「おそらくこんな旅はもう二度と味わえないでしょうね・・・」 「大丈夫、帰りも乗れるから！・・」
風前の灯となっている青い寝台特急列車、奇しくも残る２つの星はいずれも我らが上野駅地平ホームから出発し、北を目指す「北斗星」と「あけぼの」 この旅は「上野発国鉄形式夜行列車ツアー（通称：あけぼのツアー）」と称し、国鉄時代から残る最後の上野発夜行列車となった寝台特急「あけぼの」で上野～青森を往復乗車し、そのまま寝台で逝っちゃっても「あけぼの」なら本望！と言わんばかりに、仕事の鬱憤や日頃のストレスなど全てをかなぐり捨てて怒涛の夜行列車漬けの週末を思い切り楽しんでしまおうという一大企画なのです！というワケで、今回はちょっとテンション高めのレポートで行っちゃいます！
話は遡って今年春ごろ、予てからリンクでお世話になっている方々のうちで数年前から企画が持ち上がっていたあけぼのツアーがいよいよ10月末に決行～頑張って貯金してください！ということになりました。。しかし7月中旬、いよいよツアー参加についてファイナルアンサーを示す段に及び、不覚にも頼みの綱であった夏のボーナスも奮わず、資金難から不参加を表明することとなり・・・
ところが、こんな私に救いの手を差し伸べてくれる方が・・いろいろと心に染み入る深イィ話があるのですが、ここは楽しい旅の始まりということで胸の内にしまい、多くは語らないことにします。。
ただ、頂戴したこの言葉「兎にも角にも、私はまさるさんと肩を並べて、あけぼのの車掌から流れる夜景のキラ星を見ながら酒を呑みたい・・それだけなんで・・」は忘れられません。SEKKIさん、本当にありがとうございます。この一言で、私のカマに火が入りました。「ピイィーーーッ！」
ということで、「これは親に金を借りてでも乗っておくべき。利息もつかない」（笑）と無事にお金の工面もつきまして一転、この素晴らしい旅に参加できることとなりました。今回、旅の同士となったのはリンクでもお馴染み、日頃お世話になっている次の7名の方々
東京喜多鉄道管理局のSEKKIさん
れっつ・Nゲージのmattunさん
かずさん
豚汁模型！の仲さん
淳心鉄研OBの荷物室！のnoto92さん
70年代 千住モジュールのひさしさん
上野駅撮影の想い出のなるさん
上記参加メンバーの中でも、特に今回の旅の幹事として、お忙しい中、数ヶ月前から企画の立案や準備、切符の手配などに奔走・ご尽力いただいたSEKKIさん、mattunさん、かずさんには最大級の感謝を申し上げます。上野駅に建つ「三相の像」は「知・情・意」を意味するものだそう。まさにこの像の三つのお顔を御三方のお顔にすげ替えてしまいたくなるほどのSpecail Thanksでございますｍ（＿ ＿）ｍ
いよいよ出発まで1ヶ月、往復の寝台特急券の手配となりますが、今回乗る列車はただの列車ではなく、国鉄時代から残る伝統列車であった「北陸」や定期「能登」が天に召された今、上野駅を聖地と崇める我々の中では特別の思いを寄せる列車なのです。
寝台特急「北陸」2010年3月13日廃止
なんと言いますか、まさに由緒正しい家柄にようやく産まれた跡取りの男の子みたいなモノでございます。ちょっと浮世の風に流されて、金ピカの帯を腹はおろか、おでこにまで締めてみたり、ご婦人ばかりをゴロンとベッドに載せて引き連れて回ったり（笑）という傾奇モノ的な一面も垣間見えますが、血筋は正しい青森止まりの東北夜行なワケです。これはもう貴重な開放Ｂ寝台の上段・下段を両方味わい、是非とも冥土の土産にせねば・・ということで、人呼んで「午前10時のチケットスナイパー」mattunさんに参加者分＋αのＢ寝台特急券をボックスまとめて狙い撃ちしてもらうことになりました。mattunさんは以前にも、EF55奥利根号の指定券１ボックス分を命中させるなど、数々の実績を持つスペシャリスト・・廃止の噂が囁かれる以前からオフシーズンでも週末はかなり利用率が高いあけぼのですから予断は許されない状況の中、果たして白帯車の希望席は取れるでしょうか！？
そして9月19日、寝台特急券発売日を迎え、朝からソワソワの中、mattunさんから「Ｂ寝台特急券オールゲッツ」のメールが！ さすがはmattunさん、相当にプレッシャーがあったでしょうがお見事でした！！
続いて翌朝は復路の寝台特急券にアタック・・・「みなさん無事にあけぼので帰れます！」とのメールが！ホッ（＾＾；良かった～ 希望の白帯４号車は立席特急券のお客用に枠が設定されており、秋田・羽後本荘からしか席が取れないとのことで３号車で無事にゲッツ！ということになりました。これもまた旅の語り草、なんせ家庭や仕事、学業を抱えた男８人で週末に纏まって往復あけぼのに乗ろうというかなり無謀な企画ですので、一人もはずれずに寝床をゲッツした時点で既に大成功です！
さぁ、いよいよ視界オールクリアー！あとは出発日当日に無事に怪社を抜け出すことができるかどうか！？（笑）
to be continued
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風前の灯となっている青い寝台特急列車、奇しくも残る２つの星はいずれも我らが上野駅地平ホームから出発し、北を目指す「北斗星」と「あけぼの」 この旅は「上野発国鉄形式夜行列車ツアー（通称：あけぼのツアー）」と称し、国鉄時代から残る最後の上野発夜行列車となった寝台特急「あけぼの」で上野～青森を往復乗車し、そのまま寝台で逝っちゃっても「あけぼの」なら本望！と言わんばかりに、仕事の鬱憤や日頃のストレスなど全てをかなぐり捨てて怒涛の夜行列車漬けの週末を思い切り楽しんでしまおうという一大企画なのです！というワケで、今回はちょっとテンション高めのレポートで行っちゃいます！
話は遡って今年春ごろ、予てからリンクでお世話になっている方々のうちで数年前から企画が持ち上がっていたあけぼのツアーがいよいよ10月末に決行～頑張って貯金してください！ということになりました。。しかし7月中旬、いよいよツアー参加についてファイナルアンサーを示す段に及び、不覚にも頼みの綱であった夏のボーナスも奮わず、資金難から不参加を表明することとなり・・・
ところが、こんな私に救いの手を差し伸べてくれる方が・・いろいろと心に染み入る深イィ話があるのですが、ここは楽しい旅の始まりということで胸の内にしまい、多くは語らないことにします。。
ただ、頂戴したこの言葉「兎にも角にも、私はまさるさんと肩を並べて、あけぼのの車掌から流れる夜景のキラ星を見ながら酒を呑みたい・・それだけなんで・・」は忘れられません。SEKKIさん、本当にありがとうございます。この一言で、私のカマに火が入りました。「ピイィーーーッ！」
ということで、「これは親に金を借りてでも乗っておくべき。利息もつかない」（笑）と無事にお金の工面もつきまして一転、この素晴らしい旅に参加できることとなりました。今回、旅の同士となったのはリンクでもお馴染み、日頃お世話になっている次の7名の方々
東京喜多鉄道管理局のSEKKIさん
れっつ・Nゲージのmattunさん
かずさん
豚汁模型！の仲さん
淳心鉄研OBの荷物室！のnoto92さん
70年代 千住モジュールのひさしさん
上野駅撮影の想い出のなるさん
上記参加メンバーの中でも、特に今回の旅の幹事として、お忙しい中、数ヶ月前から企画の立案や準備、切符の手配などに奔走・ご尽力いただいたSEKKIさん、mattunさん、かずさんには最大級の感謝を申し上げます。上野駅に建つ「三相の像」は「知・情・意」を意味するものだそう。まさにこの像の三つのお顔を御三方のお顔にすげ替えてしまいたくなるほどのSpecail Thanksでございますｍ（＿ ＿）ｍ
いよいよ出発まで1ヶ月、往復の寝台特急券の手配となりますが、今回乗る列車はただの列車ではなく、国鉄時代から残る伝統列車であった「北陸」や定期「能登」が天に召された今、上野駅を聖地と崇める我々の中では特別の思いを寄せる列車なのです。
寝台特急「北陸」2010年3月13日廃止
なんと言いますか、まさに由緒正しい家柄にようやく産まれた跡取りの男の子みたいなモノでございます。ちょっと浮世の風に流されて、金ピカの帯を腹はおろか、おでこにまで締めてみたり、ご婦人ばかりをゴロンとベッドに載せて引き連れて回ったり（笑）という傾奇モノ的な一面も垣間見えますが、血筋は正しい青森止まりの東北夜行なワケです。これはもう貴重な開放Ｂ寝台の上段・下段を両方味わい、是非とも冥土の土産にせねば・・ということで、人呼んで「午前10時のチケットスナイパー」mattunさんに参加者分＋αのＢ寝台特急券をボックスまとめて狙い撃ちしてもらうことになりました。mattunさんは以前にも、EF55奥利根号の指定券１ボックス分を命中させるなど、数々の実績を持つスペシャリスト・・廃止の噂が囁かれる以前からオフシーズンでも週末はかなり利用率が高いあけぼのですから予断は許されない状況の中、果たして白帯車の希望席は取れるでしょうか！？
そして9月19日、寝台特急券発売日を迎え、朝からソワソワの中、mattunさんから「Ｂ寝台特急券オールゲッツ」のメールが！ さすがはmattunさん、相当にプレッシャーがあったでしょうがお見事でした！！
続いて翌朝は復路の寝台特急券にアタック・・・「みなさん無事にあけぼので帰れます！」とのメールが！ホッ（＾＾；良かった～ 希望の白帯４号車は立席特急券のお客用に枠が設定されており、秋田・羽後本荘からしか席が取れないとのことで３号車で無事にゲッツ！ということになりました。これもまた旅の語り草、なんせ家庭や仕事、学業を抱えた男８人で週末に纏まって往復あけぼのに乗ろうというかなり無謀な企画ですので、一人もはずれずに寝床をゲッツした時点で既に大成功です！
さぁ、いよいよ視界オールクリアー！あとは出発日当日に無事に怪社を抜け出すことができるかどうか！？（笑）
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鉄道仲間達との良い思い出になったのでしょうね。
レポート楽しみにしてます
いいお仲間ですね。各地からの参加もあって・・・
他の方のブログもそれぞれ特徴があって、読み比べると面白いです。（失礼）
小生、昔単身赴任で仙台に居住していた頃、東北６県が担当エリアでしたから勿論青森にもよく出張しました。当時とは駅前も様変わりしたようですがスイッチバック方式の執着笋任△蝓∪槌］⇒軈イ悗両茲蠏僂・悗任發△蝓△汎団Г△覬悗旅渋い任靴拭
いつもありがとうございますｍ（＿ ＿）ｍ今回、この旅でお金では買えないモノをいろいろと手に入れることができ、本当に借金してでも乗って良かったなと思います。。本当はお金に余裕があれば「大人乗り」したいのですが、子供の頃から憧れた、扉が「折り戸」の客車寝台特急ですから、なかなか手が届かない存在でいてくれる方がなんだか嬉しい気がしますね。いつでも簡単に乗れたらありがたみもなくなってしまいますものね。。ちょっと格好つけて言ってみましたが、負け惜しみでしょうか（＾＾；ミズさんもぜひあけぼの乗って、お友達のみなさんと一生残る素敵な思い出を作ってくださいね。。
子供ができる前にカミさんと北斗星に乗って以降、もう青い寝台列車の旅は、お金の面でも、時間的な面でもできないと思って諦めかけていましたが、周囲の方々のバックアップで実現でき、ちょっと大げさかも知れませんが、自分の中でも一つ、「けじめ」を付けられたかなと思います。もちろんお金もちゃんと返済してけじめを付けるつもりです（＾＾；
今気が付きましたが「文字化け」してますね。まあ内容は大したことは書いてないのでお許しを。
そうです。お金では買えないものの方が価値があります。その為に「旅に出る」事が必要だと思っております。来週、友人と打合せです。彼は今公私共々忙しいので“雪”の北国行になりそうです。
そういえば、青森出張の時、地吹雪で列車が止まるかと思いきや、ちゃーんと数分の遅れだけで盛岡に到着したのには都会人(？)として驚いた記憶があります。
なんだかteacupブログってたまに文字化けしてしまうんですよね・・こちらこそスミマセンです（＾＾；
おぉ、早速、北への旅の打ち合わせですか！なんだか拙記事が多少なりともキッカケになってくれたようで本当に嬉しいです！単調な東北本線をカッ飛ばす北斗星と違ってあけぼのは見所の多いルートですから楽しみですね。「トンネルを抜けるとそこは・・」季節柄、上越国境もドラマがあるかも知れませんね～ 行ってきたばかりですが羨ましい（笑）です！