戸田運転所（Nパークとだ）合同ハンドル訓練

2月6日、東京喜多鉄道管理局の局長の呼びかけにより、埼玉は戸田にあるレンタルレイアウト「Nパークとだ」（通称：戸田運転所）において、6局合同のハンドル訓練を実施してまいりました。小職自らマスコンハンドルを握るのは久々でして、初めて乗り入れる運転所で進行方向を間違えて車止めに突っ込みやしないかと結構ドキドキでの参加でしたが、気心知れた各局長の皆様方とマッタリとサタデーモーニングを過ごしてまいりました。また、戸田運転所の所長様の計らいか、いつものことか！？銀河鉄道999のナレーションでもおなじみ城達也さんの「ジェット　ストリィィーーィム」をBGMに流してくれるものですからまぁなんと心地良い。。そのまま夜行列車・・いや、夢幻飛行に入ってしまいそうでした（笑）

あらかじめ単独ハンドル訓練を実施していた喜多局長からいろいろ話をうかがっておりましたが運転所構内が予想以上に広い！ぼぉーっとしていると自分の列車を見失い「すいませ～ん、どっかでゴナナ走ってるの見ましたか～？」となるくらい（笑）そんなワケでなかなか方々までじっくりと回りきれず、いい撮影ポイントも開拓できなかったことからあまり良い写真が残っておりませんがいつものノリでレポートさせていただきます。

今回参加された局長さんは・・
東京喜多鉄道管理局　局長　SEKKI様
伊予局　局長　mattun様
能登屋　代表　のとや様
小山局　局長　まも様
千葉局　局長　なる様

それではノッチオン！といきましょうか～


運転所前で参加者が全員揃ったところで、あみだくじで使用番線を選びます。このなかで唯一、入線経験のある喜多局長のご提案ですが、大きな荷物を抱えた6名が運転所内で集まって相談・・というのもスペース的にちょっと難しい感じですので事前にここで決めておいて良かったですね。

お約束の「上野駅どっちにしますか～？」が久々に聞けました（笑）
今回の訓練、弊局は5番線からの出発です。入線車両は455系、167系、キハ58系、キハ82系、20系客車、旧客編成、24系ゆうづる、14系ハザ　ですが、結局時間が足らなくて24系、14系ハザは出線せず・・　このように駅は1面2線で、駅と平行する留置線が2線と本線中にヤード5線があるため、最大8本の列車が運行できます。いちいち箱から出したり仕舞ったりの必要がなく、正味走行時間も多くとれて非常にいいです。留置線に並ぶ長編成の列車も実に絵になりますね。自宅でこれだけの車両を一度に並べるスペースも機会もなかなかありませんので、やはりこういった機会に普段はケースに入りっぱなしの車両をいろいろ持ってきて「眺めて楽しむ」ことも必要だなぁと感じましたね。

455系の日除け・・いい感じでしょ？これも編成で並ばないとわかりませんものね。

まずはEF81で20系客車を牽いて訓練開始です。この組み合わせするのって何気に初めてですが、ローズピンクのEF81と青い客車ってやっぱり格好良いなぁ。昔はそれほど好きなELでもなかったんですが、今となってはなんとも恋しい存在ですね（泣）

こちらは高架線を走る能登屋さんの485系いなほですね。あれれ？連結器が・・どこかに落下してきてしまったんでしょうか。。

同じく能登屋さんのヤードです。こちらは駅のすぐ横にヤード5線があるタイプで圧巻の眺めですね。ん！？489系が2本・・国鉄時代の白山編成と後年の急行能登編成ですかね。旧型客車時代の能登も・・さすが能登屋の旦那ですｗ

こちらは千葉局のDD13+DE10の重連と弊局から出向の北斗星編成ですね。「あけぼの」の陸羽東線迂回時代みたいでけっこうサマになってますね。普段は撮り鉄専門のなるさんですが、大きなフィールドでだいぶ運転を堪能されていた様子でしたね。

と、喜多局の14系ハザ特急つばさが到着したところで千石工場の皆様、能登屋の旦那と弊局生田工場トリオがはじめましてのご挨拶です（笑）なんとマサがホーム上までトラックで上がってしまいました。運転所の所長さんに許可はいただいたとのことですが・・
生田工場長「あっ、あ・・これはどうも　千石の工場長さんですか　お初にお目にかかります　いつもウチの局長がお世話になっております・・ハイ（汗）」　どうやら奈美さんを前に思いっきり照れまくっているようですね（笑）生田工場は全然女っ気がないところなので無理もないでしょう・・

ジュースやらお茶やらをいただいてモリとマサも千石工場の皆さんと土手工事の話で盛り上がっているもたいですね。どんな会話かはぜひこちらで・・　それにしてもこのスハフ、本物通りにちゃんと密自連タイプが装備されていますね。列車は顔が命の吉徳という局長の拘りでしょう（笑）
今回、喜多局からはこの14系ハザ、165系、489系、181系などが訓練されていましたが、残念ながらブレブレでいい写真が残せませんでした。是非次回はいい画を撮らせていただきたいと思いますので宜しくお願い致します。。

5番線に戻って・・EF57に牽かれて今度は旧客編成が訓練に入ったようです。

ゴナナにゴハチ、PFと3世代が揃う宇都宮運転所ですね　遠目にみても小山局の金属製のゴナナはやはりプラのものとは存在感が違いますね。リアルとかいう次元ではなく、なんというかやはり金属の質感が醸す独特の雰囲気とでも言うのでしょうか・・事前の情報ではデッキとかバラバラの状態でしたが、今回、運転会を前に夜通しで本線走行可能なまでに整備されてきたそうです。

おや？デッキに人が・・あれは喜多局の陽子さん・・？　ひょっとして陽子さんもデッキ好きなんでしょうか・・（笑）

昼間でもいい。どこへ行くのかわからないけどドアを開けて乗り込みたくなりますね。

昭和50年代上野口のスリースターズというところでしょうか。なんとかまだ実物が残っているというのも考えてみれば凄いことなのかもしれませんね。しかし原色の485・583も東日本では残り1編成になってしまったんですね。引退は仕方ありませんがクハネは廃車せずに必ず鉄博に入れてもらいたいですね。いや、欲を言えば上野の13番線そのものを鉄道文化財にでもしていただき、この583系を車内まで開放状態にしてそのまま編成ごとそこで保存されてはどうでしょうか。ベッド組んで宿泊施設にし、ホームで新聞紙敷いて飲食もOKとか・・実現までのハードルの高さはともかく、JRさんにとってもお金をとればまんざら悪い話でもないと思うのですが・・個人的にはディ●ニーランドに7400円も払うなら、そんな13番線に1万5千円払ってもいい（笑）ちょっと妄想して好き放題言ってしまいましたが、そう言うおまえが資金を出資したらどうだ・・ですよね（汗）

ホームに止まっている489系は特急雷鳥でしょうか・・

9番線にはこんなターンテーブルとラウンドハウスもあり、蒸気・DL好きな方も思いっきり楽しめる運転所です。ホームも往時の急行停車駅といった感じでいい雰囲気ですね。

こちらは伊予局のヤード　小職もたまに利用する営団（メトロ）6000系いいなぁ、KATOさんのはよくできてますね。最近欲しい車両の一つです。でも子供の頃はこの営団6000～8000系未来顔シリーズがSFチックでちょっと怖かったなぁ（笑）非冷房エメラルドグリーンはTOMIX製を塗り替えられたそうです。綺麗に仕上がっていて格好良いですね。

今回斜め上を狙ったという伊予局長、オリエントエクスプレスから始まりまさかEH10まで出てくるとは思いませんでした。写真にはありませんが、他にはク5000やレサ、2軸貨貨車まで・・ショップのレイアウトでも最近はJRコンテナ貨物が走っているのをよく見かけますね。これからは貨物編成や特殊な車両が目を引いて面白いかも知れませんね。

千葉局に出向の北斗星が正調EF81星釜に変わりました。やっぱり北斗星はこれに限ります。これとEF64　0番台も出向していたのですが、この10連を牽いて勾配で空転してしまいました。EF81の方は登りきったようですが・・カマのウエイトの差でしょうか。次回の訓練では千葉局長の大好物の車両が出向されるそうで、こちらもまた楽しみですね。。

というわけで、あいかわらず超私的な目線でのレポートでしたが第1回目の戸田運転所ハンドル訓練の様子でした。久々のマスコンでしたが今回の訓練のおかげでなんとなく勘も戻ってきた感じです（笑）お声がけいただいた喜多局長をはじめ、参加された各局の皆様、ありがとうございました。また次回もよろしくお願い申し上げます。