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線路の塗装

2019年08月16日 | 貨物駅モジュール
しばらく16番ばかりで遊んでいましたが、ようやく夏休みに入り、まとまった時間が取れましたので久々に貨物駅モジュール製作の作業に取り掛かります。
と、仕事が忙しかったみたいな言い訳していますが、面倒な線路の塗装を前に、手をつけるのが億劫になっていただけです・・


今回は初めてハンブロールを使用してみました。取り扱っているショップ自体が少なく、一度売切れてしまうとなかなか再入荷されないのが難点ですが、レール塗装にはあの伸びの良さと仕上がりのマットな質感がもってこいでテッパンとの評判ですので前々から一度試してみたかったのです。しかし全然ノウハウもないのでとりあえずネットでカラーチャートをみてレールの錆色を調色するのに適していそうな色をメモして模型屋さんへ・・案の定、あまり在庫が揃っておらず、とりあえず店頭にあるものでこんな色を買ってきました。

左から「72MATTカーキドリル」「113MATTラスト」「100MATTレッドブラウン」「29MATTダークアース」奥はシンナーです。


「113MATTラスト」をベースに他の色を徐々に混ぜ、イメージしている色に近づけたら、同じ配分で、ある程度の量を作ります。ちなみにスペアボトルに入っているのが調色した錆色です。ハンブロールは本来は「1回の塗装で使う分だけ作って使い切る」のが基本だそうですが、とても1回の作業で終わりそうにないため、極力、間を空けず短かい期間で作業を行うようにしました。しかし、1日置いてスペアボトルを開けると、調色したての状態よりも明らかに粘度が上がってしまっており、やはり国内メーカーの塗料より変質が早い印象を受けました。最初に容器から取り出す際の攪拌も不十分だったのかも知れません。この辺は実際に使用してみないと具合がわからないことも多く、結構勉強になりました。。


ポイントは可動部分が固着しないようになるべく丁寧に塗装しましたが、それでも乾燥後の通電動作テストでは数箇所が固着してしまって動かず・・あちゃちゃ。無理やり手動で動かしているうちになんとか作動するようになりましたがちょっと動きが渋いですw 


期待していたマット感ですが、期待していたほどでも・・作り置きしていた塗料の粘度を下げようとシンナーで薄め過ぎてしまったのかも知れません。次回のモジュールではポイントは設置せず、エアブラシで塗装しようかと思います。。荷役線の枕木ですが、相模貨物駅で現調した際の写真(下画像)を参考に白っぽく朽ちた状態に近づけるべく塗装しました・・が、手順間違えましたw バラスト撒いてウエザリング吹いた後にもう一度枕木を塗らないとなりませんね。おわー面倒くせー(汗)


この踏み固められ、草が蔓延る状態・・バラストだけじゃ再現は難しそうですね。。やはり塗装は最後にするべきでした。ほんと要領悪くて落ち込みます(笑)


まぁ、とりあえずたくさん勉強ができましたし、ようやくボードに広がる錆びたレールを眺めると、そんなに無駄なことではなかったと無理やり納得させてます。もうすぐバラスト散布に取り掛かれそうですしね。。


今後の予定ですが、バラスト散布後は錆び色でウエザリング、レールの踏み面の塗料を落とす作業が続きます。とりあえず一つのヤマだった線路塗装もひと段落ついたところで今夜から北陸行ってきます・・




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2 コメント

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Unknown (TV中毒)
2019-08-16 18:51:19
いいですね~実感的な錆色に見えますよ!
自分も画像のような感じ好きなのですが(笑)
バラストに土色パウダーを混ぜて散布するくらいしか思いつきません。海外の動画なのですが、枕木が埋まるくらいまで土表現用?のペーストを流し込んで、乾く前に手押しでトレーラー車を通過させ轍を作って、固着後の車輛走行に支障なく~なんてのを見たことあるのですが、ちょっと怖すぎますね(笑)
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Unknown (まさる)
2019-08-20 11:45:39
TV中毒さん こんにちは ありがとうございます。海も近いシチュエーションなので赤みが強い錆びということにしています(しました)w錆び表現て塗料が乾くとだいぶ印象が変わってしまい本当に難しいですよね・・やっぱりプラスターとかモーリンの土系アイテム使って押し固めるしかないですかね。。盛り付けた後は乾燥前に指で擦って枕木の表面を露出させる・・こんなところでしょうか。。レールはマスキング可能かも知れませんが枕木は結局、塗装やり直しですね(^^;
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