自転車は悪くない

甥が小学校に上がったのを見計らい、自転車補助輪が取られたようで、今朝も姉ちゃんと練習に出たが、ペダルをこげず、ハンドルもふらつき「もう無理」を連発。
姉ちゃんはスイスイ自分の自転車で走る様を見せつけ、時々アドバイスを遠くからする。
甥は泣き顔になってるのに、正しいアドバイスを詰め込む様子に、甥の母が「本人が嫌って言ってるんだから」とお姉ちゃんをたしなめてた。
お姉ちゃんは「ちゃんと教えてるのにー」と憤った後で「自転車は悪くないのに」って言った。


そうだよね、乗りたいって思ってる子がいて、懸命にあがいてて、ペダルがぐるんと一回転してきて、なんどもふくらはぎやふともも打って、嫌んなっちゃうよね。
お姉ちゃんのいう通りだ。自転車は悪くないのにね。うまくいかない日もあるんだよ。今日はそういう日だったってことだけのことさ。