日航の稲盛名誉会長が全日空の公募増資に対し、「日航の再上場を妨害するためなら、大変問題だ」と不快感を示したというニュースがありました。再上場より先に個人投資家から資金を吸収するねらいではないか、とのこと。
これって、なんかおかしいですよね。日航の再上場はほぼ決定しているわけだし、投資先として日航が全日空より魅力的なら、みんな日航に投資するでしょ？まるで、会長自ら「日航は全日空より投資先として魅力ありません」って宣言しているみたい。
大体、自力で資金調達できずに破綻した会社が、何言ってんだろって感じ。
今日、近くのコンビニのレジで、ふと店員向けの注意書きに目が行きました。宅配便の集配受付停止エリアの告知で、「原因：東日本大震災 エリア：双葉町、浪江町、南相馬市の一部・・・」などと書かれていました。
つい、目の前の原発再稼働の問題とか、そっちに目が行きがちですが、まだ大勢の方が故郷に帰れず、避難生活を続けているんですよね。国会事故調の報告書でも触れられていたけど、原発事故はまだ終わっていない（というか、終わりなんてあるんだろうか？とさえ、思ってしまう）んですよね。
そうそう、今日はUstreamで、国会包囲デモの中継をずーっと見てました。でも、NHKのニュースでは取り上げられませんでした。というか、7時のニュースをやらずに、ずーっとオリンピックの中継をやっていました。日本選手のところで中継に切り替えるとかなら分かるけど、他のニュースをやらずに、これで公共放送って言えるんでしょうか？
オリンピックってそんなに大事？今の商業オリンピックなんて、スポンサーに踊らされているだけじゃないの？そんなの、民放に中継させりゃいいじゃん。
先ほどのニュースで、被災地のいわゆる「震災遺構」を残すべきか、撤去するべきかという議論についてやっていました。
「震災を風化させずに後世に伝えるために残すべき」、「思い出して辛いから撤去してほしい」。どちらの意見ももっともだと思います。でも、私は「残す」道を選んでほしいと思います。何もなければ、人は簡単に忘れてしまいます。
今年の4月12日、新聞で「昨日は震災から13ヶ月目」というニュースを見て、「あぁ、そうだった」と初めて気が付いた私。3月11日は、１年という節目で、さすがに忘れはしなかったけど、それからわずか１ヶ月でこのありさま。これが現実。今日だって、震災から1年4ヶ月という節目だというのに、被災地岩手県出身の議員でさえ、被災地を思うどころか、新党なんかにうつつをぬかしている。これが現実なんです。
撤去してしまえば二度と取り戻せません。酷な言い方かもしれませんが、「見るのが辛い」という人には「見ない自由」があるはず。でも、撤去してしまったら「残したい」「自分の大切な人の死を無駄にしたくない」「二度と同じ悲劇を繰り返してほしくない」という思いは叶えられないのではないでしょうか。被災者じゃない私の勝手な言い分でしょうか。
北斗函館(仮称・新函館)～札幌間、いよいよ明日、認可かぁ。って、昨日から待ってるんだけど。昨日も「明日認可」って言ってなかった？て言うか、昨年末には2011年度中の認可を目指すって言ってたような。
開業はどの位、前倒しできるんだろう。平成47年度なんて、いくらなんでも遅すぎます！
今日は九州新幹線の全線開業から１年の記念すべき日ですね。震災の影響で、開業セレモニーは全て中止になって、ひっそりとしたスタートでしたけど、１年間の利用は好調だったようです。熊本、鹿児島への経済効果も大きかったとか。
いいなぁ。北海道新幹線は新函館(仮称)開業が2015年度末で、札幌はえーと2035年度でしたっけ？東北新幹線の全線開業も前倒しされたわけだから、北海道新幹線新函館(仮称)も少しでも前倒ししてほしいです。札幌延伸は、どーんと１０年位前倒ししてしかるべき。そもそも2020年度というのが、元々の予定だったはず。
この辺は、やっぱ政治家の力の差なのかなぁ…。長○新幹線のお金、こっちに回してほしい。FGTの実験なら、敦賀・大阪間でやってよ…。