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chimi*四方山話

よもやま日記

場所の記憶

2025-05-25 16:19:00 | 日々の事
5月25日(日)
いつもの5時に一度起床。
猫さん達に食事を出してもう一度寝る。

起きたら9時でした。
相変わらず何もない家ですので、
近くの石窯パン屋さんで朝食です。
今日は枝豆チーズパン、ミニコロッケパン、
ダークチェリーパイにしました。

帰りは成田街道沿いから。民家のお庭の金柑。

チモフィラ・ペンタカエタ

植えられた理由ではないのに、
何となく交互に生えていた植物。
最近ダウンロードしたアプリでは、
穂状の花の植物がツボミオオバコ(蕾大葉子)、隣がヒメムカシヨモギ(姫昔蓬)だそうです。


クロタネソウ(ニゲラ)。変わった形の蕾です。
毒性ありで人にも犬猫も✖️です。
眺めるだけで。

帰宅してからもう一杯温かい飲み物と、
手軽なスティックカフェ・オ・レ。
可愛いインコさんからの
癒しのメッセージがプリントしてあります。
今日は「前向き前向き」「you'll be fine.」。


昨日購入した新潮社発行、
岸本佐知子著『死ぬまでに行きたい海』。
本の帯の「場所の記憶をめぐるエッセイ集」が気になり、裏を見ると
「‥本人すら忘れてしまっているような些細な記憶‥」とあって、読んでみることに。

目次に「YRP野比」「初台」があった。
初台は西新宿に住んでいた頃一番近い駅が
京王線の初台駅で馴染みあり。
YRP野比は以前寝過ごして、
行き先変更した際に通り過ぎた駅。
著者の岸本さんが書き出しで
『YRP野比のことは、いずれはっきりさせねばなるまいと思っていた』と書かれていた。
私もそう思ってましたと嬉しくなった。

先週の金曜日は仕事を休んでいい事になり、何処かに出かけてみようかと候補にしていたのが三浦半島で、このYRP野比も入っていたんです。
だから昨日この本を手にとって驚きました。

ネットで調べればすぐ分かることですが、
実際に自分で行って確かめたかった。
でも結局今日この本を読んだら
分かってしまうことだけど。

それでもそのうち行ってみたいと思う。
10年以上前にYRP野比を通り過ぎ、
変わった駅名に驚き、
どういう場所なんだろうと車窓から
眺めた景色。
途中下車した駅から辿り着いた海は
誰もいなくて静かで綺麗だった。

本の題名は文芸誌MONKEYで
今も連載中のタイトルで、
著者がインタビューで話してたことが
あると、編集者の方が決めたような事が
あとがきにありました。
著者は思い出せないようですが。

私が「‥本人すら忘れてしまっているような些細な記憶‥」を思い出すきっかけは、
そんな事から‥と自分でも驚くことで、
面白かったりする。

「初台」の文字だけで、
どんどん思い出した懐かしい記憶。
決して些細ではない記憶だけど。
無理に忘れたわけでもない、
今まで思い出しもしなかった
そこでの暮らし。
もう30年も経っていたんだ。

自分の持ち物は本と少しの洋服だけ。
痩せた仔猫を連れて始まった新宿暮らし。







2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (aokun115)
2025-05-25 21:52:02
chimiさん😊
パンのチョイスが最高てす〜✨
とれも食べたい〜😋💕
交互順番に並んだなんてスゴい✨
🌿相談して出て来たみたい😊
新宿✨少しの服と本と猫さんと🎀
小説みたい😌✨
SUPERBEAVERの渋谷龍太さんのお家が新宿の中華やさんだから✨
いつか行きたいな🥰
来週も身体に気をつけて🍀良い週にして下さい〜🥰
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Unknown (papipirka)
2025-05-26 14:25:47
@aokun115 茉莉花さん こんにちは☺️
パン🥐好きなんです。つい食べ過ぎるんですけどね。
35年前に家出して最初に住んだのが新宿でした。それから今に至るまでもう小田原には住むことができなくなりましたけど。
借家だったので親が他界すると帰るところがなくなるんですね。
渋谷さんのご実家は新宿なんですね。
都会っ子ですね。
新宿も割と広くて私は西新宿に住んでいました☺️甲州街道沿いで、首都高がベランダの前で夜中でも騒音が凄かったです。
でも起きてる人がいるんだなぁと、夜が怖くなかった記憶が。
小田原は20時になるとお店が閉まってしまうから夜は外を歩くのが怖かった😨
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