と言ってた入江くんを思い出し、ぼんやりする琴子。
洗い物中、手をすべらせてお茶碗を割ってしまいました。

手当をしてくれるイリママ。


「琴子ちゃんをお兄ちゃんのお嫁さんにっていう私の気持ちは変わってませんからね!」
「でも、入江くんが決めたことだから…」

「あの言葉がお兄ちゃんの本心だとは思えないのよね。会社のことだって、そう。お兄ちゃんが会社で働いてるのを見ると、なんか違うな~って思っちゃうのよね。本当にお兄ちゃんのやりたいことじゃないんじゃないかしら。
パパが倒れたことで責任を感じてるのよ。それで、自分を犠牲にして、会社を助けるつもりなんだと思うのよ。」
イリママのこの勘!相変わらず冴えてますねぇ。

「でも、結婚までしますかね?一生のことなのに」
「あの子、思いこんだら一途なとこあるから!」


 「だからね、私、いいこと思いついたのよ」


 「いいこと?」

よく似てます、この二人(笑)。




琴子がぼんやり歩いていると松本裕子さんが待ってました。
「入江くん、お見合いするんですって?」…情報、早っ!


「大泉会長の孫?…本物のお嬢ね。」
「入江くん、気に入ったって言ってた…きれいなんだろうな」

「気に入らないわ。なんで、突然現れた完璧女に入江くんをさらわれなきゃいけないのよ!ナットクいかない」
「ま、おばさまがなんとかしてくれると思うけどね。」



「ん?おばさま?何よ、その話」と琴子に詰めより、イリママがお見合いを潰すという作戦にのっかってきた松本さんでした。




さて。お見合い当日。


高級ホテルで、すご~く広いお部屋であります。
貸し切りなんでしょうね~すごいわねぇ。ま、大泉グループだからねぇ。
この日は会長と孫の沙穂子さんだけだとか。
沙穂子さんの両親との顔合わせは「後日、入江くん(パパ)の体調が良くなってから」…って、もう、そんなとこまで話が行ってるんですか!

「その後日が…あるかどうか…」と微笑むイリママ(笑)
「おふくろ!」と焦る入江くん(笑)




おや?お庭に現れたこの二人。

「どうして私までこんな格好しなくちゃいけないのよ」
「仕方ないでしょう~庭に怪しまれずに入るには、これしか無かったんだから」…なんだかんだ言いながら仲良しです。



大泉会長の孫、登場。
高そうな振袖だわね~(おいこら)さすがのイリママもびっくりしております…振袖に?いや、沙穂子さんに(笑)
 

沙穂子さん、入江くんを見てびっくりしました。
そう、先日、エレベーターでぶつかった彼だったので…
「あの時の…憶えてますか?」


「美人は特に忘れませんよ」と優しく微笑む入江くん。
違う!こんなん、入江くんじゃない!・゜・(ノД`)・゜・
…お嬢さん、その彼、性格悪いですよ~(おいこら)




「なんだ初対面じゃなかったのか。それなら話が早い。」と大喜びの会長であります。



 双眼鏡で覗いてた琴子さん。



 沙穂子さんに呆然。がぼーん。



 「ちょっと貸しなさいよ」と見た松本さんも呆然。がぼーん。



気をとりなおして
「多少、顔がよくったって頭は空っぽかもしれないじゃない」
「そうだ、そうだ」と近くに寄ってみる二人。
 ほふく前進って…どうなんでしょうね(笑)。



話は進んでいるようです。
「沙穂子さんのご趣味は?」


「私はとりえがなくて料理とか洋裁とか手芸とか…つまらないんです」



「まぁ、ホントにね。つまらない。」
イリママ、すごすぎる(^^ゞ



「おばさま、ナーイス!」と喜ぶ琴子。




ママの発言に焦る入江くんに「沙穂子は現代の大和撫子で…」という会長。
「大和撫子なんて古臭い、どうりで若々しさに欠けてると思いました」とイリママの言葉に場の雰囲気が固まります…そりゃそうだわね。



「あの直樹さんのご趣味は?」
「大体、読書しています。後はテニスを少々。」
「なにが少々だ。何度も大会で優勝してるそうじゃないか。」
「まぁ、すごい。」という沙穂子さんに
「今度、教えますよ。」とにっこり。

入江さん、こんな顔も出来るんですねぇ…・゜・(ノД`)・゜・
笑顔の鉄仮面だわね。


「嬉しいです。でも、私、下手だから呆れられてしまうかも」
「それは呆れられるでしょうね」とすかさずママ。
「うちの直樹はとても意地悪でねぇ、一度、教えて出来ない人をすぐに軽蔑するんですよ…それも、あからさまに。」

…ますます場の雰囲気が固まります。
だけど、間違ってないと思う!(-.-)




「勉強もスポーツも出来て、そのルックスだ。さぞモテるんだろうね。」と会長。
「それほどでも…」という入江くんに

「モテるんですよ~でも、ご安心を。女の子とお付き合いしたことは全然、無いの」と言うイリママ。
「おお、硬派なんだね」
「ええ、硬派も硬派でして。もらったラブレターはその子の前で突き返す。勇気を出して告白しても、みんなの前でこっぴどく振る…ホントに硬派なんですよ、おほほほほ!」

…この話は、琴子のことですよね。

「でも、誰にでもいい顔をするよりいいと思います。」と沙穂子さん、反撃します。
「そうだな、浮気の心配が無くていい」と笑う大泉会長。

「全く女っ気が無かったかというとそうでもないんですよ。実は直樹には3年近くも同棲している同い年の女の子がおりますの。」
「いいかげんにしないか、おふくろ、何が同棲だ、同居だろ!」と焦る入江くん。

「これには事情が…」と言う言葉をさえぎって
「大事なお孫さんをいただくかもしれないんですから。こちらの事情もちゃんと知っておいていただかないと。
ひとつ屋根の下で暮らしている同い年の女の子が居るということは、まぎれもない事実。硬派と言っても直樹も若いですから、何も無かったどうかは、私も保障できませんけどね、おほほほほ!」



キレそうになった入江くん、「沙穂子さん、お庭に行きませんか」と二人で出てきました。
…イリママ、このままだとまた何を言い出すか分からんもんねぇ(笑)


 散歩する二人。
「すいません、おふくろが失礼なことばかり」
「お母さまはきっと、その方のこと気にいってらっしゃるのね。」
「父の親友のお嬢さんなんです。家族ぐるみの付き合いなんで…母もあんなことを。
でも、彼女のことを気に入ってるのは、僕じゃなくて母ですから。」

母だけじゃないよねぇ。違うよねぇ。



「私もお母さまに気に入っていただきたいわ。その前にもちろん直樹さんに気に入っていただかにといけないんだけど」

沙穂子(もう呼び捨て)、押してきますねぇ(^^ゞ



「ということは、僕のこと、気に入っていただけたんですか?」
「エレベーターの前でお会いした時から…」
「奇遇ですね、僕もですよ」
「まぁ…」

おいおい、なんだ、この雰囲気は。

と思いきや、先に行く入江くんのこの表情…うううううむ。
このまま溜め息をつきそうなんですが…、





さて、こちらは琴子&松本さん。
「あ~むかつく!」
 何を企んでいるんでしょう?


作戦その1。
 スプリンクラーから水?
それで沙穂子(やっぱり呼び捨て)の振袖を濡らそうという計算らしいです…その計画、大丈夫なのか?




やっぱりスプリンクラーの誤作動で、沙穂子じゃなくて二人が濡れてしまいました。あ~あ。
よく見てください、虹が出来てますよ(笑)




 散歩を続ける二人。いい庭園だよね~ここ。




作戦その2。
沙穂子の肩に芋虫を!
 芋虫、でかい。
…て、その芋虫、どこから持ってきたんだ?



 「ぼくが居るから大丈夫ですよ」と入江くんが取ってあげて。



 ぽいっと投げる。




 それがそのまま琴子の顔に!




 「きゃああああ~!」と驚き慌てて二人とも池に落ちました。
…安定のお約束。
「何の騒ぎかしら」というサホコに「掃除のおばさんみたいですね。きっと池の掃除をしてるんでしょう。」と入江くん。

うん、そうだね、ある意味、間違ってない。




ママの願い&琴子の工作も空しく、無事にお見合いは終わったようですね~。

 お風呂から上がる琴子です。
「大丈夫?」と心配するママに
「きっとバチが当たったんですね」と答えます。…う~ん、そうかもしれないわねぇ。


「沙穂子さん…確かにちょっとばかり美人だったわね」

また、いつの間にか沙穂子の写真を!

「こんな子、全然、お兄ちゃんのタイプじゃないわよ!お兄ちゃんの人生には刺激が必要なの。こんな大人しい子、すぐに物足りなくなるに決まってるわ」
「でも、あの二人、お互いにかなり気に入ってるように見えましたけど」

「私の鬼姑作戦はうまく行ったしね。大泉会長、きっとカンカンよ。こんな姑のいる家に大事な孫娘をよこすもんですか。きっと、断ってきますよ」



電話が鳴りました。

入江くんが出て…「大泉会長…今日は母が大変失礼しました。そうですか…それで構いません、どうぞ、よろしくお願いします。」



 
「どうだった?断ってきた?」と聞くママに
「沙穂子さん、俺のこと気に入ったから見合いの話、進めて欲しいって」

「え?」
「だからこのまま進めてもらうことにした」

「お兄ちゃん」
「俺が気に入った人なんだ…だからニ度とあんな邪魔はしないでくれ、おふくろ」


 

「お前もだぞ」
「え?」
「バレバレなんだよ。」
「ごめんなさい」

「お兄ちゃんが本気だなんて…信じられない。」と驚くイリママで14話前半、終わり。




とんとん拍子にお話が進んでいきますねぇ。
大泉会長はもう「結婚」を想定して話を進めているようです。困ったもんだわね。


この14話のツボはお見合いの席でガンガン押していくイリママですねぇ。
普通、息子のことをここまで悪く(?)言う母はいませんねぇ…でも、全くの間違いではない辺りが可笑しい。
でも、とりあえず取引先の、しかも出資を頼んでいる会社の会長の前でそれは…(苦笑)と思わなくもないけれど、会社のためにお見合いを勧めたりするママではありません。
イリママの魅力炸裂、爽快でありました。


同じくお見合いを邪魔しようとする琴子と松本さん。
なんだかんだ言って、仲が良くて笑ってしまいます。

そして気づいている入江くん…これ、少し面白がってると思うのは私だけでしょうか?
「何やってるんだ、松本まで…」と呆れながら心の中で笑ってたりして??
いやいや、笑う余裕はないかもしれませんね。
「奇遇ですね、僕もです」の後の表情…彼もいっぱいいっぱいかもしれません。

また、琴子の作戦がシンプルというか、幼稚というか、単純なんだよねぇ。
入江くん、わざと芋虫を琴子に投げましたよね?
それで、池に落ちても知らんぷり…そう、これこそが入江くんですよ!
「美人は忘れませんよ」なんて社交辞令と笑顔仮面はね、一時はかぶっていられても、そう長続きするもんじゃあありません。


そして沙穂子、押してきますねぇ~お嬢だと聞いていたけれど、意外に…ねぇ?
入江くんとサホコ、この二人、多分、普通にいい組み合わせだと思うんですよね…静かに愛を育んでいくような?
琴子を知る前の入江くんだったなら、普通にお見合いして、普通に結婚してたかもしれないね。
でも、常にじいさま(会長)の横やりが入りそうではあります。


私論ですが~夫婦や恋人(時には仕事のペアなど)って、ボケと突っ込みというか、陰と陽というか、違うタイプが互いに補い合う存在だと思います。
一緒に暮らしたり付き合ったり、仕事したりして、最初はその違いに戸惑っても、違いを認めあって、信頼が出来てくるんだよね。
そしてお互いの人柄も形成されてきて、一緒に居るうちにいろんなことが似てくる。
…その最初の違いが大きいほど、面白いと腐婆は思うのであります。


琴子には無いものが入江くんにあり、入江くんに無いものが琴子にはある。
でもサホコと入江くんって似たタイプだと思うんですよ。ママの言う通り直に「物足りなくなってくる」かもしれないねぇ。
サホコもきっと「困ったことが無い」人生で、おじいさまの庇護の下、苦労せずに生きてきたんだろうなぁ~。
サホコのスピンオフとか見てみたいですねぇ~金ちゃんタイプとの組み合わせは美味しいと思うけどな~。
誰か二次創作、書いてください(切実)


さ~後半に続きます。