ひっくり返ったおもちゃ箱

アジアのドラマや映画、少女マンガ、アニメ、小説などの感想と妄想箱。
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信長のシェフ

2013-03-22 | 日本ドラマいろいろ
みなさ~ん、こんばんわ♪

先週、最終回だったテレビ朝日の金曜ナイトドラマの「信長のシェフ」は面白かったです~ヽ(´▽`)/
公式HPはこちら
第一回の放送を何気なく観て「あら、なんだか面白い」と録画をとって視聴しました。

戦国時代にタイムスリップした平成の料理人、ケンが織田信長の料理長となって、料理で戦国時代を生き抜いていくお話です~。
原作がマンガで、これもまだ連載が終わってないんですよね。

ケンはKis-My-Ft2の玉森裕太くん。
そして信長が及川 光博、われらがミッチーであります。
その他、森 可成に宇梶剛士、秀吉にガレッジセールのゴリまでは「へぇ~」と感心したりしましたが、明智光秀に稲垣吾郎と来て、家康のカンニング竹山を見た時は思わず飲んでたコーヒーを吹きました。

でもね、すごく見やすいドラマでした~。
この時間帯って低予算で作られてるから、派手な演出や仕掛けが無い(出来ない?)んですよね。
週末の深夜枠って、このくらいの軽さがいいですねぇ。一週間の仕事が終わって、ほっとした心にはちょうどいいかもしれません。
信長がケンの料理を「なんともキテレツ、美味じゃ!」と褒めるように、このドラマも「キテレツで美味」でした。

まずは信長のミッチーさん、鎧に毛皮って・・・いいわぁ♪
ミッチーが楽しんで演じているんだろうなぁ~と、そんな雰囲気が伝わってきました。
ナイトドラマなのに視聴率が良かったのも、このミッチー信長のキャラでしょうね~。
すっごく生き生きしてました~。

そして玉森くん!
「イケメンですね」の時はぎこちなくて「これがテギョン?なんだかなぁ~」という印象でしたが、このケンは良かった。
彼が一生懸命、演じているのが感じられて、おばちゃんはすっかりファンになってしまったよ。

他のキャラも印象的でした~。
市川猿之助さんの石山本願寺の顕如さん、坊さんなのに生臭すぎ(笑)。ま、石山本願寺の僧兵のトップだからね~無理はないか。
光秀の吾郎ちゃん、胡散臭すぎ(笑)。今まで、光秀に抱いていたキャラが崩壊しました、いや、ホントに。
くの一の楓さん、鎧がセクシーすぎ(笑) 一緒に見ていた夫が「おお~アフロダイみたいだ」と呟きました・・・アフロダイって、古すぎやね、分かる人は居るかしらん。
瑤子さんはちょっと年が行き過ぎ・・・ホントにケンとは恋人というより姉と弟・・と、ツッコミどころが満載でした。

その他にも蘭丸の台詞がたどたどしいとか、よいこの濱口は何しに来たんだとか(ゲスト出演でちょい役で出てきました~自分が獲ったエビを届けに来たんだっけ)。
スタッフみんなも楽しんで作っているんだろうなぁ~と思いました。

最後は終わっちゃうのが寂しくてね~。
結局、ケンは現代には帰らないんですが、そもそも、どうして戦国に来たの?・・交通事故で感電した?(こら)・・ナイル川に沈んだ?生贄として呼ばれた?大きな火を見た?(って、どれも違うって)
と、疑問も残りますので、私はまた原作マンガに手を出すのかしら~(^^ゞ

ラストは私の見間違いでなければ、瑤子さんはまだ戦国に居るんですか?
あの町並みは戦国だよね?・・・実は平成に帰れなくて、今度は江戸に行ってたりして・・・(^^ゞ

そしてケンの「いざ参らん。戦国の○×△■・・」と言ってるところ、何て言ってるのか分からなくて調べてみたら、「戦国のキュイジーヌ」でした~。
キュイジーヌは、フランス語で厨房、調理をする場所なんだそうです~「料理」という意味で使われることもあるそうで、これも勉強になりました~。
たのしいドラマでした。

次作は「お天気お姉さん」だそうです~これも面白そうなんで、観てみようと思っています。