問題というのは自己創作に親い

たぶんどこかに「問題が発生してくる」わけではなさそうだ。

問題の核心部分は、以前からずっと存在していたし、むしろ「今になって騒ぎ立て始めた」のはこちらサイドの事情だけ、ではないだろうか。

つまり、問題は起きたり起き出したりしてきたんではなく、問題視し始めた「こちら側の事情と都合」があるだけ、の図式だろう。

流星群が、毎年同じ時期にやってくるように見えるのと同じく、実際は流星片の材料になるえる破片宙域に、地球の方がごごごごごって突入してったがゆえに、大気圏に破片たちが落下させられ、流星と呼びならわしているのに近しい。

問題のなかったところに、「こっちが飛び込んでいって、自分というATフィールドに接触・摩擦」を喚起したせいで、「問題視」としてこちら勝手に立ち上がったのだ。

なぜなら「従来通りの時には、問題視の眼中にも入っていなかった」ではないか。

つまり、自身でそこに「持ち込んだ」のだ。

そして「それが問題になるほど」には、自分が弱体もしているのだ。

なぜならば、丈夫な時には、それは「問題」に入っても来やしなかった。

そうしつらえるのは、こっちの身勝手に始まることだった。