2月18日。昼過ぎから降り始めた吹雪は止む気配もなく、18時半開会のちょうなん幸子を囲む大集会への影響はいかに。来賓の参議院議員徳永エリさんを乗せた便は無事女満別に到着するか?参加の皆様の足止めにならないか?・・・・・、スタッフの心配をはね返すように、経済センター3階の大ホールは満杯になりました。ご参加ご協力いただきました皆様に心から感謝でございます。
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集会の中でお伝えした思いの一部です。
いのちを、守りたい。
いのちを守りたいと、願うのです。
生まれくるいのち、そして、育ちゆくいのちを守りたい。
若い夫婦が、経済的な負担を不安に思い、子どもを持つことをあきらめてしまう、そんな社会を変えていきたい。
未来を担う子どもたちが、自らの無限の可能性を自由に追求していける、そんな社会を築いていかなければなりません。
働くいのちを守りたい。
職を失った方々や、様々な理由で求職活動を続けている方々が、共同体の一員として活動していける社会をつくっていきたい。
すべての人が社会との接点を持っている、そんな居場所と出番のある、新しい共同体のあり方を考えていきたい。
いつ、いかなるときも、人間を孤立させてはなりません。
一人暮らしのお年寄りが、誰にも看取(みと)られず孤独な死を迎える、そんな事件をなくしていかなければなりません。誰もが、地域で孤立することなく暮らしていける社会をつくっていかなければなりません。
覚えていらっしゃるでしょうか!政権交代を実現して、最初の施政方針演説の冒頭です。私が国会で32年間仕事をし、民主党結成から政権交代に至るまでずうっと思い続けてきたまさにその思いです。民主党が作るべき政治、民主党がめざすべき社会は、ここにあります。 私は北海道・オホーツクそして北見というステージで「新しい政治のモデル」・「新しい政策のモデル」を作る、そのことに全力を挙げて取り組みます。
先日、名古屋の市長選・愛知県の知事選がありました。その結果の意味を考えてみました。あの選挙で市民は本当に当事者であったのだろうか。政治家自らが選挙の争点を作り出すまさに「劇場型」の政治、「劇場型」の選挙ではなかったか。その手法は小泉政権が演じてきたものと同じ。あのようなやり方で、本当に地域社会の抱える課題が議論され、あるべき地域社会の将来が展望されるのか。減税という言葉は耳触りのよい言葉ですが、それだけでは地域の課題は解決しません。
私は、解決すべき課題を抱える「当事者の声」、「当事者の思い」、それを当事者とともに政策にしていくこと、これこそが地方政治のあり方だと思っています。子どもを持つお母さん、子どもを持てない若い夫婦、老親を介護する皆さん、病院通いに四苦八苦する皆さん、就職活動に明け暮れなくてはならない学生の皆さん、TPPの危機にさらされる農家の皆さん、消費の低迷に苦しむ商店街の皆さん。様々な課題を抱える様々な皆さんがいます。「当事者」とは、解決すべき同じ課題を抱える皆さんのことです。
私は「種まく人とともに」ということを云い続けてきました。それは、「当事者一人一人の声が政策の種だ」ということです。私も皆さんも、「当事者の一員」として、ともに課題に向き合い、ともに政策を作っていきたい、この思いが多くの皆様に伝わりますように!