ひっくり返ったおもちゃ箱

アジアのドラマや映画、少女マンガ、アニメ、小説などの感想と妄想箱。
ネタばれ全開です。未見の方はご注意ください。

12話「それぞれの夢の先に…」~前半

2013-09-13 | イタズラなKiss~Love in TOKYO
BSフジでの放送が始まって、このブログを訪問くださる方がうんと増えました~ありがとうございます。・゜・(ノД`)・゜・
こんな暑苦しい、独りよがりなブログですが、良かったらおつきあいくださいね。




さて12話でございます♪
楽しい嬉しいクリスマスが終わりました。
その後、琴子と入江くんは何の進展もなく、時は過ぎ、春が来て二人は大学2年生になりました。


「春~!」
 と桜を満喫する琴子…可愛いねぇ(でれでれ)



春ですからね、大学のキャンパスにも新入生がいっぱいです。
テニス部では須藤先輩が新キャプテンとなったようですねぇ。



ライバル松本裕子の妹も入部してきました。

「松本綾子です。目標は全国大会を制覇することと、直樹さんのハートをゲットすることです!」とウインクして大胆な自己紹介をしました~。



…これには姉もタジタジ。

「アナタ、妹にどういう教育をしてるのよ」
「あたしが聞きたいわよ」と二人、なんか仲良し。



学食でいつもの3人組です。
理美は雑誌の編集、じんこは音楽関係と、それぞれの道を見つけて、そのアルバイトを始めたようです。





「琴子の夢は?」と聞かれて「私の夢…?」と考える琴子。
「具体的に考えたことが無かった…」と答える琴子に「ちゃんと考えた方がいいよ」という二人。

将来の夢って…。

はい、いつもの妄想です。


「うは~!」と笑う琴子さん、頭の中身がダダ洩れですよ。

みんなはそれぞれの夢に向かって動きはじめていた。
私は…私に将来の夢って、何だろう?…と思う琴子。



さて、入江家では2年生になった進級祝いパーティをするそうです。
「ひさしぶりに家で入江くんに会える!」と喜ぶ琴子を「がんばらなきゃ」と励ますイリママ。



「新しいライバルが入学してきたじゃないの!」というママ、エプロンのポケットから
 ばし!
松本綾子の写真でございました…その写真はどこで撮ってきてるんでしょうか…。


「まぁ~ちょっとばかし可愛いし、テニスの腕もお姉さん以上なんでしょうけど、こんな子は全然、ダメ!この子は意外に試練に弱いタイプね。何かあったら、コロッと他の男に乗り換えちゃうわよ。琴子ちゃんみたいに、一途にお兄ちゃんを追いかける、しぶと~い根性は全然、無いんだから」
「…それ、褒められるんですかね?」
「がんばってね、琴子ちゃん。家族になるという将来に向かって、大きく前進する年にしましょうよ!ね!ね!」
…相変わらずのイリママ、心強いですねぇ。




さて、イリパパは。

お医者さまから何やら深刻そうに話を聞いていました~。
検査の結果ですって…血圧、高そうだもんねぇ。



その後、イリパパ、一人であい原に飲みに来たようです。
カウンターで琴子パパと話をしています。

「アイちゃんはこの店、将来はどうしようと思うとると?お弟子さんに継がせると?それとも琴子ちゃんにお婿さん取ると?」


「琴子が料理音痴だけん…俺、一代で終わらるのも仕方ない。」と答えるコトパパ。
「お婿さんを取るのも有りやろう?あの金之助くんは高校時代から琴子ちゃんのこと、ずっと思っとるとやろ?」
「ここだけの話、金之助は確かに腕がいい。この店ののれんを守っていける板前に成長する可能性は大いにあるやろ」
「それやったら…」
「ばってん、そればっかりは琴子の気持ち次第やっけん…ま、イリちゃんもそうやろうけど、俺は今まで自分の好きなようにやらせてもらったけん。自分の娘に店ののれん守るために、俺の選んだ料理人と結婚せえとは、よう言えんばい。」

「……」何も言わず頷くイリパパ。

「あんな娘でもね、もらってくれるっちゅうもの好きがおるなら、琴子のことを好きな男と添い遂げるのが一番と思うとよ」
「ほんとね」…とお酒を飲むイリパパ。


話が聞こえていた金ちゃん、元気がありません。

いつもなら、こういう話だと「自分が!」と出ていくのにね。


 ふう…とため息。

クリスマスに見た琴子と入江くんを思い出している様子。
そりゃ、そうだよね~…って、金ちゃん、クリスマスから、ずっと悶々としてたのかしら?
…あああ、金ちゃん。なんて不憫な。


 しゃんとせえ、金之助!



お店ではパパたちの話が続いています。
「やっぱり息子に会社を継いで欲しいと思うのは、俺のエゴなんかねぇ?」というイリパパ。
「直樹くんのこと?」
「…どうも乗り気じゃないみたいでねぇ。」
「直樹くんがダメでも裕樹くんがおるたい。二人もおるんじゃけえ、琴子しかおらん俺とはワケが違う。大丈夫て。」
「…裕樹じゃ、遅いとよ。」
「…え?」

…何でしょう~気になる発言ですね???




さて、こちらは琴子さん。
理美が授業にギリギリで飛び込んできました。
雑誌の編集のバイトを始めた理美は生き生きとして、雑誌の話をします。


徹夜明けらしいのですが「わかる、わかる!寝なくても全然、平気!」とじんこと一緒に盛り上がる二人を見て…




なんだか複雑な表情の琴子でした。





お昼です。
二人はそれぞれにバイト先の人たちとランチ、打ち合わせの約束をしてるそうです。




琴子が一人で食事していたら、金ちゃんが小皿を持ってきました。

「これ、食べてみてくれ。今度な、ワシの料理、あい原で出してもらえるかもしれへんねん」
「え、すごい!金ちゃんの料理、お店に出すの?」と驚く琴子。



「まだまだや。先付けの前に出す、お通しみたいなもんや。それも大将に試食してもらって…」という金ちゃんですが、
「でも、すごいよ~」としみじみ眺める琴子。


こうやって、しみじみ眺める琴子はホントに優しくていい子だと思います~♪(デレデレ)
先に目で、視覚で味わってるのかしら…これもお父さんの躾なのかしら。
父ひとり子ひとりなのに、お父さん、よく育てましたねぇ。




試食して「すっごい美味しいよ。プロの味って感じ」と褒める琴子に
 
「ほんまか」と喜ぶ金ちゃん。
「せやけど、なんかその割には浮かん顔しとるな。」

「なんか、みんな、すごいなって思って…金ちゃんもじんこも理美も、自分のやりたいこと見つけて、将来の夢に向かって動きだしてるのに、自分だけ、まだ何も見つかってないなって思って」と答えます。


すると金ちゃん
「人にはひとそれぞれのペースがあるんや。琴子は琴子のペースを見つけたらええねん。」

くう~~~…金ちゃん、優しい・゜・(ノД`)・゜・



「金ちゃんが料理やろうって決めた時、どんな感じだった?自分のやりたいことはこれだって思ったのは。」




「どうやったかな…いや、こんなん頭でかんがえること違うな、人を好きになるのと同じや。」
「人を好きになるのと同じ?」
「誰かを好きになるとき、頭で考えずに自然にわかるやろ。あ~自分はこの人のこと、好きなんやなってそれとおんなじや。難しいこと考えずにドキドキして楽しうて、ずっと一緒に居たいと思うやろ?…で、気がついたらやりたいこと、やっとった感じや。」

「そうか~」とうなずく琴子。
「でも、好きな人のそばに居られる仕事がやりたいっていうのと、自分がやりたいことは違うよね?」

「え?」

「私が好きな人が社長さんだったら、私は秘書になりたいと思う。」



「あたしの好きな人がパイロットだったら…」
 




「あたしはCAになりたいって思うし。」






「テニスプレイヤーだったら…」




「スケジュールを管理するマネージャー。」






「大学教授だったら」




「アシスタントとして研究を手伝ったり…」






「うふふふふ。」と妄想しながら笑っていましたが。



ふと、我に返ります。
「そんな風に将来の職業を想像して夢見ることはあるんだよ…でも、この夢には難点があるの。好きな人の仕事によって、私のやりたいことがコロコロ変わっちゃう。…それって、ほんとにやりたいことじゃないよね。とても将来の夢とは言えないよ。」





「せやったら、好きな人が板前さんやったら、琴子は店のおかみさんやな。
誰かの夢を支えるために生きるっちゅうのはええことや。男はな、そういう女を幸せにしてやりたいと思うもんや。
琴子はええおかみさんになれると思うけどな。」

金ちゃん…!!!

金ちゃん、からかわないでよ!
と茶化して冗談にする琴子でしたが~金ちゃんの顔が切ないねぇ。




その後、図書館です。

就職活動支援コーナーを覗く琴子。
「人を好きになるのと同じで自然にわかるかぁ…とはいえ、焦るよなぁ」




入江くんを見かけました!





駆け寄ろうとしますが





入江くん、真剣な様子です。





そっと見守る琴子でした。







「入江くん、何の本、読んでたんだろう。」

「…あのままずっと家に居て、大学出て、親父の会社ついで、ホントにそのままでいいのかなって思って。それじゃ親の敷いたレールの上で生きてるだけじゃん…それが本当にやりたいことならいいけど…わかんなくて。
だから自分のやりたいことを見つけるために、自分の力だけで生活してみたいって思ったんだ。」という入江くんの言葉を思い出し、

「あたしだけ置いてかれてる気分。」と少し凹む琴子でした。






入江くん、勉強してるなんて珍しいと松本さんが寄ってきました。
「これ、医学書じゃない?どうしたの?どいういう風のふきまわし?」





何やら思う、入江さん。




という12話、前半でした。



春、新入生がいっぱいです。
松本綾子、お姉さんと違うタイプで小さくて可愛い。
なのにテニスで全国制覇…すごいです。で、結構、ぐいぐい来ますねぇ(笑)
イリママが「こういうタイプは別の男に…」って言ってましたが~結構、いいとこ突いてますよね。
原作では中川くんが出てきますね~綾子は口で言うほど直樹さんのこと、本気じゃない感じがします。中川くんが琴子を構いだしたら、綾子さん、すっごく面白くなかったみたいだし。
イリママの勘は、鋭いなぁ。


大学二年になり、じんこも理美もそれぞれの夢を見つけて動きだし、なんだか、自分だけ置いていかれたみたいで寂しい琴子…という前半。


「好きな人の側に居られる仕事」とは、ざっくりしてますが~ある意味、すごいですよね。
もし、好きな人を好きでなくなったら、その仕事は続けられなくなるのかなぁ。
いや~琴子さんには、そういう発想はきっと無いんだろうなぁ。

この好きな人の側に居られる仕事の妄想…笑ってしまいました。
だって、入江くん、全然、笑ってません、むしろ、どの顔も憮然としてる。
琴子のイメージの入江くんて、いつもこんな顔なのかしら。

今朝、BSの放送を見ながら(何度目?)仕事してたら、通りかかった長男が「すっごい低予算で作ってそうなドラマだ」と申しまして…あ~そうかも、しれないと思いました。
でも、その限られた枠の中で、一所懸命、丁寧に作ってあるのが、すごくよく伝わってきませんか?
この妄想のシーンとか、パイロットの古川入江くんまで見れて眼福だわ~嬉しいわぁ。



で、それをうっかり金ちゃんに話しちゃう琴子…妄想にどっぷり浸かって、金ちゃんの表情に多分、気づいてない。
…これは、残酷だわ~金ちゃん、今、参ってるからねぇ。

なのに、そんな琴子に「誰かの夢を支えるために生きるっちゅうのはええことや。男はな、そういう女を幸せにしてやりたいと思うもんや」と言う金ちゃんはホントに素敵だ。

そうね、確かに…野球選手とか関取とか、プロスポーツ選手の奥さんには、琴子みたいなタイプがいいんですよね。
あ、琴子さん、料理が出来なかったんだ…ちょっと(かなり?)無理かな。


金ちゃんという良い婿候補がいるけど「琴子の気持ち次第」というコトパパはほんとに素敵です~。
で、イリパパの中の人、田中さんは九州弁がお上手ですね。
とても自然…もしかして、九州の方かな?

イリパパは会社を入江くんに継いでもらいたいみたいですが…体調、良くないみたいだし。
でも、入江くんは医学書での勉強を始めました…と、いうことは?



…12話、後半はどうなるんでしょうか~お楽しみに^^