冒頭より流れるクラシック音楽。
夜中、ビルの屋上にて。
それがあんな凄惨な事件に使われるのも「相棒」ならではですね。
奇しくも放送日の11月29日は、愛知の女子大生殺害事件の
判決が下りた日。
「人を殺して弱い自分を変えたい」
という身勝手な理由から、たまたま擦れ違った女子大生を追いかけ、
命乞いされても構わずにナイフで刺したという残忍な事件。
何故か、ドラマで殺害の手段として使われたリボンの赤い色が、
彼女の血の色に見えて仕方の無い今回でした。
事件の時効は27日でしたが、この日の放送に何か偶然を感じずには
いられません。
ってまったくの偶然でしょうけど。
それはそうと、本編。
今回は「時効」の絡んだ重たい事件で、それを追いかけた刑事さんの
執念の物語でもありましたね。
偶然にも、病室で聞いていたラジオのクラシック音楽番組。
そこからリクエストの男性がとんでもない告白を……。
って、殺人の告白なんて朝から激しいなおい!!
そりゃあ聞いてる人たちもびっくりでしょう。
それ聞いて卒倒したお爺ちゃんいたかもよ。
ってくらいに衝撃的な内容でしたね。
しかし、偶然聞いていたのは病院に入院していた刑事さんだけじゃ
なかった。
なんと特命のお二人もでしたね。
張り込み終わって、朝帰りのお二人。←無駄にエロくしてみた。(おい)
内村さんの命令らしいですが、相変わらず刑事としてのカンは冴えて
いない模様です。
今回はそれのお陰でこのラジオ番組を聴くことが出来たから、まあ
いいのかな?
男性が告白している内容が、15年前の事件の概要だと気付いた
右京さん、速攻で事件現場へ。
って、捜査一課もお出ましですね。
(偶然にだけど)先回りしちゃってる特命の二人にウンザリしている
イタミンと三浦さんの様子がとてもおっかしー。
ちなみに病室の刑事さん。
この事件を15年も追っていたんだけど、病に倒れてしまって入院中。
時効を病室で迎えることとなってしまい、非常に気持ち的に焦っていた
ご様子。
しかもその間に妻を亡くし、娘とは絶縁状態。
非常に悲惨な状態です。
だから、是が非でも逮捕したかったんだろーなー。
でも、初動捜査の間違いから迷宮入りとは。
何とも言いようがないといいますか。
やっぱ、捜査に思い込みはいけないんですねえ。
彼の、刑事としてのプライドが、初動捜査の間違いを修正させるのを
躊躇わせたと言っていましたけど、
右京さんの捜査方法を傍で見ている薫ちゃんにとっては、
実に下らないプライドだったんだろーなー。
なーんて思っちゃったい。
だって、思い込みに走りそうになった右京さん、
「僕としたことが」
って言ってすぐに軌道修正するからねー。(笑)
ところで、ラジオにリクエストと同時に犯行時の様子を告げた男性、
実は、殺された女性の婚約者だったとは。。。
えええ?
彼も怪しい人物だったん?
なーんて一瞬思ったのですが、どうやらそうではなくて、
当時、怨恨の線で捜査していたので、一番に疑われてしまったので
捜査内容を知っていたそうですね。
彼も、彼女の殺人事件が時効を迎えるに当たって、このラジオ番組で
告白じみたことをすることによって、警察に事件を思い出して貰おうと
あんなことをしたらしいです。
まあ、確かに。
お陰で事件は再び動き出したのは事実なんだけど。
ところで今回可笑しかったのは、角田課長。
執念で事件を追いかけ、家庭を顧みず、その間に奥さん亡くすは、
娘(馬渕英俚可ちゃん)には嫌われるは、しかも己までもが病に
倒れてしまった刑事さんのことを引き合いに
「仕事に没頭し過ぎて女房に逃げられちゃあな。お前も気をつけろよ」
なーんて親切に薫ちゃんに忠告しに来たワケですが、
薫ちゃんの視線の先には右京さん……。
って、うおおお!
そういえば右京さんも離婚経験者だったっけ!
そんな右京さん。
「自分は(奥さんに)逃げられたワケじゃない」
って言ってましたけど、
実際本気でたまきさんに逃げられてたら
どうしよう……。
そんなこと、ありそうでイヤンです。(苦笑)
当時も推理に夢中になって、時折固まってたんだろーなー。
さてさて。
そんな今回の犯人は、ずーっと姿が見えない状態だったんですが、
まさにそれが狙いだったのかなあ。
と思ってしまった今回。
だって、特命の二人が突き止めた真実って、
あまりに虚しい結果なんだもん。
犯人は、とある会社社長の息子で、まさに興味本位の状態で
女性を面白半分に殺してしまったらしい。
そしてその彼は、大学在中に(卒業論文を書きかけの状態で)
海外留学したらしく、そのままずーっと外国暮らし???
じゃあ彼を海外先で捕まえたらいいじゃん。
と思ったのに。
その海外先で事故死だなんて……。
つまり、犯人は事件の二年後に事故死してしまったというのが
本当の真実。
だから、入院していたあの刑事さんは、既に亡くなっていた犯人を
15年も追っていた、ということらしいのです。
しかもその間に、妻に先立たれ、娘とは絶縁。
自分は重い病に倒れて僅かな命しか残されていないというのに、
人生を棒に振ってまで費やした15年という歳月が、
実は何の意味も持たない時間だったなんて………。
うう。
むごい。
やっぱ、「相棒」で明かされる真実は残酷な事実ばっかだ。
そんな虚しい結末って、あっていいもんだろうか。
ちょっとは報われて欲しかったような……。
でも、真実ってのは、こういうものなのかなあ。
ああ難しい。
さて、真実が明らかになったところで、特命二人が病室へ。
突き止めた真実を報告するために、刑事さんに事の顛末を
話そうとする右京さん。
でも。
思い余った薫ちゃん、嘘ついちゃいましたね。
薫ちゃんのついた嘘に、一瞬固まり、振り返る右京さんの表情が
印象的でした。
でも、薫ちゃんに合わせて嘘をまことしやかに並べる右京さん。
確かに決定的な証拠だとか、本当のことを話しているんだけど、
「犯人が死んでいた」ってことだけは伏せて話すその一生懸命さが、
なんか右京さんらしくなくて、逆によかったなあ、 と。
警察の人がやっちゃいけないんだろうけど、でも、これも“人助け”
なんですよね。
執念を燃やして『刑事』という仕事に人生を捧げた先輩への、
ささやかなるプレゼントのように思えました。
娘さんは真実を知った時、どうだったんだろうなあ。
「馬鹿な親父」
と思いつつも、可哀想にも思っただろうしまた、刑事の仕事に
一生捧げた父の不器用さに、誇りを感じたかもしれない。
でも、親子が仲直りして、本当によかったと思います。
花の里にて、遅れてきた右京さん。
実はその夜、刑事さんが亡くなったらしいのです。
犯人は逮捕されたという朗報を聞いたし、娘とは仲直りしたし。
まさに
「人生最良の日」
でも、真実を知っているというのは、本当に辛いもんですよねえ。
薫ちゃんも、警察らしからぬことをしてしまった、と反省しきりでしたが。
「私も共犯」です。
と語る右京さん。
警察の人間だけど、罪びと。
そんなエロい響きに萌えてしまった私はアホですねー。
(↑おい)
真実は残酷だったけど、でも、優しい風が吹いた。
そんな今回の「相棒」だと思いました。
さてさて。
そんな次回はいよいよ佐野史郎さん登場ですね!
怪しいソムリエ振りに期待だ!(笑)
夜中、ビルの屋上にて。
それがあんな凄惨な事件に使われるのも「相棒」ならではですね。
奇しくも放送日の11月29日は、愛知の女子大生殺害事件の
判決が下りた日。
「人を殺して弱い自分を変えたい」
という身勝手な理由から、たまたま擦れ違った女子大生を追いかけ、
命乞いされても構わずにナイフで刺したという残忍な事件。
何故か、ドラマで殺害の手段として使われたリボンの赤い色が、
彼女の血の色に見えて仕方の無い今回でした。
事件の時効は27日でしたが、この日の放送に何か偶然を感じずには
いられません。
ってまったくの偶然でしょうけど。
それはそうと、本編。
今回は「時効」の絡んだ重たい事件で、それを追いかけた刑事さんの
執念の物語でもありましたね。
偶然にも、病室で聞いていたラジオのクラシック音楽番組。
そこからリクエストの男性がとんでもない告白を……。
って、殺人の告白なんて朝から激しいなおい!!
そりゃあ聞いてる人たちもびっくりでしょう。
それ聞いて卒倒したお爺ちゃんいたかもよ。
ってくらいに衝撃的な内容でしたね。
しかし、偶然聞いていたのは病院に入院していた刑事さんだけじゃ
なかった。
なんと特命のお二人もでしたね。
張り込み終わって、朝帰りのお二人。←無駄にエロくしてみた。(おい)
内村さんの命令らしいですが、相変わらず刑事としてのカンは冴えて
いない模様です。
今回はそれのお陰でこのラジオ番組を聴くことが出来たから、まあ
いいのかな?
男性が告白している内容が、15年前の事件の概要だと気付いた
右京さん、速攻で事件現場へ。
って、捜査一課もお出ましですね。
(偶然にだけど)先回りしちゃってる特命の二人にウンザリしている
イタミンと三浦さんの様子がとてもおっかしー。
ちなみに病室の刑事さん。
この事件を15年も追っていたんだけど、病に倒れてしまって入院中。
時効を病室で迎えることとなってしまい、非常に気持ち的に焦っていた
ご様子。
しかもその間に妻を亡くし、娘とは絶縁状態。
非常に悲惨な状態です。
だから、是が非でも逮捕したかったんだろーなー。
でも、初動捜査の間違いから迷宮入りとは。
何とも言いようがないといいますか。
やっぱ、捜査に思い込みはいけないんですねえ。
彼の、刑事としてのプライドが、初動捜査の間違いを修正させるのを
躊躇わせたと言っていましたけど、
右京さんの捜査方法を傍で見ている薫ちゃんにとっては、
実に下らないプライドだったんだろーなー。
なーんて思っちゃったい。
だって、思い込みに走りそうになった右京さん、
「僕としたことが」
って言ってすぐに軌道修正するからねー。(笑)
ところで、ラジオにリクエストと同時に犯行時の様子を告げた男性、
実は、殺された女性の婚約者だったとは。。。
えええ?
彼も怪しい人物だったん?
なーんて一瞬思ったのですが、どうやらそうではなくて、
当時、怨恨の線で捜査していたので、一番に疑われてしまったので
捜査内容を知っていたそうですね。
彼も、彼女の殺人事件が時効を迎えるに当たって、このラジオ番組で
告白じみたことをすることによって、警察に事件を思い出して貰おうと
あんなことをしたらしいです。
まあ、確かに。
お陰で事件は再び動き出したのは事実なんだけど。
ところで今回可笑しかったのは、角田課長。
執念で事件を追いかけ、家庭を顧みず、その間に奥さん亡くすは、
娘(馬渕英俚可ちゃん)には嫌われるは、しかも己までもが病に
倒れてしまった刑事さんのことを引き合いに
「仕事に没頭し過ぎて女房に逃げられちゃあな。お前も気をつけろよ」
なーんて親切に薫ちゃんに忠告しに来たワケですが、
薫ちゃんの視線の先には右京さん……。
って、うおおお!
そういえば右京さんも離婚経験者だったっけ!
そんな右京さん。
「自分は(奥さんに)逃げられたワケじゃない」
って言ってましたけど、
実際本気でたまきさんに逃げられてたら
どうしよう……。
そんなこと、ありそうでイヤンです。(苦笑)
当時も推理に夢中になって、時折固まってたんだろーなー。
さてさて。
そんな今回の犯人は、ずーっと姿が見えない状態だったんですが、
まさにそれが狙いだったのかなあ。
と思ってしまった今回。
だって、特命の二人が突き止めた真実って、
あまりに虚しい結果なんだもん。
犯人は、とある会社社長の息子で、まさに興味本位の状態で
女性を面白半分に殺してしまったらしい。
そしてその彼は、大学在中に(卒業論文を書きかけの状態で)
海外留学したらしく、そのままずーっと外国暮らし???
じゃあ彼を海外先で捕まえたらいいじゃん。
と思ったのに。
その海外先で事故死だなんて……。
つまり、犯人は事件の二年後に事故死してしまったというのが
本当の真実。
だから、入院していたあの刑事さんは、既に亡くなっていた犯人を
15年も追っていた、ということらしいのです。
しかもその間に、妻に先立たれ、娘とは絶縁。
自分は重い病に倒れて僅かな命しか残されていないというのに、
人生を棒に振ってまで費やした15年という歳月が、
実は何の意味も持たない時間だったなんて………。
うう。
むごい。
やっぱ、「相棒」で明かされる真実は残酷な事実ばっかだ。
そんな虚しい結末って、あっていいもんだろうか。
ちょっとは報われて欲しかったような……。
でも、真実ってのは、こういうものなのかなあ。
ああ難しい。
さて、真実が明らかになったところで、特命二人が病室へ。
突き止めた真実を報告するために、刑事さんに事の顛末を
話そうとする右京さん。
でも。
思い余った薫ちゃん、嘘ついちゃいましたね。
薫ちゃんのついた嘘に、一瞬固まり、振り返る右京さんの表情が
印象的でした。
でも、薫ちゃんに合わせて嘘をまことしやかに並べる右京さん。
確かに決定的な証拠だとか、本当のことを話しているんだけど、
「犯人が死んでいた」ってことだけは伏せて話すその一生懸命さが、
なんか右京さんらしくなくて、逆によかったなあ、 と。
警察の人がやっちゃいけないんだろうけど、でも、これも“人助け”
なんですよね。
執念を燃やして『刑事』という仕事に人生を捧げた先輩への、
ささやかなるプレゼントのように思えました。
娘さんは真実を知った時、どうだったんだろうなあ。
「馬鹿な親父」
と思いつつも、可哀想にも思っただろうしまた、刑事の仕事に
一生捧げた父の不器用さに、誇りを感じたかもしれない。
でも、親子が仲直りして、本当によかったと思います。
花の里にて、遅れてきた右京さん。
実はその夜、刑事さんが亡くなったらしいのです。
犯人は逮捕されたという朗報を聞いたし、娘とは仲直りしたし。
まさに
「人生最良の日」
でも、真実を知っているというのは、本当に辛いもんですよねえ。
薫ちゃんも、警察らしからぬことをしてしまった、と反省しきりでしたが。
「私も共犯」です。
と語る右京さん。
警察の人間だけど、罪びと。
そんなエロい響きに萌えてしまった私はアホですねー。
(↑おい)
真実は残酷だったけど、でも、優しい風が吹いた。
そんな今回の「相棒」だと思いました。
さてさて。
そんな次回はいよいよ佐野史郎さん登場ですね!
怪しいソムリエ振りに期待だ!(笑)
「相棒」、今回の話は、亀右の朝帰りから始まりましたねv
ラスト、刑事さんに報告する時に、
嘘をつく亀山くん、
そして、それに付き合ってあげる右京さんが、
私的には、とっても良かったです。
亀右派には、萌えの多い回でしたね~。
(ちなみに私は、小野右派ですv )
(うん、アホだ)
ラスト、亀山くんのウソに乗って、事件の概要を説明する右京さん。
よかったですよねー。
私も大好きなシーンでした!
って、こねこ様は小野右派でしたか!!
渋いですねvv
私はどちらも捨てがたいので、纏めていらっしゃい状態です。(苦笑)