多動っぽい子、アスペっぽい子、学校行けない子  ~精神科から診た子ども、ときどき大人~

地方の精神科勤務医です。発達障害や子どもの話を中心に書いてます。(診断治療は、直接専門の先生の方を受診して下さいね。)

とりあえず高校に出向いて・・・

2009-09-24 01:00:00 | 学校生活
 月に1度、こちらから高校に出向いて、毎回、何人かの子どもや親御さんの面接、先生方の相談にのったりしています。別に、スクールカウンセラーをしているわけでも無いのですが(というか、カウンセリングと言うほどのことは出来ないので)。普段は、わざわざ来てくれる学生ばかりをみるので、わざわざ来ない(?)学生とは、随分と相談にかかってくる問題も違っていて、こちらの方も、いろいろと勉強になったりします。

 時々、時間が空いて、保健室でベチャクチャしていると、面接と関係なく、話を聞くことも出来たりします。

 そう言えば、高校3年生は、毎週、毎週、実力テストだの、業者のテストだのとても大変です。新しいテキストも買っちゃったりして。

 とある女の子曰く、「先生は、『見直しが大切、大切』って言うけれども、こんなにテストばかりじゃ、見直している暇なんかないじゃん」って、ごもっとも。

 ついでに、学生から見た先生の評判も聞いておいて・・・

 先生方の相談も、9割方は、受け持ちの生徒の相談ですが、中には、先生ご自身のご家庭の複雑な事情のご相談もあって、・・まぁ、いろいろですね。

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほんね。 (あずき)
2009-09-24 10:26:03
より日常に近い状況のほうが、素直な本音の言葉が聞けるということかもしれませんね。

あまり書けませんけど、前向きな質問よりも、あまり前向きでない質問のほうが、本音に近いだろう話が聞けるような、気がします。
例えば『元気ですか』と訊ねて、元気ですと、躊躇なく返事をする人もいれば、まあまあやね、ぼちぼちやわ、とかいう人もいる。

元気やないわ、と返してくる人はまずいませんよね。当たり前ですが、人間って人前では多くの場合、建前で生きてるものなんですよね。

返信する
サポート (RAM)
2009-09-24 21:15:11
息子が通っていた養護学校では、先生ご自身に特別な支援が必要な方がちらほらいましたね~(各学年に1~2名)
養護学校のFD(親の手による物なので、いっそ子ども達の分かる範囲でFDさせればいいのに・・・と思いましたデス;)
返信する
職員室の (あんなまま)
2009-09-25 19:08:42
発達障害って本当は深刻なんじゃないでしょうか?自覚している先生は本当にわずかですよね。息子の担任もその一人。相談した支援員の先生には「特別支援の気持ちを先生にもむけて話してあげて」といわれました・・・・。
返信する
生活の場面で・・ (papamama0117)
2009-09-25 21:53:31
あずき さん
 コメントありがとうございます。生活の場面でみると、普段と違った本人が見えたり、逆に、診察室で1対1で話してみて、はじめて気付くことがあったり、様々ですね。

RAM さん
 コメントありがとうございます。まぁ、そういう先生もいろいろと・・・。

あんなまま さん
 コメントありがとうございます。以前よりは、理解は進んだものの、正直言って、いくら話しても難しい先生がいるのも事実ですね。
返信する