蛍みてないな

昨日『V・フォー・ヴェンデッダ』観て
今日は『天使と悪魔』・『サウスバウンド』を読んだ

それぞれ中身を知らずに手に取ったのに
全部テーマが似通ってた…


『Ｖ～』は、まあまあかなぁ
『マトリックス』が苦手な自分でも最後まで観れたのは
ナタリー・ポートマンの瞳に惹きつけられたから
この人の目ってほんときれい
だいぶ前から見てるから３０歳超えてるかと思ったら
まだまだ２０代後半なんだ
しかもハーバード卒って凄いなぁ
それに比べて東京大学在学・卒のタレント・女優って
なんであんなにしょぼいのかな
みんな知性というか意思のない目をしてる気がする
馬鹿っぽいキャラの方が意外性があって受けるとか
思ってるんだったら、痛いと思う
きちんと自分の意見を言える人ってテレビ的には受けないの
沢尻さんのがまだマシ


『天使と悪魔』は、★★★☆☆って感じかな
薀蓄が多すぎて動機とか背景にまで踏み込めない
もう一回読み返してみればまた違うんだろうけど

『サウスバウンド』は寝転がりながら読める感じ
だけど、主人公一家の無政府主義というか、
自由な感じはいい　超あこがれる
そもそも年金とか土地の権利とか学校とか、
なんで国がいちいち口だしてくるんだろ
年金とか、お年寄りを支えるためっていうけど、
一度も感謝の言葉を聴いたことないぞ
敬老の日はあっても

本の最後らへんのお母さんの
「世間なんて小さいの。世間は歴史もつくらないし、
人も救わない。正義でもないし、基準でもない。」
って言葉がいいなぁと思った
こういうテーマの本ってぎらぎらした感じになりそうなのに、
爽やかで軽く吹いていく感じの本になったのは、
やっぱり自由に生きる一家や島の人の姿のおかげだと思う

自分も最近、「夏休みなのに旅行行かないの？」
って会社の人から何度も言われて正直イラっとしたもん
団塊・団塊Jr世代は「夏休み＝どっか行く」
っていう義務感を持ってるようだけど
今の人はそういう人ばかりじゃないと思うんだよね
何か目的があって旅行するならいいけど、
休みだから行くっていう図式は自分のなかにはない
しかし、夏が来るたび、こういう会話ばかりされるのかな
旅行先の話もどーでもいいもん
「どっか行ってこう感じた」なら聞きがいがあるけど
どこ行って何見てどこのホテル泊まったって言われても
「あっそう」としか思わない
一番若いからへ～とかすごいですねとか言ってるけど
興味ない話聞かされてちょっと面倒くさい
仕事がつまんない上に、こういう会話ばかりだと
「会社ってつまんないなぁ。自由に生きたい」と心底思う
超小さいことだけど