「脱北そして売春婦３」

３． 金正日の事はどう思うか
私は会ったことはないのですが北朝鮮にいるときは最高の指導者と疑ったことはありませんでした。
両親からもそう教えられました。
でも脱北した後、バッチ、写真を抵抗なく捨てられた時から私の考えは変わったと思います。
今は北朝鮮国籍を捨ててもかまわないとも思っています。
４． これからの人生の見通しは？何を期待しているか
私の夢は家族で韓国に行って北朝鮮に残してきた祖父と祖母を呼んで食べることの心配をしないで 暮らすことです。
ですから、早くバンコクの韓国大使館に行って政治亡命を認めてもらいたい、と思います。
５． 今の暮らしと北での生活を比較して。
売春は悪いことだとみんなが思っています、もちろん私もそう思います。
北朝鮮にいるときは好きな人と結婚したいとも思っていました。
でも、もし脱北してこなかったら私たち家族は死んでいたでしょう、大切な妹も亡くしました。
私はこのままの生活をしてもかまいません、でも、絶対に私の家族を韓国に出して幸せな生活をおくらせてやりたい。
あなた達日本人に分かりますか？私たち家族が人間以下の扱いを受け人間以下の生活をしてきたことを。
世の中は本当に不公平です、中国に密入国したときにすべてが分かりました。
（これ以上泣き出してインタビューできませんでした）