5月に集中検証…市民・連合クラブ政策研修と視察調査
「これからの北見市には何が必要か?!」平成28年度予算成立以降の、北見市政の課題について検証作業をすすめるため、市議会市民・連合クラブでは5月に集中的な政策研修と視察調査を行いました。
5月27日には釧路市役所を訪問し、平成27年に完成なった「防災庁舎」施設を視察しました。RC構造、地上5階建て。2~3階中間免震構造で、北海道が公表した最大クラスの津波(防災庁舎で8m)に対しても、電算室、電気室、避難所、備蓄庫などの重要な施設・設備の安全性が保たれる高さを確保していました。全国的なモデル事業として高い評価を受けているだけに、細かいところにも心配りのある庁舎です。パーティションに地場産のカラマツ材を使い飲料水の保管場所にしたり。地元・王子製紙のダンボールベッドを防災備品として契約している点には思わず納得!北見市がJパックとダンボールベッドの契約備蓄してことなど、わが町に照らして見せていただきました。
北見市も平成32年度までには、新市庁舎を完成させなければなりません。釧路市庁舎を参考にしながら、いざという時に市民が安全・安心に避難できる防災機能をしっかりと備えて行きたいと思います。
今回の釧路市訪問にあたって、北見市と釧路市間の地域公共交通の連携がどう図られているか?をテーマに実際に往路は北見バスの「都市間バス」、復路はJR釧網本線と石北本線を利用して乗車体験してきました。都市間バスは約3時間の乗車で運賃は¥3,390。JR釧網本線と石北本線の2路線を網走駅5分間の待ち合わせで約4時間強¥4,750の運賃で移動しました。
普段であれば時間と費用の比較で、より早くより安い交通手段を選択しがちですが、実際に釧網本線に乗ってみると、「豊かで緩やか穏やかな列車の旅」に接することができました。とかく世知辛い生活を送っていると忘れてしまいそうなこと。太平洋岸の釧路の景色は、湿原から内陸の川湯につながり、硫黄山の迫力、そしてオホーツク海岸に沿って、再び大海の海辺の様子を眺めながらの半日旅行に、これからの道東の鉄道観光の可能性にも触れたような思いでした。
地元に居ても気づかない「その地域の魅力」を掘り起こして、もっとアピールしようと誓った検証視察でした。
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5月前半に行った政策研修と自治区視察は次ような内容でした。
5月10日には、商工観光部=北見市観光推進プロジェクト補助金等の詳細について。企画財政部=地域公共交通のあり方、JR石北本線とバス等交通連携について。
子ども未来部=子ども子育て施設整備、屋内子ども遊戯場整備事業について。
市民環境部=各自治区廃棄物処理施設の現状・北見自治区クリーンセンター視察。
端野自治区=のんたの湯の温泉源の実情について。
5月11日には、留辺蘂自治区、常呂自治区の現場を訪ねて、担当者から直接説明を受けるとともに意見交換を行いました。
留辺蘂自治区=山の水族館に続く観光の課題、北見市・訓子府町・置戸町一般廃棄物最終処分場・広域廃棄物処理施設の現状について。
常呂自治区=遺跡埋蔵文化財センターで、常呂遺跡世界遺産登録への取り組み。サロマ湖ワッカネイチャ―センターでワッカ原生花園タンク油漏れの状況、植生の復旧状況について。手工芸館の老朽化対策。国営岐阜地区土地改良施設の状況を視察しました。
先進都市の事例を研究することも大事ですが、まず自分たちの足元をよく見つめなおして、これからの北見市にとって何が必要か、どの事業に優先順位をつけていくかをしっかり検証していきたいと思います。
「これからの北見市には何が必要か?!」平成28年度予算成立以降の、北見市政の課題について検証作業をすすめるため、市議会市民・連合クラブでは5月に集中的な政策研修と視察調査を行いました。
5月27日には釧路市役所を訪問し、平成27年に完成なった「防災庁舎」施設を視察しました。RC構造、地上5階建て。2~3階中間免震構造で、北海道が公表した最大クラスの津波(防災庁舎で8m)に対しても、電算室、電気室、避難所、備蓄庫などの重要な施設・設備の安全性が保たれる高さを確保していました。全国的なモデル事業として高い評価を受けているだけに、細かいところにも心配りのある庁舎です。パーティションに地場産のカラマツ材を使い飲料水の保管場所にしたり。地元・王子製紙のダンボールベッドを防災備品として契約している点には思わず納得!北見市がJパックとダンボールベッドの契約備蓄してことなど、わが町に照らして見せていただきました。
北見市も平成32年度までには、新市庁舎を完成させなければなりません。釧路市庁舎を参考にしながら、いざという時に市民が安全・安心に避難できる防災機能をしっかりと備えて行きたいと思います。
今回の釧路市訪問にあたって、北見市と釧路市間の地域公共交通の連携がどう図られているか?をテーマに実際に往路は北見バスの「都市間バス」、復路はJR釧網本線と石北本線を利用して乗車体験してきました。都市間バスは約3時間の乗車で運賃は¥3,390。JR釧網本線と石北本線の2路線を網走駅5分間の待ち合わせで約4時間強¥4,750の運賃で移動しました。
普段であれば時間と費用の比較で、より早くより安い交通手段を選択しがちですが、実際に釧網本線に乗ってみると、「豊かで緩やか穏やかな列車の旅」に接することができました。とかく世知辛い生活を送っていると忘れてしまいそうなこと。太平洋岸の釧路の景色は、湿原から内陸の川湯につながり、硫黄山の迫力、そしてオホーツク海岸に沿って、再び大海の海辺の様子を眺めながらの半日旅行に、これからの道東の鉄道観光の可能性にも触れたような思いでした。
地元に居ても気づかない「その地域の魅力」を掘り起こして、もっとアピールしようと誓った検証視察でした。
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5月前半に行った政策研修と自治区視察は次ような内容でした。
5月10日には、商工観光部=北見市観光推進プロジェクト補助金等の詳細について。企画財政部=地域公共交通のあり方、JR石北本線とバス等交通連携について。
子ども未来部=子ども子育て施設整備、屋内子ども遊戯場整備事業について。
市民環境部=各自治区廃棄物処理施設の現状・北見自治区クリーンセンター視察。
端野自治区=のんたの湯の温泉源の実情について。
5月11日には、留辺蘂自治区、常呂自治区の現場を訪ねて、担当者から直接説明を受けるとともに意見交換を行いました。
留辺蘂自治区=山の水族館に続く観光の課題、北見市・訓子府町・置戸町一般廃棄物最終処分場・広域廃棄物処理施設の現状について。
常呂自治区=遺跡埋蔵文化財センターで、常呂遺跡世界遺産登録への取り組み。サロマ湖ワッカネイチャ―センターでワッカ原生花園タンク油漏れの状況、植生の復旧状況について。手工芸館の老朽化対策。国営岐阜地区土地改良施設の状況を視察しました。
先進都市の事例を研究することも大事ですが、まず自分たちの足元をよく見つめなおして、これからの北見市にとって何が必要か、どの事業に優先順位をつけていくかをしっかり検証していきたいと思います。