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ひっくり返ったおもちゃ箱

アジアのドラマや映画、少女マンガ、アニメ、小説などの感想と妄想箱。
ネタばれ全開です。未見の方はご注意ください。

カエルになった王子様

2013-03-14 | カエルになった王子様
みなさん、こんにちわ~♪

今、いろんなドラマを並行して見ておりますが、私の場合、視聴の途中って、熱がありすぎて文章にならないことに気づきました。
ネタばれしないようにすると~わけのわからん文章になるし。
あらすじ書くとやたら長文になるし、難しいねぇ~書いては消し、の繰り返しで草稿中の文が増えるばかり。
ブログ持ってる皆さんを心から尊敬します~でも、コツコツ書いていたら、きっと要領も分かってくると思います。

というわけで。
今日も古い台湾ドラマのご紹介。

「カエルになった王子様」(原題;王子變青蛙)
2005年の作品です。
 まさか今さらの王子變青蛙。

私が台湾ドラマにハマった記念の作品です。
確か夜中に地方局で放送されてるのをたまたま見かけて、ずぶずぶと底なし沼(おい)に。

なに、この主題歌!耳にこびりついて離れない。
なに、このコテコテ感と古臭い昭和感・・・なんかよく分からないけど、好きだァ~~~!
気づいた時には、レンタルショップで(借りれる最大巻数の)10本を抱きしめて料金を払ってました。

ストーリーは韓国ドラマ「ラストダンスは私と一緒に」みたいな感じ。
大企業の御曹司が事故で記憶を失って、小さな村の貧しい家庭に世話になり、そこの娘と恋に落ちる(←この辺りが「カエル」なんでしょうね)
が、記憶を取り戻した彼は、娘のことを忘れて会社に戻り、彼を必死に探していた婚約者と結婚することに。
彼に思い出して欲しい娘は、彼の会社に入ります。
御曹司と婚約者の幼馴染みは、昔から婚約者が好きでしたが、あきらめようとした時に娘と出会い好感を持ちますが、娘は御曹司しか見ていない。
幼馴染みは会社を乗っ取り、御曹司はふたたびカエルになり…って、ラスダンそのままじゃん!


いや、いいんです。
私はこの「カエルになった王子様」を先に見たので、私にとってはカエルがオリジナルなんです。
でも、よくよく調べてみたら本家はハリウッド映画「心の旅路」だそうです~1942年の作品でジェームズ・ヒルトンの小説が原作だとか。ほぉ~。




主役のテンユはジョー・チェン(陳喬恩)。
お馴染み「ハートに命中100%」のシンディですね。
お母さんの経営する「銭来屋」(って、すごい店名だね)で育ち、すごいお金にがめつい子です~その場しのぎのウソもつき、道を聞かれててもお金を請求する、相手がお金持ちと分かるとガムひとつにも法外な値段をつける。
最初は「おいおい。この子、大丈夫なのか?」と思いました、シンディとは真逆のキャラです(当たり前か)
ホントは家族思いの優しい娘さんなんだけどね~お金で苦労してるから仕方ないのかな。
ジュンハオ(御曹司)の事故は自分の過失と思っているから、家族ぐるみでなんとか隠蔽しようとするのね。
で、どこかに捨ててこようかと色々と試すんですが全て失敗して、そうこうしてるうちに情が写って、店で雇うことにします。


御曹司のジュンハオはミン・ダオ(明道)左から2番目の彼。
183CLUBのメンバーであります。(説明しよう!183CLUBとは当時の台湾の人気ユニットであります。今は殆ど活動していません。主題歌も彼らが歌っていますが、すっごいインパクトだけん、一度、聞いてみてください。)
最初は「濃いなぁ~~~ないわ~~~」と思いましたが、あら不思議、だんだん素敵に見えてくる。

御曹司時代のジュンハオはかなりイヤな奴です。
がめついテンユに、イヤなジュンハオで「この二人にロマンス?」なんて思いましたが~どのドラマでも記憶を無くした後って、人が違ってきますよね。
この記憶喪失時代のジュンハオ、誠実でいい奴なんだ~がめついテンユの心も変わっていくわねぇ、きっと二人とも、元はいい子だったのよね。
記憶を失ってカエルになってからの笑顔がいいです~思わず心臓、打ち抜かれそうになった自分…まさかの明道堕ち…信じられなかった。
明道は御曹司とカエルを見事に演じ分けていると思います。


幼馴染のズチェンはサム・ワン(王紹偉)右端の彼。布施明ではありません。
 彼も183CLUBのメンバーで5566(これも当時の人気ユニット)にも所属していたとか。
いい人です。優しくて周りに気配りが出来て、育った境遇から「自分が我慢すればいい」とすぐに引いてしまう。怒らせると一番怖いタイプかも。
この彼が親の代からの因縁をかかえて会社を乗っ取ろうとするから、これまた大変。


そしてジュンハオの婚約者ユンシはジョイス・チャオ(趙虹喬)右から二番目の彼女。常磐貴子にかぶります。
ジョー・チェンと一緒に七朵花という人気ユニットで歌ってたそうです。へえ。
彼女もいろいろ抱えてます・・・って説明、雑だな(^^ゞ



台湾ドラマの定番どおり明るく楽しく、根っからの悪人が居ない。
最初は軽く、話のあちこちに「おいおい」とツッコミを入れてますが、次第に切なくなってきます。
記憶を取り戻したジュンハオが別人のようにテンユを冷たくあしらう様には、一緒に泣けてしまった。
最後は明るいハッピーエンドです。

全30話。ちと長いですが、古臭い、昭和の雰囲気、この時代錯誤が逆にツボです。
オシャレな日本ドラマ(あくまで私感です)や熱い情熱の韓国ドラマ(これも私感)に飽きた時に、どうぞ。


2 コメント

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Unknown (momo)
2013-03-16 08:30:25
オープニングで固まった記憶があります。
周りにも奨めるのですが、みんなそこで挫折するみたいで
「ごめん」でした。
2番手が、悲しみのあまり雨の中、ウェアに着替えてサッカーするところで申し訳なかったですが、笑ってしまいました。

ラスダンは、みんなハマるのに不思議です。
私も好きです。
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momoさん (パレアナ姉)
2013-03-16 21:58:05
momoさ~ん、コメントありがとうございます♪
おお~さすがmomoさん、ご存知でしたか!
やっぱりオープニングで固まられましたか~分かります。呆気にとられる感じですよね、そこで好き嫌いが分かれるかもしれませんね。
周りに勧めてらっしゃるとは、さすがです!ますますご尊敬申し上げます。
2番手のサッカー!思い出しました~彼はやること、いちいち不思議でツボでした。
ホントね~ラスダンはみんな好きなのにね~やっぱチソンと明道の違いでしょうか(^^ゞ 
この昭和とラテンをミックスしたような主題歌がいけないのでしょうか(笑)
でも、momoさんがお好きと聞いてとても嬉しいです~。
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