カニ２１ 車掌室の製作

♪　おばんでございます。臨時急行「NORTHBOUND　EXPRESS」常磐線回りの青森行きでございます。この列車は上野駅を6日遅れで発車致しました・・

　私事ですが、今日は1年に1度の国家資格の試験がありましてですね・・・ええ。また来年も頑張りたいと思います（滝汗）

　さて、気を取り直して参りましょう。前記事でレイアウトボードの配置が決まりましたとご報告いたしましたが、「机上論」とはこのことですね。。　
　先日、リンクでもお世話になっている「東京喜多鉄道管理局」のSEKKI様監修のもと、ボードプランの有効性を検証してみました。予てより、上野駅建設予定地のスペースについては面積が足らず、かなりデフォルメが必要ね♪（その方がむしろ助かります）と踏んではいたものの、試しに地平部分のみ、レールプランをトレースしていただいたところ、なんといきなり部屋が1つ潰れました・・上野～鶯谷の12線大カーブ区間なんて、氏がうまいこと仰ってましたがまさしく巨大な「バームクーヘン」が部屋の一角に現れたようで、あらためて上野駅と氏の構想のスケールの大きさに圧倒されたとともに、客観的且つ現実的な見地で検証をしていただいたことにより、ただ漠然とした考えで「なんとかなるやろ」と構えていた「実は不安な部分」を一掃することができました。
　要は、「メインをどこに持っていくか？」が大事ですね。年内中に再検討することとしましょう
　
　という訳でレイアウト進捗記事のかわりといってはなんですが、過去に実施しました「カニ21」の車掌室の製作なんかをご紹介します。最近、KATOさんから再発売されましたんでタイムリーなネタかと思います。
　再発売品は車輪も黒染めになって足周りも締まって見えてなかなか良くなっているのですが、大きな後方監視窓から見える銀色のライトケースが興醒めですよね。。
　
　このヤケに目立つライトケースの傾斜部分を切り掻きし、プラ板を用いて仕切壁とテーブル状の板を作り、電球の光が漏れないように切り掻き部分を塞ぎます。

　　　　　　途中経過は画像ありませんので、いきなりですがこんな感じです。
　　　　　　　　
　殆どのカニ21には電源室との仕切壁に小さな楕円形の窓が付いています。窓を含め、壁全体をPCなどで作図して仕切板に貼付するのも良い方法ですが、敢えて窓の立体感を出すために仕切板をくり抜いて裏側から透明プラ板をあて、周囲のＨゴムも塗装で再現してあります。壁に付いている機器類はかなりオーバースケールで実物と相違がありますが、ご容赦ください（汗）
　また、室内色も実物はベージュ系でしたが、当時の画像を拝見すると蛍光灯のもとで青緑色っぽく見えるていることが多く、この雰囲気を再現したいがために敢えて明灰緑色に塗装しました。
　更に上端が少し見えるぐらいにテーブル板部分に手ブレーキハンドルなんかを付けてやるともっとリアルになるかと思います。
　　
　　　　　　　　ボディーを被せ、出来上がりはこんな感じです。。
　　　　　　　
　いかがでしょうか？カーテンの質は再検証の余地アリですが、全体的にはなかなか良い雰囲気に出来たと思います。
　ちなみにナハネフ22の方は中心にピラーがあり、この部分で客室から繋がる展望デッキと車掌室が仕切られているようですが、ライトケースの切り掻き方法は同一でいけると思いますのでいずれ手を入れてみたいと思います。