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chimi*四方山話

よもやま日記

母に会う②

2025-04-12 22:27:00 | 日々の事
4月6日(日)
母宅に一泊した翌日。
母の作った朝食を頂く。
起きて朝食ができている有り難さ。

朝食後、近くの公園に
母と母宅のワンちゃんと一緒に散歩へ。

東柏ケ谷近隣公園(海老名市)
ここも懐かしい場所です。
桜はもう散り始めていて、
花吹雪の中の散歩でした。

犬と一緒に先を歩く母を見ながら、
わだかまりがあるとはいえ、
もっと会いに来てあげれば良かったと
思いました。

わだかまりとは、
私は子供の頃から母の事を
この人みたいにはならないと決めて、
冷めた目でみていました。
母は若かったとはいえ、
私をイラつかせる人だった。

母からすると私は手がかからないが、
子供らしい甘えがない
大人のような目をする私が嫌だったと思う。
でもそういう子に育てたのは母なのだ。

私は長子で一つ違いの妹に三つ違いの弟がいて、母は25,6歳で3人の子育てをしなくてはいけなかった。
だから私はいつも「お姉ちゃんなんだから、しっかりしてね」と言われて育った。
虚弱体質で、しょっちゅう病院に通院する私に「どうしてあんただけそうなんだろう」とも言っていた。
夫婦喧嘩する親を妹弟は泣きながら止めるが私は一人本を読んでいて、
父が外へ出ようとすると私だけ一緒について行った。父の味方だった。
母の方が悪いとハッキリ言う私に、
「あんな男のどこがいいのよ!」と
子供の前でもヒステリーにわめく人だった。
そんな母を冷めた目で落ち着いて見ている私が嫌いだったと思う。

母と妹は性格が似ていて、
わぁわぁ叫ぶ騒がしい人達だ。
二人曰く、私は落ち着きすぎて
冷たくて怖い人間らしい。

父の葬儀の日に泣きもせず、
斎場の煙突の煙を黙って見ている私に、
母は「1番可愛がられていたのに涙もみせないで」って怒っていた。
なぜ?泣けばいいってもんでもないでしょと心の中で思っていたが、母には私が笑って見えたようで、手に持っている一升瓶で殴られるかと思った。
凶暴さも妹と同じだった。

私は容姿は母にそっくりですが、
中身は父似でした。
似なくて良かったと思っていた。

だんだん大人になるうちに、
母の大変さが少し分かってくるように
なりました。
父のことを「あんな男」と言いたくなるのも分かりました。
だから「あんな男」とは一緒にならなければ良かったのだ。
私はパパっ子だから父が好きだったけど、
夫や恋人としては無理!だと思った。

母宅に戻ってから高校時代に
置いて行った荷物の片付けをした。
仕分けをしている私の横で、
幼稚園手帳の保育士さんの連絡簿を
読み上げる母。

写真が出てきてた。
離婚後、ディズニーランドに
父が連れて行ってくれた時のでした。
3人の子供に囲まれて映る父。
母はその写真を見て、自分がいた時は
どこにも連れて行ってくれなかったのにと。
その母の目は子供達を見ていなくて、
父を見ていた。

母の両親に反対されて、駆け落ち同然で
宮城県から神奈川に来た母。
年上のお医者さんとの結婚を断って、
アルバイト先の父と駆け落ち。
農家の娘がお医者様の結婚を断って!と
祖父母は怒って大変だったそうです。

父の事が好きだったのにね。
「神田川」の歌みたいな生活だったと思う。

あ〜話がだんだんなんだか逸れて
来てしまいました。
まとまらない。

ただお互い歳をとって、
あと何回会えるのかなと。
花吹雪の中の母を見て、
これからはなるべく会う機会を
つくろうと思いました。







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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (aokun115)
2025-04-12 23:03:29
そうだったんですねぇ🥲
papipirkaさんは花ちゃんに似ている😌🍀
だから花ちゃんもこんな騒がしい私が嫌だったのかな💧
花ちゃんが大人になってからの方が一緒に出かけたりが増えました😌
お父さんは😌付いて来てくれて嬉しかったね🥹🍀
私はそういうの見せる事になるのが分かったからね
見せたくなくて😣片親でも私が笑ってる方が花ちゃんにいいと思って1歳で別れちゃった💦
病気の時の事とか泣かない事とか思い出すと苦しいけど😣
雨の中迎えに来てくれたもんね🥹
これから😌お互いにもっとスッキリして行けたらいいね🍀
生きてる内にね🎀
その可愛いスイーツなぁに〜😆💕
小田原のお店?
それだけでも行きたくなる😆💕
大事なお話聞かせて頂いて😌
ありがとうございました🎀
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Unknown (papipirka)
2025-04-13 10:02:48
jasmineさん こんにちは☺️
私ね本か何かで読んだのですが、
まず親が幸せでないと子が幸せにならない‥ような内容でした。
jasmineさんの選択はそれが最善だったと思います。いくら子供の前で夫婦の仲を取り繕っても、子供は敏感に察知しますからね。子供が成人した頃に離れる親もおりますが、子供にしてみれば自分のためだけに辛い結婚生活を続けて欲しくなかった。と、いう話は良く聞きますよね。
子供いたままの再婚はホントよく相手を選ばないと悲惨な結果もよくありますし。
うちは妹が結婚離婚を繰り返し、二人の子供達は父親が違います。結局子供達が小さい時からシングルマザーです。私は父親がいないのが心配していましたが、今思うとこれで良かったのだなと。
花さんはjasmineさんの事が大切なお母様だと思われているのが良く分かります。
jasmineさんは人としてとっても良い方で
魅力的で自慢のお母様だと思います。
一緒にいると良く思わない事の方が
フツフツ浮いてくるものです。
“少し距離をおいてみる”って凄く大事なのだとしみじみ思います。
母のことも恨み節みたいに思っていた事も、住んでいた時は退屈に思えた小田原も、離れていて自分にとってこんなに大切なものなのだと“やっと”分かった自分です。離れなくてもわかれば、もっと前に分かればそれが一番だとは思うけれど、そう自覚するのはその人にとって一番良い時期なのだと。分からない時はまだ“その時”ではないのだと。聖書にもタイミングがあるって聖句がありました。
私のように母からの特別なアプローチはなく、周りの方の体験などから母の存在や故郷の大切さに気づく機会は沢山あっても何も行動を起こさなかったのに、
今回jasmineさんのブログを読んで、ハッとして気がづき行動を起こす事ができました。私にとっての“その時”がきました。タイミングだったんでしょうね。
🧁ケーキは相鉄さがみ野駅から徒歩ですぐの近隣公園の向かいにあります。洋菓子店の“カスタード”さん。昔から良く寄っていました。ここから少し離れたところに“ロリアン洋菓子店”があるのですが、ここはTVで紹介されていたお店で美味しいそうなので今度寄ってみようと思います☺️
いつもお話しして下さってありがとうございます🍀
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