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ふろくのぶろぐ。

久々の復帰です。でもこんなきっかけで復帰することになるとは・・・。みんなで乗り切ろう!

「いま、会いにゆきます」感動の最終話

2005年12月26日 23時53分24秒 | ミムラさんのこと。
 こんばんは。そそくさと帰宅し、最終話を見ていた管理人です。「ミムラ会」「いま、会いにゆきます」ドラマ版ファンページ等ですでに紹介されていますが、DVDの最終話には何点かの追加シーンが納められています。見終わってからTV版はどうだったかな?と思い、自宅で生DVDにダビング保存しておいた最終話を見ようとしたら・・・。なんと、そのDVDだけ再生不能(涙)!!HDDには残っていないので残念ながら確認することは出来ませんでした。ちょいとショックでしたが、管理人の目から見た追加シーンについて、記憶をたどりながら記して書いていこうと思います。ある意味では「ネタバレ」ですのでご了承くださいませm(__)m

 その①「澪がひとりで廃墟の工場に向かう途中、橋の上から実家を見つめるシーン」
 梅雨も終わり、空には残酷なまでの太陽が。すべてを悟り、運命を受け入れようとする澪がひとりで廃墟の工場に向かう途中のこと。5話でもありましたよね、橋から実家を見つめる澪の姿。最終話では実家に別れを告げるかのような、そんな表情で駆け抜けていきました。心情としては母である涼子に会いたかったのは山々だったでしょう。でも、澪にとっては「未来」である世界、その世界に別れを告げなければならない寸前になって「初めて」母親に会ったとしても・・・。
 
 9話で巧が万里子に「もういなくなるのを分かっていながら会わせるのは残酷すぎる」と言っていました。澪は澪なりに、考え抜いた末、会うことを辞めたんだと思います。いま、会ったことですぐに「さよなら」を言うなんて・・・「他人の気持ちが分かる、優しい子だった」(8話冒頭の万里子の言葉)澪の選択なのでしょう。だからこそ、一瞬の再会で終わってしまうことを選ばずに(そうしたい気持ちももちろんあったでしょう)、一生にわたって残すことの出来る「手紙」で気持ちを伝えた、管理人にはそう思えました。

 その②「必死で追いかけてきた佑司が澪に抱きつくシーン」
 このシーンもよく見ると追加されている場面や映像効果がありました。ひとり廃墟の工場に着いた澪が周りをゆっくりと見渡すシーンがひとつ追加されています、TV版ではなかったシーンだと記憶しています。そして必死に追いかけてきた佑司が澪に抱きつくのですが、DVDではその瞬間がスローになっているんですよね。TV版ではそのままの映像の速さ(?)だったはず。TV版とDVD両方お持ちの方は比べてみてください、うさぎが顔を出すシーンの時の音楽のタイミングが若干違っているはずです(マニアック・・・もし違っていたらすみません)

 某CMで「まずは子供を抱きしめてあげてください、抱きしめるとことが会話となる」みたいなのがありましたが、「いま、会いにゆきます」の愛情表現もまさしくこれですよね。そうです、「むぎゅう~」(笑)です。1話の最後の場面や4話で澪が初めて「佑司」と呼べた翌朝の「むぎゅう~」など、要所要所で澪に抱きしめられる佑司がいました。でも、あの別れのシーンは佑司にとって母親に抱きつける最後の最後、なんですよね。スローになったことで、より感慨深いシーンになったと思います。

 その③「トンネル内を走り抜ける巧の姿」
 これは入っていてほしかったシーンですね。記憶をなくした澪を巧と佑司が自宅に連れて行くときの3人の後姿、8話でキスを交わした後の帰り道での3人の後姿(このときは並び方が変わりましたよね)など、トンネルでのシーンは印象深いものがありました。

 その④「未来から戻り目覚めた澪が中学を訪れるシーン」
 いいシーンですね。交通事故のショックから澪が目覚めた後、TV版ではまだ名前の入っていないポストを木に立てかけるシーン(この時の音楽が非常に印象的・・・)に繋がっていましたが、その前に澪が中学にいき、自分自身が描いた絵を見ているシーンがDVDでは追加されています。どんな気持ちで絵の前に立っていたのでしょうか・・・。ある意味では未来に飛ぶという不思議な体験をした澪にとって、自分が未来で見てきたことや感じたことを、現在に戻った今、中学に展示されている自分の絵を見ることで再確認し、そのことが巧への思いを揺るぎない、確かなものにしてくれたのかもしれません。

 というわけで、新たな発見があった「いま、会いにゆきます」の最終話でした。ではまた。
 



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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DVD追加シーン (まぁ)
2005-12-27 15:44:47
こんにちは。

工場跡での澪のシーンと佑司が澪に抱きつくスローのシーン 

これを見つけるなんて・・さすがpaorinさんです。

澪に飛びつくシーンがスローモーションで描き出された事で、澪が佑司を抱きしめる瞬間がより深いものになりさらに感動して、「行っちゃやだ。僕も行く。」で涙、涙・・・でした。



未来から戻りベッドで目が覚めた後のシーンは追加シーンがないシーンも大好きだったのですが、追加された事によってより深いものになりましたね。

澪の決心が言葉ではなくあの幻想的なシーンですごく伝わってきました。



こちらでpaorinさんの最終話、追加シーンの感想を読んで、なんかすごく感動です。

ありがとうございました。

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いい子になんかならなくていい (paorin)
2005-12-29 00:26:30
 まぁさんコメント&確認していただいてありがとうございます!



 佑司が学校を飛び出してから澪に追いつき、そして「涙の別れ」のシーン・・・は何回見ても感動するとともに、不思議と癒されている自分がいます。澪が佑司に「いい子になんかならなくていいの。佑司は・・・佑司のままでいいんだよ」って語りかけますよね。「いい子」って、本当に難しい言葉だと思います(同類の言葉に「がんばれ」があるのですが・・・)。「いい子」であることが求められ、いつしかその子の個性が失われることが少なくない昨今において、この言葉は・・・なんだかしみじみします。



 何回見ても飽きない。そんなドラマです。
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