リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

エルミタージュ美術館展

2005年09月25日 21時24分28秒 | 展覧会・特別展
「華やぐ女たち ルネサンスから新古典主義まで」との副題として、
地元の県立美術館で開かれていたエルミタージュ美術館展に
行ってきました。

先々月から開かれていたのですが、結局最終日の今日に行くことに。
まるで最終日に“それ急げ”と愛・地球博に押し掛ける人々と同じです 「何でもっと早く空いている時に行かないの」という私の疑問は私に直接返ってくるものです。

……そういえば、映画も最終日に行くことになり、パンフが売り切れていてもっと早くに来ればよかった~~ (映画のパンフ、なるべく買うことにしているもので)
と、がっかりしたことをよくやってます。私。(苦笑)


それはさておき、宮廷絵画の華やかな女性の肖像画ばかりだったので、その当時流行していたデザインや貴婦人の美しい装飾品や、上流社会にいる人達は違うなあ、と溜息モノでございました。


中でもポスターに使われたヴィンターハルターの<皇后マリア・アレクサンドロヴナの肖像>
他、絵画2展は大きくて華やかで素敵でした

他にはフランソワ・ジェラールのナポレオン皇后<ジョセフィーヌの肖像>もあり、教科書に載っていたその絵が見れて嬉しかったです。


上流階級の女性達が着ていた衣装には、ベルベット調の衣服や、華やかなリボンや、ゴージャスな刺繍のされた服や美しいレースのフリルや、薄い生地を幾重にも重ねたサテンのドレスとか。
ゴスロリ好きな私にはたまらん絵画展でした。


マリア・テレジアや、エルミタージュを築いたエカテリーナ2世の肖像などもあって、ゴージャスさをふんだんに見せてくれていますが、一つ疑問が。

即位したばかりのエカテリーナ2世、どう見てもその恰幅のよさは貫禄ありすぎて20代前半に見えないんですが。
そして10代前半というお嬢さん。 20代後半に見えるのは気の所為か???
やっぱ、外国の人は日本人よりも大人びて見えるってことなんですね。


あと、笑えたのが、ロシアの貴族の娘なんですが、そのふくよかさといい、眉毛の太さといい、
何だか私にそっくりな人の肖像画があったんですけど、気の所為でしょうか。(笑)

後で、見に行った母にも聞いてみたんですが、笑って頷いていました。
ってことは、似てたのかな。

新たな発見あり、と思った今回の展覧会でした。

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